急にお声が掛かって、ゴルフGTIとゴルフRに試乗した。
本来EVのID.4のお披露目のための試乗会らしいが、ゴルフGTIとゴルフRだけに試乗してきた。

試乗コースは決まっているようで、神戸ポートアイランドに入り右から島の端に沿って走りポートライナーに沿って税関前まで走る数キロのコース。ワインディングは無いのでコーナーリング性能は全く試せない。道路が空いた瞬間にストレートで強烈な加速を試すことができる程度で試乗としては物足りなかった。
一回りしてすぐに今度はゴルフRに乗り換えて同じコースを走った。
違いはほとんど無いがわずかに4WDのゴルフRの方がカタログ通りだがパワーがあるのを感じる。他にアクセルを緩めるとゴルフRはバラバラっとアフターファイアの音が聞こえる。これはわざとそういう音が出る設計だという。
VWも日本車的なギミックを仕掛けていると感じたが、雰囲気は良い。
試乗したGTIもRも最新のゴルフの性能の一端を見ることができた。
細かい部分で進化はあるが、剛性感は強く、VWの基本的な味は変わっていないのでさすがVWだと思った。DSGは良くできていて、シフトアップ/ダウンで微かなショックを感じるのがMT的で良い。
メーターが液晶なので、いろいろなメーターパネルのデザインがチョイスできる。他に自動ブレーキや接近警報、路線逸脱警報など最近の車についているようなアシスト装備はついている。言い換えれば余計な装備だが・・・・(笑)
トータルで見るとGTIもRも非常に良いスポーツハッチだと思う。
カタログに諸元の記載のないパンフレットが多い中で簡単ながら諸元の記載があったが、何と、車重の記載が無いのに驚いた。
体重を隠さねばならないほどに太ってしまったのだろうか。
帰途 普段買い物車として日常的に乗っているポロGTIで走り出したときに感じたのは、瞬発力というか、アクセルを踏んだときの反応は旧い9NポロGTIの方が試乗した最新型の2台のモデルよりシャープなのにあらためて驚いた。
この旧型のポロGTIはどうしてこんなにレスポンスが良いのだろうか。車体の軽さのせいかな。
新型のゴルフに乗り換える気分にならなくて良かった。(笑)
営業の担当者の知識が豊富で感銘した。入社して何年になるのかと尋ねたら、今年の入社だというのに驚いた。この業界はおバカな営業マンが多いのにこんなに知識が豊富な新人が居るとはびっくりした。
「当日、お食事、プレゼントを準備してお待ちしています」と案内メールに書いてあったので、食事まで準備してある試乗会など聞いたことが無いと驚いて出かけたのだが、実際に会場のテーブルに並んでいたのは飲み物とVWエンブレム付のケーキだけだった。(笑)

そりゃ食事は出ないだろうな。
どっちみちダイエット目的で近年昼食抜きの生活だから構わないが・・・・・(笑)
ま、面白い一日だった。
Posted at 2022/11/29 20:37:49 | |
トラックバック(0) |
フォルクスワーゲン ゴルフ | クルマ