旧車に乗っているが、いつどこが壊れるか不安とともに乗っている。
ということで緊急修理用の道具や部品をたくさん積んだままで走っている。
とはいえ全部の工具を積んで走るわけにはいかないので必要最小限の工具に限っているが、そのときにそなえて万能ツールと言われるスイス・アーミーナイフも積んでいた。

有名なスイス・アーミーナイフは1884年創業のビクトリノックスVictorinoxとウェンガーWenger(近年ビクトリノックスに吸収)で、ナイフの他にプラスドライバーとマイナスドライバー、ヤスリ、キリなどいろいろなツールを含んだ万能ナイフを作っている。
市価で3000円ほどで入手できる。
ナイフの刃渡りは5~6センチなので、銃刀剣法には触れない。
しかしながら軽犯罪法に触れる恐れがあると知った。
「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は、拘留または科料に処する」というのが軽犯罪法の規定だが、非常な曖昧な法文だ。
故障などの非常時に備えて所有しているのだが、それを「正当な理由」と警察官が判断してくれれば良いが、この判断は警察官の主観によるもので、警察官の機嫌が悪かったり、状況によっては意図的に難癖をつけて引っ張られる可能性もある。
さらに、グローブドボックスや旅行カバンの中などに入れておくと、「隠して所持していた」と見なされる恐れがある。
旅行カバンにもワインのコルク抜きとハサミのついた小型のアーミーナイフを入れていた。
かといってアーミーナイフを隠さないで腰にぶら下げて歩けば、公衆に対し不安を覚えさせるような方法で携帯したということで迷惑防止条例で検挙される恐れがある。
いずれにしても刃物は、ハサミも含めて所持しているときには、どのように所持しようと軽犯罪法で検挙されるリスクが非常に大きいということで、言い換えれば怪しい人物は刃渡りに関係なく
「人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具」を所持していると警察官が主観的に判断すれば軽犯罪法で検挙されるということになる。
となるとスクリュードライバーも危険物だとして判断されるし、工具も注意して車に積んでおかないといけない。
工具箱の中にカッターナイフがあれば隠して所持したと見なされる恐れがある。
タイヤレンチなどは標準工具だからまず大丈夫かと思われるが、人相が悪かったり態度が悪いとタイヤレンチなども危険物と見なされて留置場に宿泊させてもらうことになる恐れがある。
検問などでは素直に従い、反抗的な態度をとらないようにしないと警察官の主観的判断次第では無料の無断外泊をすることになるかも知れないと思った。
アーミーナイフはミスで自分が怪我をする恐れもあるが、アーミーナイフの所持が原因で留置される恐れもある危険な道具であるということを記憶する必要がある。
軽犯罪法というのはどんな状況にでも安易に適用できる法律で、取り締まる方にとっては非常に都合の良い危険な法律だと思うのでご用心。
Posted at 2023/01/24 20:48:46 | |
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