2020年02月06日
今年は4台車検を受けなければいけないが最初に73年式のフェアレディZの車検が来た。
フェアレディは純正のSUキャブレターのままであるが寒い時期にキャブレター車の車検を受けるのは、気温が低いとキャブレターが不調になりやすく、車検の時期としては悪い。
車検の時期を春以降にズラすために車検切れの状態にしておいて4月以降に車検を受けようかと思った。
特に今年は4月から自賠責の料金が25830円から21550円に下がるというので車検の時期をズラすことを考えたが、車検切れの状態から車検を取るには仮ナンバーを取得する必要もあり、それも面倒だと思って予定通り2月に車検を更新することにした。
今年は暖冬で、キャブレターにとって都合が良いと思っていたが、今朝は暖冬の今年で初めての外気温がマイナスだった。
エンジンの始動も時間が掛かったが車検場に向かった。
テスター屋で測定すると排気ガスはギリギリ。
陸運事務所で自賠責を更新しようとしたら、3月末まで加入済なので、4月からの安い自賠責の加入で良いですよ、と言われてラッキー。
相変わらず陸運事務所の検査ラインは混んでいる。
検査ラインに並んでアイドリングしているとだんだん気温が上昇してアイドル回転が上がってきた。
ま、良いかと思いながら検査ラインに入る。
サイドスリップOK、スピードメーターOK、ブレーキOK、サイドブレーキ×で、え?、再度しっかりとレバーを引いてOK。これが本当の「再度」ブレーキ。(苦笑)
ヘッドライトはハイビームで問題無くOK、下回りは妙に時間を掛けて検査しており、振動装置の上に右前輪を載せているのに、さらに少し前に出せ、と指示される。何か妙なイチャモンをつけられるかと思ったがOK。
排気ガスのチェック。COが×、HCはOK。
テスター屋に戻りチェック。
検査待ちの長時間のアイドリングでエンジン回転が上昇したためにCO値が多くなったようだ。
アイドリングを下げればCOは下がるが、そうするとHCが上がる。
アイドリングを上げるとCOは上がるが、HCが下がる。
微妙にアイドリング回転数を調整する必要がある。
普通はアイドリングを1000回転にしてあるが、今日は順番待ちで温度が上がり1200回転くらいになってしまったので750-800回転まで落としたら、COもHCも規定範囲内(CO4.5% HC12000ppm)に収まり、無事合格。
この2年で5000キロ余り走行している。
一昨年の横浜のクラシックカー・デイへの参加、昨年の石川のフェアディZ生誕50周年記念のイベントの参加、去年の静岡の日本平でのノスタルジックカーイベント、そして浜松でのDSCCのイベントの参加などもあったので結構な走行距離になったようだ。
Posted at 2020/02/06 23:08:11 | |
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