
トヨタカムリが9月5日、フルモデルチェンジしてトヨタカローラ店よりデリバリー開始となりました。
最大の特徴は、新開発の4気筒2.5L 2AR-FXE エンジンと発電機/モーターを組合わせたハイブリッド専用モデルとされた事です。
現時点では日本国内での販売が低迷していますが、1982年にFF駆動のグローバルカーとして海外市場に進出、海外現地生産モデルと合わせた累計販売台数は1400万台を超えているそうです。
ホイールベースはCROWNより小さいサイズですが、車幅は1,800mmを超えており、特に米国では9年連続で乗用車ベストセラーカーとなった人気モデルです。
ところで気になるのは、このエンジンが次期CROWNシリーズのメインパワーソースになると言うお話の事でつ。しかも、FMCが近い次期MARK-Xと同様、FF駆動が採用されるって・・・。
ホントなのかなあ・・・(T_T)
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新型トヨタカムリは、パワートレインに全車ハイブリッドシステムが採用され、トヨタカローラ店を通じてデリバリー。
【グレード別販売価格】
・ハイブリッド:304万円
・ハイブリッド Gパッケージ:317万円
・ハイブリッド レザーパッケージ:380万円
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新型トヨタカムリのエンジンルーム
THS-IIハイブリッドシステムは、新開発の2AR-FXE 2.5Lアトキンソンサイクルエンジンとモーターの組合わせ。
HS250h やSAI と同様、4気筒ガソリンエンジンを横置搭載、プラネタリーギヤを挟んで発電機とモーターをエンジン左側に配置しており、駆動方式はFF。
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新開発の2AR-FXE 2.5L-4気筒エンジン
エンジン出力は最高出力160ps/最大トルク21.7kg-m、モーターは最高出力143ps/最大トルク27.5kg-m。システム全体の最高出力は205psとなっています。
一方、燃費性能は10・15モードで26.5km/L、
JC08モードでは23.4km/Lを達成。
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2007年 CROWN HYBRID CONCEPT
ゼロクラウンの後継モデルとして2008年にデヴューした13代目クラウンのフラッグシップとして、LEXUS GS450h のパワートレインを改良し、日本国内専用ボディに移植した現行モデル。
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CROWN HYBRID のエンジンルーム
THS-IIハイブリッドシステムは、GS/IS350、及びCROWN ATHLETEと同じD4-Sダブルインジェクション搭載の2GR-FSE 3.5L V6エンジンを縦置搭載、GS450hと同じくプラネタリーギヤを挟んで発電機とモーターをエンジン後方に縦列配置しており、駆動方式はFR。
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2GR-FSE 3.5L-V型6気筒エンジン
エンジン出力は最高出力296ps、モーターは最高出力200ps。システム全体の最高出力は345psとなっています。
一方、燃費性能は10・15モードで15.8km/L、
JC08モードでは14.0km/Lを達成。
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新型トヨタカムリのリヤトランクルーム奥には、CROWN HYBRIDと同様に巨大なニッケル水素バッテリーが搭載されています。
バッテリーの上に設置されているのは、バッテリー本体及びAC/DCコンバーター用の空冷ファン。
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新型トヨタカムリのリヤヴュー
専らの予想は、ATHLETEの上級モデルを除くロイヤル、及びHYBRIDには今回のカムリと同じ新開発の4気筒2.5Lエンジンを搭載し、遂にクラウンにもダウンサイジングの洗礼が訪れる、というものでつ(T_T)
確かに、燃費は良くなるのかも知れません。
でも、クラウンに4気筒かあ・・・。
Posted at 2011/09/10 00:24:36 | |
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