自分で車をメンテする上でサービスマニュアル(ワークショップマニュアル)とパーツリストの入手は必須である。
ポルシェ911の場合、BentleyのService Manualや、ヘインズHaynesのAutomotive Repair Manualが有名で、ヘインズのものはヴィンテージパブリケーションから日本語版も発行されている。
やや高価だが日本語ではナゴヤマガジンの発行している911メンテナンスブックが役にたつ。
英語版のマニュアルでも結構高価であるが、英文であるので値段だけの価値があるか判断に迷うところである。
パーツリストはPETというCD ROMがオークションなどに出ているが、これも結構高い。
英語版だが、無料でこれらのサービスマニュアル(ワークショップマニュアル)とパーツリストをダウンロードできるサイトを見つけた。
イギリスのマニアが公開しているサイトで、pdfファイルだから扱いやすい。
ポルシェの各モデル以外にレンジローバーやジャガー、フェラーリ、BMW、コスワースエンジンのフォード、ロータス、トヨタや三菱、スバルのマニュアルもある。
非常に有用なサイトだと思う。
http://cannell.co.uk/Manuals.htm
http://www.cannell.co.uk/Manuals_Original.htm
●追記 2014,06.12
http://cannell.co.uk/Manuals.htmのサイトだが、いつのまにか消えている。
しかしながら、消えてしまった過去のwebサイトを閲覧できる方法がある、
Internet Archive Wayback Machine(https://archive.org/web/)にアクセスして消えたURL(http://cannell.co.uk/Manuals.htm)を入力すれば閲覧できる場合がある。
下記↓を参照するとWayback Machineの仕組みがわかる。
https://warp.da.ndl.go.jp/contents/reccommend/world_wa/world_wa02.html
●追記 2016.10.22
https://archive.org/web/のサイトの使い方は、サイトにアクセスして消えたURL(http://cannell.co.uk/Manuals.htm)を上部の欄に貼り付ける。
そうすると年号の表示が出るので、カーソルを黒い線のある年にあわせてクリックすると表示されるカレンダーから、太字の日を探してクリックすると消去されたページが表示される。
カレンダーが表示されない場合は別の年を選んでクリックする。
https://archive.org/web/の使い方が判らない方は、検索エンジンに次のアドレスを貼り付けるか下の関連情報URLをクリックすると直接マニュアルの選択ページに到達できる。
https://web.archive.org/web/20140323063257/http://www.cannell.co.uk/Manuals.htm
これを開くと、WAYBACK MACHINEのページになり、ワインレッドの背景のManualsのページが開く。
画面を下の方に送って入手したいサービスマニュアルを探す。
サービスマニュアルのタイトルの行を右に辿るとファイルのサイズの記載があり、そのすぐ右側のファイル名(ダウンロードのリンク)をクリックする。
画面に大きく「Not Found」と表示されるが、画面の一番上にバックアップされた日付を示す縦の黒い棒が何本か出てくる。
赤いカーソルを横に動かして黒い棒の上に重ねてクリックするとダウンロードが始まるところが見つかる。
ダウンロードが始まるところが見つからなかった場合は残念ながらWAYBACK MACHINEに保存されていたファイルが消失している。
うまくダウンロードが開始されても一般にサービスマニュアルのファイルサイズが大きいのでダウンロードに数分必要になる。
●追記 2018.10.6
Wayback Machine を使って過去のサイトを見ることができたが保存されたファイルがだんだんと減ってきている。
ダウンロード出来ないファイルが多くなりつつあるので早めにダウンロードすることをお勧めする。
前述の方法でダウンロードできたか、できなかったか、現状を把握したいので、コメントに記載して欲しい。
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Posted at
2011/02/06 17:09:56