2022年10月11日
(続)芦有の拾得物のその後は予想したように大変だ。
やっぱり危惧したような状況だ。
名刺入れを拾得したときに、即座にどうしたものかと考えた。
携帯電話の番号がわかれば落とした人に直接電話して発送方法(返却方法)について了解を得てから発送しようと思ったが、携帯電話の番号が判らない。
落とした人の住所氏名は判っているが勝手に着払いの宅急便などで送りつけて品物が行方不明になることは避けたい。
落とし主は若くて独り住まいのようなので固定電話は無さそうだ。
警察なら落とし主の携帯電話の番号を素早く調べて連絡してくれるものと思って警察に届け出た。
拾得して届け出た日は日曜日、翌日は体育の日で祭日。
しかしながらスピード感に乏しい警察の対応では落とした人への連絡はいつになるのか、気になって仕方が無いので、拾得した翌日に落とし主宛にハガキで、警察に拾得物として届けてあるので警察に連絡して欲しいと連絡した。
拾得した日から三日目の今日の午後警察から電話があった。
落とした人と連絡がついたという話かと思ったが、電話の内容に呆れた。
「拾得物件預り書」という書類が公式の書類だが、最初の行に「有権」「棄権」「失権」「無権(公務)」という欄がある。
裏面に、
>物件に関する権利(費用を請求する権利、報労金を受ける権利、所有権を
>取得する権利)を放棄しなかった場合は、落とし主が判明して落とし物を
>返したときにお知らせします。
>この場合は、拾われた金額または物品の価格の5パーセントから20パーセントの
>範囲内でお礼(報労金)を受け取ることができますので落とし主とお話し合いして
>ください。
と記載があり、届け出たときに、この権利を保有するか、放棄するかどうするかという質問があり、権利を保有すると伝えた。
何もお礼が欲しい訳ではないが、一旦放棄した権利は回復できないが、権利の放棄はいつでも可能だから、丁寧にお礼を言っていただければその段階で権利を放棄したらよいが、落とし主が非常識で、こちらの労力なども全く無視するような態度なら権利を行使したいと思ったので権利を保有すると伝えてあった。
拾得物を届け出てから48時間以上経過した今日の午後に警察の拾得物の担当から電話があった。
落とし主と連絡がついたという連絡かと思ったら、拾得物件届け出のときに「物件に関する権利を保有する」となっているが「本当に権利を保有するつもりか」との再度の確認のための問い合わせだった。
権利を行使するためには落とし主と直接交渉しないといけないとか、婉曲に権利を放棄しないかといわんがばかりの話があった。
で、落とし主と連絡がついたのかと尋ねたら、調査中でまだ連絡はついていないという。
えーっ、まだアクションもしていないのか。
住所・氏名が判明しているのに警察では携帯電話の番号も調べようとしないのか。
いくら日曜・祭日が重なったとは言え余りのスローなアクションに呆れながら、実は落とし主には警察に届け出てあるので警察に取りに行くようにと昨日ハガキを送ったというと、それを聞いて係員はちょっと焦っている感じだったように思う。
役所仕事の遅いのは承知しているが、スピード感が全く無い。
「芦有の拾得物のその後が心配」とブログを書いたが、心配した通りの流れで進行している。(苦笑)
落とし主は後始末でいろいろ困っているに違い無いので警察が素早く連絡を取って欲しいだけなのだが・・・・
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Posted at
2022/10/11 20:24:37
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