2025年02月12日
取引先の負担軽減のため旧車の部品価格を見直すという。
トヨタは量産終了から15年経った部品の取引価格について見直しを進めているという。
こうした部品の生産には金型の長期保管が必要で、部品メーカーの負担増が自動車業界で問題視されてきた。トヨタは昨年7月から各部品メーカーと順次協議し、取引価格の上乗せなどを行ってきているという。
トヨタに限らずどこのメーカーも毎年量産終了から長期経過した旧車の部品の値段を見直しており、毎年値上げされて法外な値段になっている部品もある。
値段が高くなっても部品をしっかり供給してくれれば良いが、マスターシリンダーが「欠品です」という言葉で片づけられるとその車は廃車せざるを得なくなる。
保管料というが新たに金型を作るよりは保管料の方が安いはず。
金型の保管料を上乗せするのは了解するが、金型の保管料を上乗せするからには重要部品の供給は責任をもってしっかりやってもらいたい。
Posted at 2025/02/12 22:00:23 | |
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旧車 | クルマ
2023年02月06日
自己紹介に記載したが、旧車王国の国王は、他人から見ると「旧車ゴミ屋敷の国王」で、「壊れた部品を壊れそうな部品と交換する趣味の奇妙な男」と言われている。
旧車のメンテナンスでは部品の入手が大変で、部品供給期間を過ぎた部品は「製販中止」、つまり「製造販売中止」とされる。
メーカーに部品の在庫があれば供給してもらえるが、値段は毎年見直され、最近の車両に装着されているのと類似の部品の価格が二倍とか三倍というのもある。
かといって類似の部品を装着しようとしても年式が違うと特性の規格が違うし、固定ボルトの間隔が違ったりして転用できない。
部品供給期間はクルマの生産終了から約10年間といわれており、部品の入手が出来ない場合は互換性のある代替品を探し、それも無い場合には中古部品を探すことになる。
かくして、最初に記載したように「壊れた部品を壊れそうな部品と交換せざるを得ない」
何も好んで壊れそうな中古部品に交換しているわけではなく、新品の部品や互換性のある部品が入手できないので仕方なく中古の(壊れそうな)部品を装着しているのだ。
欠品の部品が多いので、結果的に中古の部品を沢山ストックしているが「旧車ゴミ屋敷の国王」と呼ばれるのは仕方ない。
旧車は自動車税が重課されるし、重量税も重課税されて大変だが、部品の入手も困難で、ディーラーも部品が入手できないという理由で修理を受け付けてくれない。
自分で修理するにも部品の入手が困難だ。
旧車の維持は大変である。(苦笑)
Posted at 2023/02/06 23:14:31 | |
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旧車 | クルマ
2022年05月25日
旧車に乗っていると、その車についての質問ではなく、ときどき「相当な相場なのでしょうね」とか「売ったら買ったときの何倍になりますか?」とか尋ねられて、どう答えてよいのかと困惑することが多い。
もちろん何にしても売買で儲けたり、株や骨とう品のように値上がりを待って売る人もあるのは事実だ。
とはいえ車愛好家の多くは車で儲けようと思って乗っているのではなく、その車が好きで乗っているのだ。
恋人の値段が上がったからと言って恋人を手放すだろうか。
値段(相場)は関係無い。
好きだから乗っているのだ。
値段(相場)に応じて手放すとしたら本当にその車を愛していない証拠だと思う。
相場が上がろうが下がろうが、愛車が好きで乗っている人が大部分だと思う。
値段(相場)が高い車だけが面白い車ではない。
相場が安い車でも面白い車はいっぱいある。
愛車を車の値段(相場)の高低で評価されるのは快いものではない。
Posted at 2022/05/25 19:53:48 | |
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