• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2015年06月10日

日光(゚Д゚;) その1(フルムーン北海道5日目)    

日光(゚Д゚;) その1(フルムーン北海道5日目)     フルムーン旅行もいよいよ大詰め・・・

最終日の宿泊は日本ではここだけとなった夜行急行「はまなす」号の開放型B寝台でした。。


ではここで「はまなす」号に連結される車両を少しご紹介。。




はまなす号の目玉商品は何と言っても急行料金+510円の指定料金だけで乗車できる「のびのびカーペット車」・・・

どんな風にお得かと言うと・・・



客室は、青函連絡船の「雑魚寝」船室を模倣した、カーペット型座席で・・・



特に上段の車端席はB寝台よりも個室チックでアコモのいいスペースです。。

B寝台は急行料金+6,480円なので、枕と毛布が備え付けられたこの席がいかにお得かお解り頂けるでしょうか・・。

一方、こちらは同じ指定席でも、旧国鉄型特急車両のグリーン車のシートをそのまま移植した車両です。



旧国鉄の贅沢装備だったシートは水平に近いところまで倒れます。。


まさに昭和40年代の国鉄グリーン車の乗り心地を現世に伝える、貴重な生き証人です。。




一方、こちらは普通車自由席。。



昭和45年の万博輸送時に波動輸送用として急遽製造された14系特急型客車を、そのままの意匠で連結しています。(シート生地と床のデザインだけが当時と異なります)


B寝台でなくてもこれらの設備で安価に一夜を快適に過ごす事ができる「はまなす」号はまさに夜行列車の集大成であると言っても決して過言ではありません。




夜遅くまで、通路の補助席を下ろして、流れゆく街の明かりを見るのも良し・・・・・。




売店で買ったビールとアテでほろ酔い気分な一夜を過ごすのも良し。。

はまなす号は自分に合った旅のスタイルを実現する事が出来る、本当に有難い列車です。。



目覚めれば、列車はもう青函トンネルを抜け、朝靄霞む津軽の田園地帯を走行していました。。


遠くに霞む、新幹線の真新しい高架橋が「はまなす」号の近い未来の運命を物語っています。。



青森駅で撮影した寝台車側の「顔」です。。
切妻型の典型的な24系25型顔をしていました。。


はまなす号は、団体専用に製造されたジョイフルトレインでもなく、豪華寝台列車でもありません。

札幌と言う街と青森という街を結ぶ、純粋な都市間輸送を担う地味な夜行急行列車です。

会社や学校を終えて自宅でひと段落してから駅へ向かっても、余裕のある22時に出発し、目的地の学校や会社の始業前に到着するダイヤ設定は、正に夜行列車の鏡ですね。。

もうこれが私にとって最後の夜行列車だと思います。。

今回の旅の終わりで乗車した「はまなす」号の思い出は、一生忘れ得ぬ思い出として深く心に刻まれました。。






さてさて青森駅に到着すると嬉しいハプニングが。。。






乗り継いだ特急「津軽」号は本来ならE751系ですが、この日は定期点検の都合で、古参、485系が代走列車として充当されていました。。

とうの昔に廃車になったと思い込んでいた485系とのまさかの再会です。。



青森駅~新青森駅の5分間だけ贅沢利用したグリーン車はシートピッチも広く、超快適でした。。


この車両も、北海道新幹線が開業する時には時空の彼方に消えてしまっていることだけは確かです。




そして、新青森駅からはいよいよ・・・




東北新幹線の始発列車「はやぶさ」4号に乗車。。

初乗車のE5系車両に少年の様に胸がときめきます。。



この列車のグリーン車は、今回の旅行のベストワン!!

非の打ちどころが無い設計です。。



発車と同時に車販嬢が巡回に来ます。。



そして、今回の旅行で癖になった新幹線ホットコーヒーを注文し、リラックスタイム。。。

あっと言う間に乗換駅の仙台駅に到着し、ここからは「やまびこ」124号に乗り換え。。



編成は先程乗車したE5系と秋田新幹線用E6系がチュウ~した17両編成。。




乗車したのは秋田新幹線の間合い運用車両・E6系のグリーン車・・・

通常のグリーン券発券操作だと9号車のE5系が指定されますが、乗り比べる為、わざと11号車のグリーン券を指定しました。。







この車両は在来線規格の建築限界を持つ秋田新幹線直通専用車両ですので、本来の新幹線車両よりも幅が狭くくなっています。。

そのため、グリーン車も先程のE5系よりもシートの幅が狭くなっていて、側壁面もシートに迫っています。。

幅が狭く、物理的に乗り心地が劣る分、一部本革シートの採用と、木目調デザインでシックな雰囲気にまとめられていて、見た目はこちらの方が勝ります。。

この列車には1時間強の乗車で、宇都宮駅に到着。。。


次は・・・



日光線の電車に乗り継ぎましたが、外国人観光客も多い路線なのに、東京の中古通勤型電車がそのまま投入されていました。。



車内も通勤電車然としていて・・・

観光地・日光へ向かう電車にはもう一工夫欲しいところですね。。

・・・てな道中で日光駅に到着。。



ここまで来ればもちろん東照宮を参拝します。。





有名な「見ざる」「言わざる」「聞かざる」をハケ~ン・・・

私の人生のモットー・・・
「見よう」「言おう」「聞こう」と正反対のお言葉・・



眠り猫もよく見ないと見落としそうなところに有りました。








東照宮は徳川家康公の神社ですが、他に無い色使いが特徴的ですね~ 。



特に黒基調の建物に金色のデザインは、私の愛車、サンバーのステッカーデザインの考察にも影響を与えました。。


そして、何処かで見た風景・・・



北海道大学のポプラ並木みたい・・・・・

かな???



その後はまたまた軽のレンタカーでドライブ。。


最近流行りの背高軽ワゴンを体験してみようと、ホンダNBOXを指定したので、みんから向けにレビューしようと思いましたが、時間が無くて、ルポは出来ませんでした。。



いろは坂を登り、少々曇っていましたが華厳の滝を見る為に明智平の展望台に登りました。。



男体山も雲がかかっていて、中禅寺湖も灰色でしたが、妻はここから眺めた景色が凄く気に入ったらしく、次回、晴れた日に是非来てみたいと言います。。

そんなにこの風景が気に入るとは、これまた不思議でした。。


イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

お外探検してきたなニャ~🐱すあま ...
P・BLUEさん

にゃんこdiary 9
べるぐそんさん

【お散歩】荒川沿いをお散歩ですーー ...
narukipapaさん

肉に始まり肉に終わった…🐮🐷
すっぱい塩さん

愛車と出会って3年!
メタひか♪さん

※今季の赤組オフミの件について
九壱 里美さん

この記事へのコメント

2015年6月11日 5:34
日光にも行かれたんですね。抜かりのない観光に圧巻です。
これじゃ、奥様も大満足ですね♪
コメントへの返答
2015年6月11日 21:27
松島&仙台か、日光か、富岡製糸工場かで悩みましたが、私的には次回のブログのあるものが目的で日光にしました。。

またご覧くださいね~。

2015年6月11日 6:59
南から北まで制覇したので後は帰るのみと思いきや、日光観光とは驚きました!
ワタシも一昨年の夏に夫婦で東照宮、華厳滝に行ったので懐かしく拝見しました。その時は浅草から東武特急スペーシアを利用しましたよ♪
コメントへの返答
2015年6月11日 21:30
飛行機だと点からあ点への移動ですが、鉄道だと線の移動・・・

長時間乗車していると途中下車したくなりますよね~

それが鉄道旅行最大のメリットだと思います。。

日光へはJRルートよりも東武線利用が圧倒的に多いですよね~。
2015年6月11日 8:19
日光寄り道は意外な展開\(◎o◎)/!
確かに、真っ直ぐ帰って来るだけじゃあ面白くないですよね(*^^)v

この後、真岡鉄道とツインリンクに行ったとかいう展開を期待していいでしょうか?(^◇^)
コメントへの返答
2015年6月11日 21:33
鉄道の旅は寄り道してなんぼの世界ですからね~。

真岡鉄道とツインリンク・・・
ちょと近いような答えですね~。

また明日辺りに書きますので、よろしければご覧ください。。
2015年6月11日 8:25
北海道からの帰りも ぬかりなく日光を入れるとは!

「見おう、聞こう、言おう」
人生楽しまなきゃ損 という前向きさを見習いたいです( ^ω^ )
コメントへの返答
2015年6月11日 21:35
鉄道の旅だと凄く欲張りになります。。

北海道からの帰りに鹿児島に立ち寄るよりはマトモかなと・・・。

人生、あと20年も生きれないから、楽しまなくては絶対に損!!

2015年6月11日 11:25
流石、ぬかりない(゜ロ゜;

伊達に奥様をゲットしてませんね(笑)


さておき、はまなす。

乗りたかったなあ…

寝台急行・銀河号も、こういう工夫があれば、きっと生き残れたと思います( ̄~ ̄;)

銀河が一番好きな列車でした…
コメントへの返答
2015年6月11日 21:41
あまりにも観光地然としていてイマイチなんですが、明日以降に書く続編が日光へ立ち寄った本命ですので、時間があればまたご覧くださいね~。

はまなす。。

自由席や指定席はガラガラですので今からでも遅くないですよ~。

最後の14系座席夜行もいいものだと思います。

Peach札幌往復+はまなす青森往復のプランを実行に移したいのですがお金が・・・

因みに私は自由席、指定席、グリーン車、A寝台、B寝台、郵便車、荷物車まで連結している五目チャーハンの様な「だいせん」号が大好きでした。。
2015年6月11日 15:01
あまりにも内容が濃すぎて
凄すぎます(驚)

「のびのびカーペット車」の存在
初めてしりました。

その他 無知だらけです(笑)
コメントへの返答
2015年6月11日 21:45
のびのびカーペット車は凄くお得ですよ~。

廃止になる前にもう一度乗っておきたいデス。。

てか、うまく売り込めばもっと利用率が上がると思うのは気のせいでしょうか。。
2015年6月11日 17:34
指定席車両は、元急行まりものドリームカーですね。
当時はあのシートに憧れましたが、B寝台には勝てず(笑

のびのびカーペットの2Fは「買い」ですね♪

それにしても、日光線にこんな車両・・・。
「特急誘導」ってやつでしょうか??

日光は中学の修学旅行以来です。
コメントへの返答
2015年6月11日 21:52
おっ。。

この車、元急行「まりも」号に使われていたのですね~。

石勝線が開業してからの「まりも」以前、滝川廻りの夜行急行「狩勝」の旧型座席車や夜行鈍行「からまつ」号の10系寝台車で釧路に行った思い出が。。

JR東日本さんも東武さんに白旗を挙げて、新宿発のスペーシア号を設定していますからね~。

関東ご在住の方は日光へは東武が当たり前でしょうが、遠方在住者や外国人は解りやすいJR利用で日光入りすると思います。。

新幹線連絡の宇都宮発、日光行特急でも運行すればそれなりの需要が有ると思うのですが。。。
2015年6月11日 18:35
前回が最終話でこの後は新幹線でピューッと帰っきました!!特にネタ無し(´Д` )でシメかと思いきや、E5とE6を乗り比べつつ日光観光とは( ゚д゚)

なんと言う充実プラン。。。

E5とE6では座席サイズが全然違うのですね〜
これで料金同じ?は損なのか…いや、E6の方が不人気で空いていればドッチもドッチなのかしら(´・Д・)」
コメントへの返答
2015年6月11日 21:55
鉄道利用の旅は点ではなく線ですので、なかなか終わりませんです。。

秋田新幹線のグリーン車も快適ですが、E5系と連続して乗車すると、狭い感じがするのは否めませんでした。。

マルス打ちでは特に希望が無い限り、先にE5系のグリーン車の方から発売される設定の様ですね。。
2015年6月13日 1:37
夜行の急行は銀河くらいしかしりませんでした
だいせんも急行f^_^;
はまなす
昭和の急行がいいですね

夜行に缶ビール、トンネル越えたら青森

演歌が聞こえてきそうな風情のある景色がなくなるのは寂しいかぎりですね
コメントへの返答
2015年6月15日 0:16
私が少年の頃は夜行急行が最盛期で、14系座席車では「雲仙」「西海」「阿蘇」「くにさき」号の4本が有り、「だいせん」や「きたぐに」「おが」「鳥海」「さんべ」「日南」等は旧型客車列車でした。。

青函連絡船時代からは北海道旅行の旅のスタイルは随分変ってしまいましたね。。

プロフィール

「お花見ドライブの〆は 由志園の牡丹で Benzのエンジン警告灯が点灯した ( ゚Д゚) (妻への誕生日プレゼントとしてのドライブ⑤) http://cvw.jp/b/860472/48431562/
何シテル?   05/16 08:19
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/5 >>

    123
45 67 89 10
11 121314 151617
18192021222324
25262728293031

愛車一覧

スバル サンバー 客貨両用A寝台「キロネハ二TV2」黒サイ (スバル サンバー)
サンバー絶版の噂を聞き、慌てて平成22年2月に13年落ち15万キロ走行のボンゴフレンディ ...
メルセデス・ベンツ Eクラス セダン 毎日がグリーン車!キロW213-1 (メルセデス・ベンツ Eクラス セダン)
妻専用車だったAudi A1 からの乗り換え車です。 2年落ちの中古車を諸費用全込総額 ...
アウディ A1 スポーツバック チビイケメンな赤いてんとう虫 キロA1 (アウディ A1 スポーツバック)
平成28年5月吉日 妻車として購入。 過去車登録に変更するまでは私以外が使用するのでS ...
スズキ K50 お巡りさんのオートバイ (スズキ K50)
平成14年(2002年)10月にヤフオクで落札し名古屋まで受け取りに行き、夜の国道をトラ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation