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旧車王国のブログ一覧

2022年03月15日 イイね!

マフラーの中に溜まる水

寒い季節にはマフラーからポタポタと水滴を垂らしながら走る車が多い。
エンジン始動直後はマフラーが冷えているので、燃焼により生じた水分が凝縮して水になりそのままマフラーの出口から排出される。
走行するに従い排気パイプやマフラーも温まり、排気ガスが凝縮しないで水分はそのまま水蒸気として排出される。
その後マフラーの内部も乾くと言われているが、そもそもマフラーの出口からポタポタと水が落ちるということは、排気口の位置まで相当な量の水が溜まっているということで、それだけの容量の水が蒸発するのにどの程度の時間(あるいは走行距離)が必要なのだろうか。
近距離の走行だけで駐車すると、蒸発しないで水が溜まったままになる。
そうなるとマフラーの下の方に常に水が溜まった状態になる。
水だけではなくガソリンが燃えたあとの酸化物で酸性の液になるので腐食を促進する。
長期乗らない車はときどきエンシンを掛けてやると良い、なんて書いた記事を見かけることがあるが、寒い時期にそんなことをしたらマフラーに水を溜めマフラーの錆を促進する作業をしているようなものだと思う。
排気パイプとマフラーはステンレス製だと錆の発生は安心だが、それでもマフラーの中に溜まっている水が存在してチャプンチャプンと揺れている状況を思い描くと気分が良いものではない。
排気口をマフラーのタイコ(消音器)の一番下につければ溜まる水も少なくなると思うのだが、そんな車は見かけない。
マフラー内の水を効果的に排出する方策は無いものだろうか。
Posted at 2022/03/15 20:24:42 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車 | クルマ
2022年03月14日 イイね!

ホースバンドプライヤーを買った

昭和の時代まではホースバンドはビスで締めこむダブルワイヤー式が普通だった。

この20年くらい前から板クリップとかワンタッチ式クランプと呼ばれる強力な板バネでホースを締めることが多くなった。

専用工具はホースバンドプライヤーとかクランププライヤーなどと呼ばれるが、これまでウォーターポンププライヤーで代用してきたが、大きなホースバンドを取り外すにはウォーターポンププライヤーのアゴをいっぱい広げると滑ることがあるし、狭い場所にプライヤーを押し込んで作業するのが困難なこともあり、専用工具を入手した。
アマゾンでも2000円弱で入手できるが、AliExpressの¥776+送料¥637の安物を注文してみた。注文してから10日で届いた。品物も予想したほど悪くは無かった。

これは先端で板クリップの出っ張り(リップ)に引っかけてレバーを握るとワイヤーで先端を絞って挟み込むような仕掛けである。ホースの裏側などに入れて作業することも出来る。


別のタイプの工具(ホースクリッパーツール)はしっかりした作りなので滑って外れる恐れもないので、これも入手したいと思っている。(2690円)
Posted at 2022/03/14 17:37:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | 工具 | クルマ
2022年03月10日 イイね!

ディスクブレーキのスライドピンの固着

ジムニーのブレーキだが、普通にブレーキを掛けたときには全く異常は感じないが、ガッツンとブレーキを急に踏むと片効きはしないものの瞬間的にステアリングが左に少し取られ、車が一瞬だけ僅かに左に向く。
これはフロントのディスクブレーキのスライドピンが固着していると思って点検した。
前輪を上げた状態で、ホイールを回すと、右側がやや引きずっている。
タイヤを外すと引き摺りは消えたが、おそらくタイヤを外す作業の振動でキャリパーが少し動いて引き摺りが無くなったものと思われた。
キャリパーを外してスライドピンの作動を確認すると、前側のピンは滑りが良いが、後ろ側のピンは固着している。プラハンマーで叩いたら外れるかと思ったが完全な固着で、とても簡単に外れそうにない。
ブレーキホースを外してキャリパーを取り外し、油圧プレスに掛けてスライドピンを無理やり押し出した。
スライドピンは完全に錆びている。サンドペーバーでピンとキャリパーのスライドピンの入る穴を磨き、グリースを補充した。
画像の下のスライドピンは磨いた後のもの。画像の上は固着していなかったスライドピン。


磨いたスライドピンをキャリパーに装着したので、ブレーキホースを繋ぎ、エアー抜きをしようとワンマンブリーダーを繋ぎ作業を開始した。
何回ペダルを踏んでもエアーを噛んでいる。
ディスクブレーキキャリパーのピストンとシリンダーの容積からしてこんなにエアーを噛む訳はないと調べるとキャリパーの外側がブレーキ液で濡れて、地面にブレーキ液が漏れている。
エア抜きバルブに接続したワンマンブリーダーのゴム製の接続ジョイントに破損があるのが判明。


仕方ないので近所の知人を呼び出して古典的な方法で二人でエア抜き作業をした。

シングルピストンのディスクブレーキは、スライドピンが上手く機能しないとブレーキのパッドが両側から同じ力で締め付けないので片効きやパッドの片減りを起こすのでパッドを交換するときには点検して必要ならグリースを補充しておくべきだと思った。
対向ピストン型のディスクブレーキにはスライドピンが無いのでこんなトラブルは無い。
Posted at 2022/03/10 22:10:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | ジムニー | クルマ
2022年03月03日 イイね!

T字路か、それとも丁字路なのか

柿の種をツマミにビールを飲むことがある。

柿の種は亀田製菓がトップメーカーであるが、小袋の裏を見たら「こばなしのたね」と題した小話が載っていたので紹介する。


道路が突き当たる交差点はTの形をしているので、アルファベットのTで、ティー字路と呼ぶのかと思っていたが、丁(てい)という漢字に似た交差点を指すための法律用語が丁字路(ていじろ)と初めて知った。(Wikipedia)
十干(じっかん)つまり、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き)の4番目の丁の文字に似ているということが丁字路(ていじろ)の語源ですね。

アルファベットのTは、ティーと発音するのが普通なので、ティー字路と呼ぶ人が多いが、地方によってはアルファベットのTを「テー」と呼ぶところがあり、テー字路と発音すると、丁字路と同じ発音になるので、言葉の上ではアルファベットのTでも漢字の丁でも構わないが、柿の種ならぬまさに雑学の種だった。
Posted at 2022/03/03 16:42:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 道路交通法 | クルマ

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