2025年03月28日
関税を納める義務がある者(納税義務者)は、「貨物を輸入する者」であると規定されています。
つまり、原則として仕入書(インボイス)に記載されている荷受人となります。
今回トランプが自動車について25%の関税を課しましたが、関税を負担するのは日本のメーカーではなく、アメリカの輸入業者であり、その結果販売価格に上乗せされ、アメリカで購入するユーザーの負担になります。
輸出国の日本が負担するのでもなく、日本のメーカーが負担するわけではありません。
現在はアメリカの輸入業者=日本のメーカーのアメリカ支社 なので問題なのです。
この際日本メーカーのアメリカ支社を無くしてアメリカの代理店(輸入業者)に卸すことにしたらどうでしょうか?
その結果25%の関税の負担は輸入業者の負担になり、その結果、販売価格に上乗せされてアメリカのユーザーの負担になります。
もちろん25%の関税の上乗せは販売競合力に影響を与えるでしょう。
しかしながら日本車の特徴やメリットがあります。25%の関税を上乗せされても日本車の魅力で購入する客も居るのではないかと思います。
コスト削減などの対策もあるでしょうが、すでに日本の企業はコストカットは十分やっていると思います。
日本人の独創的な創意工夫で日本車の優位性を強調して25%の関税を上乗せされた販売価格でも魅力的な車を作るべきだと思います。
25%の関税の影響を被るのはアメリカのユーザーであるということをトランプは判っていないのではないかと思うのです。
Posted at 2025/03/28 20:33:20 | |
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自動車産業 | クルマ
2025年03月18日
ネットで見ていて、エンジンオイル一滴で確認 大きなエンジントラブルを未然に防ぐ モーターチェックアップ 販売価格: 3,780円(税込)というのを見た。
https://www.takumi-motoroil.jp/product/490?srsltid=AfmBOor4Ztd8h9bFS88F8yr_2LaIPhCEicSIYugfGFJgqSbpYAAWfFfx
なるほど上手いアイデアだと思った。
実は私の本業は化学者で昔はペーパークロマトグラフィーというのを研究していた。
これは濾紙(ろ紙)に分析対象の薬物を浸み込ませて、溶媒で展開、つまり浸み込みを広げてその浸み込み具合を見て分析する手法で、器具と操作が簡単なことがメリットである。
オイルの劣化も簡単に調べることが出来る。
価格も商売にするなら3780円というのは妥当な価格かも知れない。
しかしながらこんな金額を出さなくてもコーヒーのフィルターかペーパータオルの端にオイルを垂らして滲みと色を比較すればオイルの劣化度合が判る。
ただし、経時的に調べるには同じ材質のフィルターかろ紙を使用する必要がある。
Posted at 2025/03/18 00:11:13 | |
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オイル | クルマ