コロナ騒ぎのプチドライブ

家の中に籠っているのはストレスが溜まる。
特に今日は快晴なので出掛けないのは辛い。
ということでプチドライブに出掛けることにした。
目的地は、人と接触しないで、空いていて、景色の良い場所 である。
幸い近くに適当な場所があった。北摂(摂津の北部、つまり大阪の北の地区)の大野山(おおやさん)である。
大野山は兵庫県川辺郡猪名川町にある標高753.5mの山で、ふるさと兵庫50山のひとつ。
大野山は山頂からはほぼ360度の視界が見渡すことが可能で、六甲山、篠山や京都方面の丹波の山脈、遠くは瀬戸内海や大阪市街も望むことができる。春にはツツジやアジサイの見どころである。

頂上には猪名川天文台アストロピアがある。トイレはあるが売店や茶店などは無い。
ここは珍しく頂上近くまで車でアクセスすることが可能で、しかも頂上近くに広大な無料駐車場がある。

狭い山道だが登りと下りが一方通行なので対向車を気にしないで気楽にアクセスできる。
路面は荒れているところがあるが全線舗装道路である。
ガードレールの無いところもあり、落輪の恐れもあり、適度な緊張感の運転が楽しめるので楽しいドライブになる。
今日はポルシェで走行したが、普通の車高ならボルシェでも１速と２速だけで登りきることが出来る。
ヘアピンカーブなどではアンギュレーションがあるので車高を極端に下げた車両は腹を擦る恐れがあるので注意が必要だが普通の車両なら問題は無い。
山の頂上で、風もあり、人との接触のリスクも無いのでコロナウイルス騒ぎの今はちょうど良いプチドライプコースになると思う。芝生でピクニックも出来る。
アクセスは川西または池田から県道１２号線(猪名川渓谷ライン)に入り、杉生(すぎお)の信号交差点を左折して県道５０７号を大野アルプスランドの標識に従い走行すればよい。


柏原という突き当りにバスターミナルがあるが、ここから右折して山道に入り、急に狭くなった一方通行の山道を約４キロ走行すると大野山の頂上近くにたどり着く。

帰途も一方通行で登りと違うコースの下りであり、チェリーゴルフ猪名川コースの横を通って県道５０７号を経て県道１２号線に戻る。

さらに県道１２号線を北に進み、篠山後川(ササヤマ シツカワ)交差点で左折し、突き当りＴ字路を右折して走行すると永沢寺（エイタクジ）にたどり着く。
蛇足だが、地名の永沢寺は「エイタクジ」と読むが、ここにある曹洞宗の寺院の永澤寺は「ヨウタクジ」と読むのでややこしい。ここはボタンや菖蒲の花で有名で、蕎麦も有名である。ここで昼食を取るのも良い。

ここから真っすぐ道なりに下ると茶の産地で有名な母子(モウシ)を経て三田の上井沢に出る。ここから舞鶴若狭道の三田西インターが近いし、国道１７６号線を南下すれば西宮北インターにアクセスできる。
神戸や大阪スタートで約１００キロのドライブコースになる。