先日四国ドライブのときのスーパーターボのエンジン不調(息つき)は燃料ポンプの異常か燃料フィルターの詰まりを疑った。
いずれの作業も面倒な作業でやりたくない。
重い腰をあげて作業にかかった。
燃料フィルターはインタークーラーやエアフロを外さないと作業ができない。
燃料ポンプはスーパーターボの場合点検穴が小さいので燃料タンクを下ろさないと点検できないのだが、前回タンクを下ろしたときに床の点検穴を大きく切り開いておいたので、燃料タンクを下ろさずに作業ができる。
まず燃料ポンプをチェックすることにした。ポンプの音も異常は無く、ポンプを取り出してみてもポンプ下のフィルターに異常は無い。前回サビ取りをしたのだがその後サビの再発は無いようで状況は良いようだ。しかながらせっかくポンプを出したので新品のポンプと交換した。
早速試走してみるが、下り坂では問題が無いが登り坂で負荷を掛けるとエンジンが息つきの不調になり全く改善していない。ポンプは原因ではなかったと判明。
仕方なく燃料フィルターの交換作業を開始した。燃料フィルターに手が届いても燃料噴射のホースは硬質でなかなか外れないので苦労する。
ようやく燃料フィルターを取り外すが、ポタポタと内部から茶褐色の液体が出てくる。ティシュペーパーで受けると結構な量の微粒子が出てきた。

2年あまり前に燃料フィルターを交換したときには、フィルター内部から酸化鉄の微粒子、まさにベンガラが多量に出たのだが、わずか2年で再び燃料フィルターが詰まるとは信じられない。
https://minkara.carview.co.jp/userid/702843/blog/37635984/
前回はタンクの錆取りをしたのでそのときの残りの酸化物が出てきたのかも知れない。
同じフィルターの詰まりでも症状がわずかに違う。前回はアイドリング状態や低速でのエンストだったが、今回はアイドル状態では問題が無く、負荷が掛かったときの息つき失速である。前回は詰まった微粒子がタンクの錆由来の酸化鉄(ベンガラ)で、多少粘性のある異物だったが、今回は乾くとサラサラとした粉末になって風で飛ぶ。ポンプのコミュテーターやブラシなどの磨耗した粉末なのかも知れない。
まだ試走していないが、これで完治してくれると願っている。
加速不良・息つきの原因は燃料フィルターまたは燃料ポンプの可能性がある。
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●追記
その後も加速不良・息つきの症状は続き、いろいろと調べた結果原因は意外なところにあった。
原因は燃料フィルターまたは燃料ポンプではなく、点火ケーブルのブーツからのリークが原因だった。
詳細は↓
https://minkara.carview.co.jp/userid/702843/blog/42200018/
Posted at 2018/11/06 11:51:30 | |
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