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イイね!
2017年08月27日

既製品オートキャンピングカーとしては日本最高の車だったかも!

既製品オートキャンピングカーとしては日本最高の車だったかも!
レビュー情報
メーカー/モデル名 マツダ / ボンゴフレンディ RF-V_オートフリートップ_4WD(AT_2.5ディーゼル_8人乗) (1995年)
乗車人数 8人
使用目的 レジャー
乗車形式 過去所有
総合評価
おすすめ度
5
満足している点
通常、オートフリートップ等の専用設備は新車購入後に高価な費用を捻出して専門店に改造特別注文を依頼して取り付けてもらうのが常識ですが、その費用を捻出することなく特別注文なしで、既製流通品として安価(300万円以下)にて購入(しかも電動オートフリートップ)できた車としては、私の様なアウトドアーユーザーにとっては間違いなく日本一お得な車であったと言えます。
さらに、本格的キャンピングカーではないので、日常ユーズにも不満が無く、普通の乗用車同様に買い物や送り迎えが出来ました。
不満な点
後期型でしたので、購入時にAT設定しか無く、MT仕様が買えなかったことと、4WDの設定が「リアルタイム4駆」で、空転してから初めて4駆に切り替わるので、雪の林道等ではスタッグして既に手遅れとなる場合が多く、悪路ではハードな使用が出来なかった点です。
もう1点はシートが価格の割に豪華過ぎて、フルフラット設定した際に、水平にならずに凸凹が生じたことでしょうか。。
総評 当時の日本では誤解され、あまり製造されていなかったディーゼルエンジンを採用していたことによるトルクフルな走りは本当に最高でした。
また、各窓の遮光カーテンには電車の様な電動ロールカーテンを採用するなど細部にきめ細かな配慮がされており、仮眠時の密閉性にはかなり優れていました。
スキー等の遠出では、上下2フロアーで4人が広々と水平面で仮眠でき、少し詰めれば一度に6人が無理なく車中泊できる優れモノで、家族や気の合う仲間同士のドライブには最適な1台でした。
項目別評価
デザイン
☆☆☆☆☆ 4
車体自体はポップアップルーフが無いと5ナンバーで収まるスリムなボディながら、安定感を感じられるデザインに纏められており、また、エンジンは車体中央にありながらボンネットがある近代的なスタイルに仕上がっていました。
走行性能
☆☆☆☆☆ 4
ディーゼルエンジンのトルクフルな走りにより、急な坂道での起動性能に富み、しかも高速道路では進入車線から100kmまで、ガソリン仕様の乗用車を思いっきり引き離せるくらい一気に加速出来るなど、直線走行性能にはかなり優れていました。
曲線では車高が高い分不利でしたが、気になるものではありませんでした。
乗り心地
☆☆☆☆☆ 4
背が高い車でしたが、ロールも程よく抑えられ、至って快適でした。
積載性
☆☆☆☆☆ 4
3列目座席や2列目座席を折りたためば、抜群の積載性能を誇りましたが、3列とも使用すると、積載容量が少なく、8人乗りでは無理が生じ、6~7人が限界でした。
他車よりも良い点は、長物のスキー板は座席下がスルーになっているために室内に完全収納できた点で、スキー用のキャリア等は一切不要でした。
燃費
☆☆☆☆☆ 3
街中のストップ&ゴーでも、長距離ロングドライブでも9km/L~10km/Lと変化の少ない不思議な車でした。
価格
☆☆☆☆☆ 5
オートフリートップが標準装備されている車としては、超破格値な車でした。
もうこの価格でこんな車が世に出回ることは二度とないでしょう。
その他
故障経験 故障無く13万㌔まで走りましたが、14万㌔でクーラーが故障。
同時にメーターパネルの液晶も不点灯となり、双方の修理に30万円以上がかかることが判明、手放すきっかけになってしまいました。
ブログ一覧 | クルマレビュー
Posted at 2017/08/27 22:07:06

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この記事へのコメント

2017年8月28日 0:02
自分もディーゼル車大好き❤人間で当時は2500や3000のターボディーゼルで馬力、トルク、燃費も良くて、特にワンボックス系ではボンゴフレンディのキャンパーモデルのルーフテントに、マツダらしいサイドウィンドウのロールカーテンなど眼を見張るものがありました。
球数も多くて、グリーンやシルバー系メタリックのモデルもよく見かけましたが、残念ながら長く乗れないマツダ車の宿命か今では目にすることはまず無くなってしまいました。
没個性、ハイブリッドなど環境系に振りすぎで車としての機能を楽しむ車種が減ったのか残念です。
コメントへの返答
2017年8月28日 23:15
仰る通り、当時のマツダ車は短命だったのは否めませんね。。

当時でも、こんな夢のある車を作っていたのはMazdaさんちスバルさんぐらいでしたね~。

本当に今の車は「みんな同じ」「没個性」「ハイブリッドデザイン」の一言に尽きます。

こんなこと言うと環境派な方には怒られてしまいますが、燃費よりもハイブリッドよりも「乗りたい」「持ちたい」と思う夢のある車を作ってほしいものです。

環境優先・コスト優先のデザインでは所詮、欧州車に敵うことが出来ないのですから。。
2017年8月28日 5:50
懐かしいですねえ(^^)

自分には遠い存在の車でしたが、画期的でしたね♪

古典的ディーゼルエンジンは、化石設計故に欠点を埋めるチューニングをすれば、激変しますよ♪
コメントへの返答
2017年8月28日 23:19
本当は「平屋根」車を買う予定でしたが、子供たちにおされてついつい無理をしてオートフリートップを購入してしまいましたが、おかげさまで良い思い出が沢山出来ました。

ディーゼル車の普及は悲しいかな欧州に20年は遅れていますよね・・・。

25年前の新婚旅行で欧州を一周した際は、ガソリン車よりもディーゼル車が圧倒的多数だったことに驚愕しました。。
2017年8月28日 20:42
丁度このころに免許とりました
後にも先にも標準でこんな装備ないですね
ミニバンブ〜ム、車中泊ブ〜ムの今
より映えるような気がします
コメントへの返答
2017年8月28日 23:21
そうですよね~
今やなぜかミニバンブーム・・・

子供が車の絵を書くときに四角いワンボックス車の絵を書くらしいです。。

もしかしたら当時の私は時代の最先端を行っていたのかな(爆笑)


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「三岐鉄道訪問 (*´▽`*) http://cvw.jp/b/860472/48611493/
何シテル?   08/21 06:23
ラスト サンバーです。よろしくお願いします。 サイドに大きな六連星を施し、ヒサシ(国鉄・上越型EF58の氷柱切りとも言う)を取り付けたデザインのサンバーは、主...
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