新名神の亀山から四日市の開通にともない、これまでは御在所SAで休憩していたが、鈴鹿PAで休憩することになった。
これまで御在所SAは賑わっていたが客が激減しただろうな。
で、鈴鹿PAのトイレに入った。新しいトイレで男子用の小便器にも仕切りはあるし、個室には使用/空きの表示ランプもある。
驚いたのは手洗いの洗面台だ。
角のようなものが両側に伸びている。どこから水が出るのかと思ったら、真ん中に蛇口部という表示があり、両側の角(ツノ)にドライヤー部と表示がある。

真ん中に手をかざして水で洗い流し、両側の角(ツノ)の下に手をかざしたら左側に泡が吹き出して左手は泡だらけになった。

ドライヤーから吹き出す高圧の空気で左側のノズルから液体石鹸を吹き出しているのだ。
左手だけでなく左半身に泡が付着しているのに驚いた。
ドライヤー兼用の水栓らしいが、液体石鹸のノズルとの位置関係が悪い。
どこかおバカな日本の企業が作った水栓かと思ったが画像を良くみるとダイソンになっている。
イギリスのダイソンもおバカな装置を作ったものだと思ったが、洗面台そのものには
INAXのマークが。
液体石鹸のノズルの設置位置が悪いので高圧の空気流で液体洗剤を吸い出している。
そもそも水栓とドライヤーを一体にする目的は何なのだろうか。
洗面台で洗浄から乾燥までできるのだから周囲が濡れないのは良い。
しかしながら高速道路のトイレで利用客は多いはずだが、洗う時間+乾燥する時間だけ一人が占有することになる。
これまでのように洗面台とドライヤーを別々にしていれば洗面台→ドライヤーと移るが、手洗い水栓とドライヤーを一体化したために回転が悪くなり、単純に考えると二倍の時間が掛かる。
多くの利用者をさばくには、水栓とドライヤーを一体化するより別々にする方が効率が良いはず。
ダイソンの一体型の水栓は30万もするらしいが、JHはダイソンで大損(ダイソン)したのではないか。
アイデアが枯渇すると安易に複合型の商品を出す傾向があるが、思いつきで複合型の製品を作って有用だったためしがない。
いかに多くの利用者が泡で苦情を言ったのか、右端に注意書きがあった。

厳密にいうと「石鹸を利用した場合は液体石鹸のノズルを洗い流してからドライヤーをご使用ください」と記載するべきだが・・・・
そもそも液体石鹸と高圧空気によるドライヤーという組み合わせが悪い。
施設設計担当者の大ミスだ。(笑)
Posted at 2019/07/16 20:51:22 | |
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