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旧車王国のブログ一覧

2022年09月23日 イイね!

第3回 オールフェアレディZミーティング in 小樽

札幌までマーチ・ス-パーターボを移送したついでに、ちょうど小樽港のおたるマリン広場で開催されているフェアレディZのイベントに行ってきた。

台風の影響で天気は曇っており、いつ降るかわからない天候なので、実際にどの程度の車両が集まっているのかと心配になったが、小樽港の中の広場にS30が10台ほど、他にS31が数台、Z33系など新しいものが20台ほど集まっていた。

新車から乗っているという後期型の燃料噴射のNAPSのEGIのS30が来ていてオーナーとお話する機会があった。

完全にオリジナルに拘り維持しておられるのに感銘した。

これまでの整備記録や写真などが完璧に保存されており、新車の注文書まで残っているのには驚いた。
旧車王国のフェアレディZも新車購入時からワンオーナーで49年経過したが、ここまで完璧に資料は残っていない。
一度使用休止した時期があり、その後最登録するときにタンクの錆の対策に苦労したと聞いたが、これは王国のフェアレディZと全く同じトラブルで、しかも王国のフェアレディZのタンクは神戸から札幌のタンク補修専門店まで送ってタンクを切開して錆取り補修したことを思い出した。

他のS30も良い状態に保たれていた。寒冷地で錆びに耐えて保存するのは大変な苦労が必要だと思う。






















鬼キャンバー付きのS30には驚いた。
まるで後輪が外れかけているのではないかと見間違えるくらいだ。

このような趣味は無いが、ロアーアームを延長したりフェンダーとタイヤの干渉を防ぐためにアライメントを変える必要があるだろうし、車検の更新時の対応も大変だ。その労力と費用に耐えることに感心する。

会場の動画がyoutubeにアップされている。
https://www.youtube.com/watch?v=rmys60zahDs

会場の隅に停めてあった117クーペとレビンは素晴らしい状態だった。


Posted at 2022/09/23 14:38:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | フェアレディZ | クルマ
2022年05月11日 イイね!

S30フェアレディZのスピードメーターのトラブル

車のトラブルは予兆の無いものが多い。
新車から乗っているフェアレディZは快調に49年間活躍している。
先日久しぶりに乗って、快調だなぁ、と思っていたが速度計が止まっているのに気づいた。
ん、速度計が壊れたか、あるいは、速度計のワイヤが切れたかと思った。
「ワイヤ」と書いたが、当時の車は皆速度計が機械的なワイヤ駆動だった。
ワイヤというと電線という意味があるが、この場合のワイヤというのは電線ではなく、速度に応じて外皮の中で長いスプリングのようなシャフトが機械的に回転して速度を伝達する仕掛けである。
この長いスプリングのようなシャフトが外皮の中で回転しているので、ときどきミッション側からシャフトを引っ張り出してオイルに浸して潤滑を保つようにするのが常識だった。
最近のクルマは速度パルスという電子信号で速度計を駆動しているが、昔の速度計は皆ミッションから車輪の回転を機械的に取り出す方式だった。
ワイヤの破損ならまだマシだが、メーター本体の故障なら大変なことになると思った。
原因がメーターなのかケーブルなのか原因を特定しないと対処できない。
ミッション側のコネクターを外して調べてみた。シャフトが全く回らない。シャフト(ケーブル)が固着しているのか。
シャフトを無理矢理引っ張ると20センチほどシャフトスプリングが出てきたが固着していて回転しない。
固着かと思って、固着を解除しようとしたがうまくいかない。
スピードメーターケーブルを取り外そうとしてスピードメーターの裏側を見るために運転席の足元に首を突っ込んでステアリングの裏側にあたる部分を覗くが良く見えない。変な姿勢なので目眩がしそうになる。
何とかスピードメーターの裏側を見ることが出来たがスピードメーターケーブルの固定ネジを緩めるのはかなり難しい。
スピードメーターの裏側に手が入らないし、ペンチが入る余裕も無い。
何とかロングノーズのラジオペンチを突っ込みスピードメーターケーブルの固定ネジを緩めることに成功した。
狭いところに突っ込んだ指は痛いし、妙な姿勢で作業したので目眩がしそうな気分。
とはいえ何とかケーブルを外すことができたのは上出来。
幸い複製のケーブルも入手できそうで早速注文したが取り付けも苦労することになりそうだ。(+_+;)
Posted at 2022/05/11 20:31:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | フェアレディZ | クルマ
2022年02月17日 イイね!

73年式のフェアレディZの車検に行ってきた。

73年式のフェアレディZは車齢御年49歳だ。
この49年の間に旧車は毎年車検を更新しないといけない時期があり、このフェアレディZはおそらく30回ほど車検を経験している。
昔、まだユーザー車検が珍しかったころには何故素人が車検に来るのだという感じで、訳のわからん素人が車検に来るのはけしからんという感じで扱われた。
旧車が毎年車検を受けなければならない時期は大変だった。1年間の自賠責は割高になるので、期間が2年の自賠責に加入したら、どこで調べたのか、車検の有効期限より長い期間の自賠責には加入できませんと1年の期間の自賠責に変更して無理やり差額を返金されたこともある。

ドアミラーが解禁になり、フェアレディZのロングノーズにはフェンダーミラーが似合わないと早速ドアミラーに交換して車検に行ったら、特殊な治具というか視野を測定する板をリアの車軸の位置に置いて、「ホラ、全部見えないでしょう」といって不合格にされた。
保安基準第44条の細目告示第3節第224条によると、
「運転席から左右の外側線上後方50メートルまでが見えること」と定められており、見えるか見えないかが問題で、視野角が決まっている訳ではないにもかかわらず、妙な測定治具を出してきて視野を測定された。ホイールベースの長い車は後車軸が後ろの方にあるので簡単に治具全部がミラーの視野に入るが、2シーターなどの車は運転席の直後に後車軸があるので治具の全体がミラーの視野に入らない。この治具を使うとスポーツカーのドアミラーは全部アウトになる事を知っていてフェアレディZのドアミラーはいつも不可とされた。これは完全に嫌がらせの検査の一例だ。
仕方がないので、当時は車検のときだけフェンダーミラーを貼り付けて車検を通した。
言い方が悪いが、車検というのは瞬間芸で、その瞬間さえ保安基準に適合すれば合格になるものなのですよね。

最近の検査は昔と違い独立行政法人のスタッフが担当するのでフレンドリーになってきた印象。

さて、車検の準備だが、リフトアップして点検し、昔の習慣で黄色のペイントで重要箇所をマークした。
前回の車検から2年間で、わずか900キロしか走行していないので悪くなるところも無い。ただ、ディストリビューターのバキューム進角のホースだけが経年変化で劣化していたので交換し、同様に経年劣化するブレーキオイル、クラッチオイルを交換しただけ。

ライトのハイビームの点灯がおかしい。スイッチを入れて暫くすると点灯する。スイッチの接点が酸化しているらしい。
バッテリー端子を外してスイッチを数回オン・オフを繰り返して接点を馴染ませ、念のため、ヒューズの接点も磨いたら問題なく点灯。

車検の予約日は大雪になりそうで、嫌なタイミングだと思う。
家を出るときは気温がマイナス2度。SUキャブレターなのでチョークを引いてもなかなかエンジンが始動しない。
時間をかけて暖気してからテスター屋に向かう。

念のためテスター屋で光軸をチェック。
排気ガスの測定を依頼する。
COは2%くらいだったが、HCが1500ppmくらいだ。
規格値はCOは4.5%以下、HCは1200ppm以下なのでこのままでは不合格。
一般的にキャブレター車は
アイドル回転を上げるとCOも上昇し、HCは下がる。
アイドル回転を下げるとCOも下がり、HCは上がる。
という関係があるので750回転だったアイドルを1000回転ほどまで上げたらCOは3%くらに上昇したが、HCが800ppmくらいに下がった。

車検は午後の予約だったが午前中のラウンドで受験させてもらえることになり、検査ラインに並ぶ。エンジンを止めると、冷えて再始動したときに排ガスの値が悪くなるが、かといって長時間アイドリングを続けるとプラグが燻る恐れもあり、本当は走行直後に検査ラインに入りたいが、順番待ちの列に並ばねばならない。

検査ラインでは最初に車台番号とエンジン型式の確認、ライトなどの検査がある。何の改造もしてない車両なので、問題ないはずだが検査官は検査票に印を押さないで厚い資料をめくって何やら調べている。何か問題があるのかと尋ねたが、返事もなく暫く調べてようやく印を押してくれた。
ドアミラーについて規定を調べたのだろうか。それとも不合格にするための都合の良い規定条項を探していたか、それとも何かアラ探しをしていたのだろうか。
返事が無いのは失礼な検査官だと思った。久しぶりに不愉快な検査官に出会った。車齢より若い年齢の検査官なので旧い車についての知識が無いのだろうが、態度は良くない。
法律や定めの順守を見守る役割は昔から法の番人として権力を発揮してきた。
下っ端の岡っ引きまで十手をかざして御用御用と触れ回ったように車検場の検査官も小さな権力をかざして嫌がらせのような検査をするというのが実態だと思った。

「ハイビームで測定」の申告ボタンを押してようやく検査ラインに入れたのは12時寸前。後ろの車は午後の検査に回された。

サイドスリップ〇 スピードメーター〇 ブレーキ〇 駐車ブレーキ〇 ライト左〇 ライト右〇 ピット〇
排気ガスのプローブは別の検査官が入れてくれた。検査官によりフレンドリーの度合がかなり違う。
何の問題もなく一発で合格。

重量税   37800  旧車なので重課
自賠責   20010
検査料     1700+400
テスター屋  1300
合計    61210円

帰宅してスペーサーを装着していたら急に雪になって薄っすらと積もってきた。

今年はあと3台の車検に行く必要がある。
車検に行くと毎回検査官の人柄まで検査するような気がする。(苦笑)

Posted at 2022/02/17 21:08:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | フェアレディZ | クルマ
2020年01月07日 イイね!

新年からラッキー。お年玉を貰った。Y(^_^)Y

新年からラッキー。お年玉を貰った。Y(^_^)Y何十年も前に一緒にラリーを主催した仲間から突然宅急便が届いた。
なんだろうと早速開封したらフェアレディ240Zのロゴの入った新品の腕時計。文字盤と裏蓋にフェアレディのシルエットとロゴが入っている。



さらにガレージから出てきたとフェアレディに装着できるL20型エンジン用のオイルフィルターエレメント。

新年早々予期しないお年玉が舞い込んできた。

良いことで新年が始まったので、きっと今年は良いことが続くと確信した。
(*^_^*)
Posted at 2020/01/07 23:33:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | フェアレディZ | クルマ
2017年12月08日 イイね!

Z Car Fiesta Meeting in SUZUKA

Z Car Fiesta Meeting in SUZUKAアメリカとカナダからZ carクラブの11名が来日し、それを機会に鈴鹿サーキットに歴代のフェアレディZが30台ほど集合した。
フェアレディZのミーティングに参加するのは初めての経験である。

アメリカやカナダからはるばる日本までやってくるというのは相当な情熱の持ち主だ。
今回参加したフェアレディZでは初代のS30は8台くらいしかなかったが、そのコンディションと改造の程度にはびっくりした。

このピカピカのエンジンルームは何だろう。とても同じL型エンジンの車には見えない。


また、これは燃料噴射に改造してあるがブローバイまでアルミパイプで綺麗に加工してあり、プローバイタンクもアルミ溶接で綺麗に仕上げてあり驚いた。


いやぁ、車狂ってのは凄いですね。

旧車王国の自慢できるのは、1973年に、この愛車(フェアレディZ)と出会ってワンオーナーで44年経ったということだけだ。
Posted at 2017/12/08 22:53:23 | コメント(4) | トラックバック(0) | フェアレディZ | クルマ

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何シテル?   08/06 23:42
旧車王国の国王です。よろしくお願いします。 ハンドルネームからしばしば自動車屋さんと勘違いされますが、自動車屋ではありません。 自動車は全く趣味だけの世界で...
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