
マーチ・スーパーターボを一時抹消登録にして野ざらしで5年間放置しておいた。
車検を取って走らせてやろうと思って整備を開始したのが数週間前。
まず、保管場所でエンジンを始動しようとしたがエンジン掛からず。(>_<)
燃料ポンプの作動音が聞こえない。
てっきり燃料ポンプがイカレたかと燃料ポンプを手配した。
マーチ・スーパーターボの燃料ポンプの交換は厄介で、燃料タンクを下ろさないと作業ができない。
厄介な作業を覚悟したが、念のためにECUの異常の可能性もあると思い、予備のECUを装着。
簡単にエンジン始動。(*^_^*)
だが、燃料計が作動しない。タンクの中のセンサーの固着だろうか。
リフトに乗せようと思ったがブレーキが固着。
無理やりクラッチを合わせて動かしてリフトに載せた。
フロントのディスクブレーキが引き摺っているようだ、
キャリパーのOH が必要かと思ったが、キャリパーリターンツールで押し戻したら固着が外れたようで、本当はピストンシールを交換するべきだが、当面は交換無しで車検だけ取ろうかと・・・・
サイドブレーキを引いてみたが、片方しか効かない。(泣)
保管中にブレーキがロックするのを恐れてサイドブレーキを引かないで保管していたが、それでも片側のブレーキワイヤーが錆びて固着。
予備のブレーキワイヤーと交換。
ついでにリアのブレーキシューを交換。
さらに、ブレーキシリンダーのピストンのカップを交換。
エンジンを始動してみるとゴロゴロ音が・・・
聴診器を当てるとテンション・プーリーの付近でゴロゴロ音が聞こえる。ベアリングがいかれたかと思うが、外して調べるとテンショナーのベアリングは滑らかだ。念のためにベアリングを交換。
やっぱりゴロゴロ音は消えず。(泣)
となるとスーパーチャージャー本体のベアリングの不良と判明。
予備のスーパーチャージャーも不調。
予備エンジンについていたもう1台のスーパーチャージャーを取り外す。
交換しようと思って車体のエンジンからスーパーチャージャーを取り外すがフレームとの隙間が狭くて引っ張り出せない。(>_<)
車両からエンジンを下ろすのは大変なので、スーパーチャージャーの一部を分解して何とか取りだす。
(あー、疲れた、フゥー)
同様にしてスーパーチャージャーを装着。
さらに、ロアーアームとナックル(タイロッドエンド)のボールジョイントのブーツを交換。
やっぱり乗っていないと油切れで、いろいろな部分が傷むという証拠だ。
自賠責に加入して、仮ナンバーの取得に行った。
市役所の庁舎は立派なビルになり、最新のシステムになっていたが、仮ナンバーの発行までに30分も待たされた(怒)
試走したが、過激な性能にあらためて感銘 Y(^_^)Y
長期放置で燃料ゲージが作動しなくて固着したかと思っていたが、いつのまにか回復して正常になっていた。うれしい。
さて、来週車検に行くが上手く合格するだろうか?
Posted at 2015/04/24 22:53:40 | |
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