く まのブログ一覧

名前を書くと恥ずかしいですが
地元にも続々と配備されたので味見させていただけました。

RXでお世話になっているお店だったこともあり
鍵を渡されてご自由にどうぞでした(;´Д｀)

試乗車はATでマークレビンソン装着車でした。

エンジンを始動すると太くて性能を連想させるサウンドですが
3気筒は3気筒です(笑)

乗り込むとなぜか通常のLBXに試乗したときほど狭く感じません。
シートはRXと同じ形状と思われますが、表皮がセミアニリンのため
RXより明らかに柔らかくてしなやかなのでうらやましい。
ベンチレーションが付かない事だけが残念です。
ステアリングもRXより細く感じ繊細で操作しやすい印象です。

動き出すとステアリングの感触が明らかに「いい車」です。
路面感触が伝わってくるけど不快ではありません。
剛性感は高いのですが、バランスが良く「剛性が高い」だけではなく
フィーリングの良さも同等に感じられ、剛性感へのこだわりはどうでもよくなります。

道路に出る際の段差でも車体剛性が高いのですが
軽快感もありしなやかさも感じられ剛性感だけではない
一体感のある出来の良さに驚かされます。

踏み込むと軽快に加速しますが、加速感もリニアリティがあり
なおかつパワーバンドでの盛り上がりもあり唸らされてしまいました。
音だけは3気筒なので「パッソ」ですが(笑)
パワーバンドに入ると明確に聞こえてくる
タービンの音やブローオフの音は古臭いですが
音色は安っぽくないのでやる気になります。

ATの変速も良くできていると思いましたが
1～3速のギアは日本で乗るにはやや離れていると感じました。

ハンドリングについては街中を走っただけなので
印象のみですが、きっといいに違いないと思わせるものがありました。
ヒラヒラと軽快に扱える、しっとりしている、ガッチリしている
安定している、重厚感がある、、、全部混ざっていますが
どれも突出することなく高バランスで一体となった味わいです。
乗り心地も締まってはいますが、快適なレベルで揺すられることもなく
申し分ありません。

ブレーキについても違和感は全くなく
サーボの立ち上がり、ペダルフィーリング、効き方も申し分なし。
効いている時に車体全体が沈み込むような挙動を示すので
安心感があります。

マークレビンソンの音質は金額を考えると残念でした。
センタースピーカーの音量だけが大きくて目立ってしまうのが特に残念です。
エンジンサウンドの疑似音が出ますが、まあ悪くないと思います。
踏み込んでいないときの静粛性は申し分ありません。

ということで、気が付いたらべた褒めになっていますが
それくらい全てがバランス良くまとまっており、参りましたの一言でした。
車格や用途は違いますが、718ケイマンよりいい車じゃないかとすら思えます。
個人的には価格が被るルノーメガーヌR.S.ウルティメとどっちと言われれば
迷わずモリゾーと答えます。

この性能と仕上がりがレクサスの品質とサポートに
快適さで味わえるのは圧倒的なアドバンテージではないかと思えます。

もうLBXは全部これでいいんじゃないかと思います(笑)

FスポーツやFスポーツパフォーマンスの
今ひとつハッキリしないものではなく
MORIZOだからできたクルマだろうし、完成度であると思います。
トヨタではGRMNのレベルだと思います。
MT車にも乗ってみたいです。

ただ、ネーミングはもう少し何とかならなかったのかなぁ(笑)

発売されてから気になっていたCX-80。
ようやく見に行くことができました。

発売直後にCX-60を試乗して
試作車売っちゃダメでしょという仕上がりに愕然として心配しておりましたが
どうやらそれなりにマイルドになっているらしいので
満を持して伺いました（？）

試乗車は非ハイブリッドディーゼルのみでした。
RWDのXDに乗せていただきます。

エンジン始動すると思ったよりガラガラします。
ランクル60（古っ）のディーゼルエンジンを思い出します(笑)
踏み込むと出足はもっさりしているというか
極低速ではややトルク不足を感じます。
ハイブリッドなら良いのかもしれません。

トルコンレスATの変速は及第点レベルで滑らかになりましたが
変速時にトルクを大きく絞るため、乗員が前後にのけ反ってしまいます。
こちらもハイブリッドなら良いのかもしれません。

大きく踏み込むと結構速いと感じます。
ただ、終始サウンドがやや騒がしく
もう少しザラつき成分を抑えてもらえないかなと感じます。

ハンドリングは自然かなと感じるレベルになりましたが
良い意味での自然さは流石だと思います。
やや細めのステアリングを握っていてもしっとり感が伝わってきます。

乗り心地についても私としては及第点かなと思います。
意地悪く見ていくと、少々コツコツするかなという感じです。
CX-60がこのレベルで出てきたら評価が一変していたかもしれません。

あとは運転していると思いのほか車両が大きく感じて
「バス感」が付きまといました。
装備されているBOSEオーディオは低域がやや不自然に強調され
ブーミーな音色であることも相まって「もう少し頑張りましょう」でした。

CX-60の時に印象が悪かったシフトレバーは
相変わらず操作に慣れないのですが、操作感は改善された印象です。
ただ、決して良いわけではありません。

ショールームに展示されていた最上級グレードの
「プレミアムスポーツ」では内装にスエードが
結構な面積で貼られていることもあり上質感がありました。
これでRX350並みのプライスですからお得感があると思います。

その後RX500hに乗り換えて帰路につきましたが
やっぱりRX良い車だなぁと感じました(笑)

カイエンさんの入庫の際代車で貸していただけました。
実はマカン初めでした。

いわゆる1型のマカンで、カイエンから乗り換えると
「せまっ！」と感じます(笑)

動力性能は乗り始め当初不足感が目立ちましたが
慣れるとパワーバンドの乗せれば十分だと感じました。
ただ、極低速のトルクが細く出足で
無反応ゾーンがあることが残念です。

ミッションはPDKなので変速はスムーズですが
エンジンブレーキが効きにくいのが残念。
高速巡行ではコースティングが動作するため
先行車に意図せず追い付いてしまう現象がありました。
エンジン音はゴルフGTIを連想させるフィーリングで
大きく踏んだ時変速で「バフッ」というのも同じです。

ということで乗り始めはあまりいい印象ではありませんでしたが
高速道路を含め200キロ以上走ると
直進性の良さ、ステアリング周りの剛性感
ステアリング切り始めのリニアリティ
ブレーキの安定感にフィーリングなどなど・・・
動的質感はやはり良く出来ています。
燃費もリッター13強と悪くないレベルだと思います。

ということで、やっぱりポルシェはあざとい。

最近ブログに挙げるのが面倒になっています(笑)

9月からバタバタしておりまして
韓国出張
台湾出張
個人的に小旅行（まだこれから）
東京1週間（まだこれから）
11月にヨーロッパ出張？
などと、立て込んでいます。

韓国は久しぶりにソウルへ行きました。
仁川空港から直接展示会が行われているKINTEXに向かいましたが
相変わらず外国人からするとアクセスが悪く
空港バスを「KINTEX」で降りてもそれらしき建物が全く見えない。。。
Google Mapが使い物にならないなど小一時間荷物を引きずりながら
彷徨う羽目になりました。
NAVER Mapやコネストを使えばよいのですが
どちらもいささか動作に不安がありました。
ただ、そのおかげで「ヒョンデモータスタジオ」なる施設にたどり着き
中を見学することができました。
中にはヒョンデはもちろんジェネシスやトレーラーヘッドまで
主要ラインアップの展示がありました。
現行モデルの試乗もできるようです。
待ち合わせで早く会場につかないといけないので何台か見て触って後にしました。

KINTEXに到着するとどこがどのホールで何をやっているのか案内が無い。
結局歩き回る羽目に。
空港バスは現金か韓国の交通系ICのみだし、全般にインフラ系の不案内が目立ちました。
飛行機とホテルが驚異的に高くなんだかなぁでしたが、秋のバケーション期間だったようです。
どのくらい高いかと言えば、飛行機がLCCを除いてどこでも
エコノミー10万円～かつ満席。
ソウル近郊の「永登浦」駅近くにある
東横インが1泊35000円レベルと言えばその異常さ加減がわかるかと思います。

タクシーは割とリーズナブルですが、目的地を伝えられないので
UBERで頼むしか手段がありませんでした。
乗ったタクシーはヒョンデのグレンジャーとソナタでしたが
デジタルコックピット化が進んでおり、日本勢は完全に遅れていると思いました。
どの車もフロア剛性が高く、フロアの微振動が全く感じられなかったし
エンジンの滑らかさや音も気持ちよいものでした。
取引先の社長さんがアイオニック6で助手席に乗せてもらいましたが
「911チック」なリアビューに負けないトラクション、安定感で
もっと踏みたくなるシャシに、どこからでも速いと思わせるけど
違和感のないトルク特性など、動的なフィーリングはレベルが高いと思いました。
会長さんが駆る憧れのジェネシスG90に乗れなかったことだけが心残りです(笑)

会食は「カルビ」のお店と「コレアンフュージョン料理」の店に連れて行ってもらいましたが、カルビは流石でした。
日本の焼き肉の様にオイリーではなく、食べ続けてもくどくならないし
お肉はおいしいと感じました。
コレアンフュージョンについてはよくわかりませんでした(笑)
品数がやたら多く豪華に見えましたが、タコの踊り食いが印象的なくらい。
韓国定番の焼酎に爆弾酒をたらふく頂きました。
男尊女卑な発言を当たり前にしている辺りお国柄を感じました。

台湾は新しくできた「スターラックス航空」をお試ししてみましたが
かなり良いです。
これからメインにしたいくらいです。
到着すると台風で政府が休日指定してしまったため仕事できず。
仕方ないので近くのミシュラン三ツ星中華に直接突撃したところ
運よくキャンセルが出て滑り込めました。
4人で色々頼みましたが、おいしい！ものもあれば、なんじゃこれ？な
ものもあり、ビール1本しか飲んでいないのに4人で5万円超えは引きました。
翌日名もなき個人食堂で食べた150円の魯肉飯のほうがおいしい(笑)

クルマはBEVは少なく相変わらずトヨタが強いですが
台湾のLUXGENも健在でした。
こちらでもタクシーはUBER頼みでした。
安いし探しやすいので韓国と違って安心して行動できます。
タクシーはカローラクロスHEVが多いのですが、ウイッシュも現役でした。
料金があまり変わらなかったので、UBERの高級な車両も試してみましたが
タクシーではない個人車両のF10 523dが来ました。
リアシートが狭いのでやめればよかった(笑)

ということで、台湾は良いところ(笑)

RXさんのパノラマルーフから色々と音が出ておりまして（笑）
このほど発生源が特定できたので入庫と相成りました。

代車には初めて貸していただくこととなる現行型IS300でしたので
備忘録として感想を・・・

IS300のバージョンLと思われる車両。
最新世代の精悍さに加えてこじんまりとした佇まいに好感が持てます。
ただ、いびつな形のドアミラーだけは理解できません。
視界など機能的なメリットを感じないし、見た目もカッコよくない（笑）

乗ると久々のコンパクト？セダンは狭い（笑）
SUVばかり乗っているので仕方ありません。

室内はさすがに古臭く感じます。
特にIS/RC系のみ？となったリモートタッチはやはり使いづらい。
ナビ周りは旧世代ですが、バグだらけの現行に比べ安定感が素晴らしいです。

エンジンを始動すると相変わらず「その気」を萎えさせるサウンド（笑）
静粛性は及第点だと思います。
ボディ剛性ははっきりと高く、乗り心地もバージョンＬのためか
程よい印象です。
ステアリングのアシスト量が少なく今どきとしては重いステアリングが
これまたノスタルジーですが、フィーリングやしっかり感はさすがです。
おっ！と思ったのは、コーナーでのバランスの良さ。
前後バランスが良くピタッと走り抜けます。

ミッションは8ATですが、あまり相性が良くないのか
アクセルレスポンスが悪く、常にターボラグが気になります。
コーナーからの立ち上がりで必要な加速Gが必ず得られません（笑）
すっぽ抜けてから遅れてドーンと出てしまいます。
あとはアイドリングストップからの復帰で盛大に振動が出るのも残念。
やはり350か300hがベストかもしれません。

ということで、辛辣な内容ですが
きちんとアップデートしてあげれば素性は良いクルマなのに
勿体ないなと思いました。