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7月度の国内新車販売台数月間ランキングは、15カ月連続トップの「トヨタ プリウス」が34,456台、2位「ホンダ フィット」が18,141台、5月に3位だった「トヨタ ヴィッツ」が5位に後退して、3～4位には軽自動車のタントとワゴンRがランクインしています。でも、「トヨタ ヴィッツ」は5月の9,200台から15,267台へと大幅に実績を伸ばしています。


5月に4位だった「トヨタ カローラ（アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計）」も6位に後退しましたが、販売台数そのものは7,994台から12,227台へと、やはり実績大幅アップしています。

もうプリウスは一ヶ月当り30,000台超が当たり前になってしまって、『前代未聞の売れ行き』という言葉は驚きを持っては聞かれなくなりましたね。因みにホンダのHV、インサイトは3,884台で31位と、プリウスとは一桁違ってしまいました。

順位は、このあと軽自動車、1BOX、小型SUVが並びますが、タイトルのトヨタクラウンはというと、33位（3,744台）です。5月は3,000台以下だったので、販売台数は20％以上伸びての結果です。同等クラス/価格帯のセダン枠では、これでもやっぱりダントツのトップに位置しています。
確実に、この安定感は法人ユースが支えているんでしょうね。だから、私の好きなヤンキータイプクリヤレンズは駄目出しに遭ってしまった・・・かな、やっぱり。

同じトヨタのMARK-Xは3,490台（全体36位）、5月に29位だったトヨタのSAIはトップ40から脱落してしまいました。そのほかの他社セダンはトップ40位圏内に居ません。

ジュークとエルグランドは、販売台数にこそまだ反映していないものの、新モデルが既に10,000以上受注してるそうですね。セダンは押されてる・・・

昨年同時期に比して成績は向上しているというものの、セダン車の売れ行きは厳しいものがあります。じゃあ、外国からの輸入車も相応に減っているのかと思えば、BMW-3シリーズがMARK-Xに迫る月間販売実績だったり。やっぱり、日本国内の自動車購買層が求めるセダン車のトレンドは、大きく変わりつつあるのでしょうか。