これまで神戸の陸運事務所では不思議なことに第一ラウンド(9:00-10:15)か午後からの第三ラウンド(13:00-14;15)しか予約が受け付けられなかった。
結果的に第一ラウンドと第三ラウンドは非常に混み、第二ラウンド(10:30-12:00)と第四ラウンド(14:30-16:00)は再検の車だけになりガラ空きの妙な状態だったが最近は他の陸運事務所と同じようにどのラウンドでも予約できるようになった。
陸運事務所では自動受付機でQRコードを読み込ませて検査票をプリントして手数料2200円・重量税は重課で37800円・自賠責20010円を払い、検査ラインに並ぶ。ここまではスムースだったが、ちょうど10時15分から10時半まで休憩で、前に7台並んだ状態で強い陽射しのもとで待機した。
今日は非常用信号灯の有無の検査と、左右の窓ガラスをしっかり上まで上がるか調べられた。昔はワイパーゴムのチェックもあってゴムが劣化していると不合格だった時代もあったが最近はワイパーゴムを調べられたことは無い。
メーターパネルで方向指示器の左右の点灯とハザードでの点灯を検査員が直接確認し、オドメーターの値も検査員が視認してチェック。
ポルシェのエンジン番号の確認は難しいがエンジンを停めてまでチェックしていた。刻印の場所が確認できず資料を調べに行き、オルタネーターを固定するハウジングの下に刻印があると判明したらしいが結局視認できないままでOK。
メジャーで車幅を測り始めたのには驚いた。ポルシェ930のカレラ3.2なのでナローに比べれば多少リアのフェンダーが膨らんでいるが、改造車かそうでないか明らかなのに検査員の知識と経験不足なのか呆れた。
さらに全長も測定していたのには驚いた。全長を改造したようには見える訳がない。何かイチャモンをつけるネタ探しなのか。
レカロシートのフレームの強度証明を求められる陸運事務所もあるので、この程度のアラ探しは仕方ないか。
ハイビームでの検査の申告スイッチを押してコースに入る。
サイドスリップ〇 速度計〇 ブレーキ〇 サイドブレーキ〇 ライト左× ライト右× 下回り〇 排気ガスは旧規格の申告ボタンがあるはずと尋ねるが検査官はすでに旧規格で判定するようにスイッチを切り替えているという。排気ガス〇
不合格になったライトの詳細を尋ねると左右とも14ミリ低いという。今年の初めにフェアレディZの車検のときはライトの光軸は狂っていなかったので同様に走行距離の少ないポルシェも大丈夫かと思ったが狂っていた。光軸の狂いやすい車とそうでない車があるようだ。
ライトリムを外して神戸テスターに行き調整。調整料700円。
また2番の検査ラインに並ぶ。前に数台車がいる。暑い。
ライト検査はブレーキテスターの上に載っているので位置決めのために20キロ程度で少しタイヤを回転させてくれと指示がある。ローラーに馴染ませるためだろう。
ライト左〇 ライト右〇。

12時少し前だった。すぐに窓口に行き新しい車検証とステッカーを受け取った。
今年4回目の車検だったが、今年の車検はこれで終わり。
Posted at 2022/06/10 21:18:57 | |
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