さて、タイ・乗り鉄行脚の4日目は市場の中を列車が走る「メークロン市場」へ向かいます。
その日は、午前中に市場の撮影をして、午後からはクルンテープ駅で列車の撮影をする予定で、朝の3時半にホテル下に集合でしたが、なんと堀さんが朝寝坊・・・
どうやら爆睡しておられるようで、堀さんを起こしていると、なんと隣の部屋の電気がついてしまいましたので、それ以上起こすのは断念しました。。
堀さんももう70歳ですので、昨日までの疲れが一気に噴出されたのでしょう。。
仕方なく3時半のクルンテープ駅をホテルの前から撮影。。。
それでも5時には起きてこられたので、5km程離れた川向の駅前でトゥクトゥクを捕まえて、メークロン線のターミナル、ウォンウェイエン・ヤイ駅へ向かいます。
未だ夜が明けぬ街をカラフルな電飾のトゥクトゥクで6時25分発の列車に間に合う様飛ばします。。
かなり飛ばしてくれたおかげで、発車20分前に駅に到着。。
いやぁ、トゥクトゥクは実に楽しい乗り物です♪ (^^♪
なんだか駅は街と同化していて、判りにくい位置にありました。。
出札の尾根遺産、なんだかまた発券に時間がかかりそうな雰囲気・・・
そして案の定、私たちの「タイランドレールパス」を出すと考え込んでしまいました。。
そしてなんと、駅務室へ通され、数人の男性職員が出てきてどこやらへ電話してようやく発券してくれるという有様。。
20日間の乗り放題券は、各駅で無料のチケットに交換してから乗車する必要がありますので、かなり不便です。。
発券が終わるころにはホームは人でいっぱいになっていて、列車はこの段階で20分遅れでした。。
ホームには食品や飲み物を扱う売店が多数あり、食べ物には困りません。。
やがて20分遅れで私達の乗る折り返し普気第4311列車が到着しました。
シートは御覧のようにプラスチック製・・・
冷房はモチロン無しで、かなりくたびれています。。。
折り返しは10分遅れの発車です。。
そういえば今日は日曜日なので、メークロン市場は果たして開店しているのか、心配になってきました。。
そこまで日程に気を遣っていませんでしたので、かなり不安です。。
沿線には女子高校と女子大学が有りますので、日曜の早朝便でも乗客に学生らしき姿はありました。。
対向列車も同じタイプの気動車です。。
メークロン線は比較的街の中を走りますので、ご覧のような独特な形をした寺院も車窓から見ることが出来ます。。
踏切にはベトナム同様、いちいち警手が居て、安全を確保しています。
昔の日本もこうだったのに、今はもう警手の居る踏切なんて、ほぼ無くなってしまいましたよね~。
そして、終点のマハー・チャイ駅に到着。。
実はメークロンセンは、ター・チーン川という大きな川を挟んで東西に分断されていて、メークロンへ行くにはここマハー・チャイ駅で下車して少し歩き、渡し船に乗って対岸のバーン・レーム駅まで歩いて連絡する必要が有ります。。
そして列車がマハー・チャイ駅に進入して驚愕!
なんとここにもメークロンの様な「駅市場」が展開していました。。
みんな列車とすれすれのところで店を出していますが、ここ、実は線路です。。
列車は遅れていますので直ぐに折り返し発車していきましたが、線路は直ぐに人、人、人で埋まってしまします。。
今、列車が走っていったばかりの線路はあっという間に市場に変化します。。
堀さんが「ここは面白いので、直ぐ連絡船に乗らずに1時間後の列車を撮影しましょう」と仰るので、そうすることにしました。。
いやぁ、ここの市場は凄く活気が有って面白いです。。
昭和時代の日本の市場もこんな感じでしたよね~。
そして観光客向けではなく、本当に地元の方々の生活の源元となっていますので、生き生きとして活気が有ってなんだかこちらまで楽しい気分にさせてくれます。。
メークロンに行かないとこんな場所は無いと思っていましたが、タイでは何処にでもある風景だったんですね~。
市場の終端からは寂しい単線の線路が続いています。。
河口の街だけあって、水揚されたばかりの新鮮な魚も並びます。。
将来の歌手??
女子高校生がなんと日本の演歌・「北国の春」を歌っていました!
買い物客でごった返す駅構内。。
さしづめ難波駅の「なんばCITY」や大阪駅の「ルクア」といったところなのでしょうか??
行きかう人々もエネルギッシュで、元気をもらうことが出来ます。。
そして遠方から列の汽笛が聞こえてきます。。
踏切警手の手笛により、一時商店は引き上げられます。。
そして、商店の軒をかすめるように、列車が到着します。。
いやぁ、メークロンまで行かなくても、ここで十分スリリングな風景が楽しめます。。
そして列車が通り過ぎると、我先に商店が出されます。。
さてさて、メークロンに行く列車は1日に4往復しかありませんので、前途を急ぐことにしました。。
港へでるまでも市場は続きます。。。
おっとおベンツ様。。。
そういえばタイの車は圧倒的に日本車が多く、(9割以上)、残り1割未満が欧州の高級車です。。
イカやエビが大量に売られています。。
街全体が生鮮食料品市場って感じですよね~。
そして渡船場へ・・・
大阪市の「木津の渡し」同様、個々の渡し船は道路として扱われており、バイクもそのまま載せることが出来ます。。
料金は3バーツ ≒ 10円 です!
大きな河口の港らしい風景です。。
タイの鉄道はこのように大河の手前で分断されているケースが多く、昔は橋梁技術がなく、建設が困難で、ようやく技術が追い付いてきた現在では、逆に鉄道が衰退してしまい、橋が架けれないといったところなのでしょうか??
そんな事情をうかがい知る由もなく、渡し船はのんびりと大河を航行します。。
列車あり、船ありで、乗り物好きにはたまらない展開です。。
そして5分ほどで対岸に到着。。
タイの人々生活が垣間見れる楽しい旅でした。。
そして私たちは、対岸の駅・バーン・レーム駅へと向かって歩きます。。。
駅までは、ローカルな街中を歩きます。。
こんな怪しいところもあります。。
昔、メークロン線で走っていたディーゼルカーの生首ですね~。
駅までの案内板も無く、少し道に迷ってしまいました。。
つづく
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