Poulan Proポーラン・プロという芝刈り機を使っている。
Poulanは日本ではほとんど知られていないブランドだが、アメリカでは広く使われているブランドで、スウェーデンのHusqvarna ハスクバーナの傘下の芝刈り機などのブランドで旧い機種だが頑丈で確実にエンジンが掛かり重宝している。
何年も前に中古で安く買った芝刈り機で、刈る芝生の長さの調節幅などが荒く、細かい調整が出来ないなどの弱点はあるもののガッシリと作られており頑丈で間違いなく作動してくれている。
Poulanのエンジンはブリッグス アンド ストラットンBriggs & Stratton 550という158ccで5.5馬力のサイドバルブエンジンで、やや喧しいエンジンだがトルクが強くしっかりと芝生が刈れる。
何年もプラグを替えていないので交換しようとしたがプラグの軸が錆びていて刻印が判らない。
Briggs & Strattonは汎用エンジンのメーカーで、日本でいうところのロビンのようなエンジンだ。
で、日本のBriggs & Strattonに連絡して点火プラグの番手を尋ねた。
エンジンのモデル番号・タイプ番号から簡単に該当の部品番号を調べて教えてくれた。
部品番号は796112Sだというが、これでは点火プラグのサイズも熱価も判らない。
NGKの同等品を尋ねたが、間違いなく作動するために純正プラグを買ってくださいと言われて同等品を教えてくれなかった。
Briggs & Strattonを扱っている店は日本では極めて少ない。ヤフーショッピングで価格を調べたら、点火プラグが何と1本1万3千円という値段を見て目を疑った。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/swiftmall/b005f6rxta.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title
たかが点火プラグ、1000円以下で購入できるはず。
eBayで調べると、US $9.99だが、送料がUS $17.38も掛かる。
何とか同等品を探そうとした。
Briggs & Strattonの純正プラグにはBriggs & Strattonの名前と部品番号しか記載が無いが、どうやらChampionで作っているらしいと判明し、Champion RJ19LMが同等品と判明。
そこから辿ってNGKのBR2LM(アマゾンで432円)が同等品と判明した。
自動車の点火プラグは各メーカーから純正部品として供給されているが、市販と同じ品を純正の箱に入れているものがほとんどで容易に互換品番が判るのにBriggs & Strattonは純正プラグに独自の部品番号を表示するのみで、他社品を使わせないというその強い排他性に驚いた。
Posted at 2022/05/28 22:14:09 | |
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