
平成3年式日産E-EK10型マーチ(ス-パーターボ)のスーパーチャージャーの電磁クラッチのベアリングが劣化して異音がでているのでベアリングの交換を考えた。
電磁クラッチを分解してベアリングの品番を確認したところ、NSK 35BD219で、内径35外径55厚さ20で、これは簡単に入手できるかと思ったが、日産純正部品では、スーパーチャージャーの構成部品は供給されないことが判明。
電磁クラッチ込みのスーパーチャージャー全体でしか部品の設定が無く、しかも、年式が古いということで、スーパーチャージャーのアッセンブリーも廃番で入手できない状態。
日本で作られているNSKのベアリングだから、ベアリング商なら持っていると思ったが、どこも扱っていないという。
同等品ベアリングがNACHI 35BG05S10G、KOYO DAC35550020だがこれらも国産にもかかわらず入手できない。
このベアリングはエアコンのコンプレッサーなどの電磁クラッチに使われているらしいが、どうもベアリングメーカーは電磁クラッチのメーカーだけに納入しているようで、ベアリングが傷んだ場合は、ベアリングを交換するのではなく、電磁クラッチをアッセンブリー交換するのが普通らしい。
今回のス-パーターボはスーパーチャージャーが廃番なので、このスーパーチャージャーを修理しないと、クルマが動かせないので、何としてもベアリングだけを入手しなければならない。
ネットで探すと、アメリカや中国からネット経由で買えそうだが、中国からネット経由で購入するのはリスクが大きすぎる。
いろいろ調べると、クラシック・ミニのエアコンのコンプレッサーの電磁クラッチに同じベアリングが使われていると判明。クラシック・ミニの専門店に問い合わせるとベアリング単品で約1万円だという。
偶然日本のアマゾンで同等ベアリング35BD5520が販売されているのを見つけた。メーカーは不明だが、1402円という安い値段なので購入した。
早速届いたベアリングはNEKという実に怪しいマークが入っている。本体にはNEKとともにPOKKAとも表示がある。
ネットで調べてもよくわからないが、中国製だ。NSKをモジッたか名前も怪しい製品だが、とりあえず異音なく作動するなら良しとしよう。(笑)
ネック(NEK)にならなければ良いが・・・・(苦笑)
Posted at 2017/02/08 15:15:12 | |
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