町道瓶ケ森(かめがもり)線を走った翌日は宿の近くの林道でウォームアップした。
林道の真ん中が深くえぐれていて落輪するのが恐ろしい。
久万高原の美川スキー場(ハイランドパークみかわ)に登った。
ここは久万高原ラリーが開催されたメインステージである。
SS(スペシャルステージ)の多くが標高1000メートル以上の高地に設定されているため、別名「天空のバトル」とも言われるラリーだ。
ラリーの拠点であるハイランドパークみかわまで登る県道328号(柳谷美川線)は最初は狭い舗装道だったが、登るにつれて2車線の快適な道路になり、ヒルクライム状の走りが出来る。
ラリー仕様にしたマーチ・スーパーターボを久しぶりに思う存分走らせてやる。
軽量でハイパワーなので急な山道をハイスピードで駆け上ってもアクセルに十分余裕がある。
30年前の車なのにどうしてこんなにキビキビと楽しく走れるのだろう。
装着してきた新品のラリータイヤはグリップも良く快適にヒルクライムができた。
週日だったせいか対向車は全く無い。
かなり登って美川スキー場を越えると山肌が笹や草地になり展望が良くなり、石鎚の方向か遠くの山が見える。道路は1車線になるが舗装状態は良好。標高は約1500メートル。
美川峰の付近は特に展望が良い。
大川嶺分岐点から大川嶺さらに笠取山まで行く。道は狭くなるがコンクリート舗装の路面。
笠取山からの展望も良好。紅葉には少し早かった。

ここまで17キロの間ですれ違う車は1台のみ。
大川嶺分岐点に戻りカルストの方に向かう。長い下りは谷筋なので展望が全く無い。
少し国道を走ってから県道で地芳峠まで登る。
東のカルストに向かうと急に道が狭くなる。両側に露出した石灰岩が見える。牛と馬が放牧されている。
姫鶴平、五段高原、天狗荘の前から長い東津野川林道を下り国道439号に出る。
国道439号はヨサクと呼ばれ、酷道としては有名な道路だが、狭い部分もあるものの、改修されて道幅も広く交通量が少ないのでバンバンと快調に走れる部分も多い。
長者トンネルから北東に少し下ったところから県道18号に入る。急な斜面の山肌にある長者の村落の中を通るが最初から狭い道にびっくり。
車の車幅程度の道路で、長者村落を通り抜けるだけで冷や汗をかく。村落を通過したら広くなるかと思ったがそのままの道幅。
マーチの車幅と比較して欲しい。

路面は良好だがウネウネと狭い道を10キロ登り大峠を走ってまた数キロ狭い道を下ってダム沿いになりようやく道幅が広くなり越知町に着く。
川沿いの宮の前公園でコスモス祭りをやっていたので寄ってみる。
百名滝の「大樽の滝」(おおたるのたき)を見に行く。西の方に5キロほど入り、林道に駐車して山道を歩いて下り始めると、豪快な滝音が聞こえ350メートル谷を下って滝に到着。
落差は34メートルだが滝音のせいかもっと大きく見える。
暫く走り、今日の宿となるペンションで夕食。
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ドライブ | クルマ
Posted at
2018/10/20 10:22:44