2024年09月03日
猛暑が続いたが、まだ暑いが多少気温が下がったので庭の雑草を刈ろうとツナギに着替えて草刈機を引っ張り出した。
スターターを引いても初爆しない。
プラグがかぶっているかと調べたが異常は無い。
点火もしている。
圧縮も十分ある。
燃料も直接燃焼室に注入してみた。
それでも初爆が無い。
仕方なく2台目の草刈機を出してきたが、それも全く同じ状態で始動しないので頭を抱えた。
草を刈る前に汗ダクになってしまった。
2台ともワルボロというダイアフラム式のキャブレターだ。
自動車のキャブと違ってこのワルボロというキャブはフロート室などは無く、ダイアフラム弁で燃料を調整して送り込む特殊なキャブで構造はシンプルだが、作動の仕組みが良く判らないので嫌いだ。
ただ、その特殊な構造のためにキャブとタンクの向きがどうなろうとエンジンが作動する。
つまりチェーンソーなどエンジンを上下裏返しの位置にしてもエンジンが作動するのはこのワルボロのキャブのおかげだ。
しかしながらこのキャブは慣れていないので苦手だ。
どうにもならなくて近所の知人のところに持ち込んだ。彼はチェーンソーや草刈り機を繁用しており経験が豊富なので助けてくれると思った。
いろいろ調べてくれたが、彼も燃料系、点火系、圧縮などに特に異常が無いのて判らないというので困惑した。
ひょっとしたら排気系かも、ということになってマフラーの出口を見ると地蜂が排気口を塞いでいる。
草刈機をカーポートの端に置いてあったので地蜂が自由に出入りできるので地蜂の仕業だ。
ドライバーで排気口の詰まったところを突ついてからスターターを引いたらエンジンが始動した。こんな経験は初めてだ。
もう一台も同じ症状で、排気口が詰まっていた。何とかエンジンが掛かったがアイドリングがおかしいので、こちらはワルボロのダイアフラムの交換も必要と判明。
彼も最初は困ったがさすが豊富な経験があるのでとりあえず1台は作動するようになって良かった。
今日は多少気温が低かったとは言え草刈で汗ダクになった。(苦笑)
Posted at 2024/09/03 20:56:18 | |
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草刈機 | 日記