先月行ったコロナ禍の乗り鉄行脚もいよいよ最終日のルポです。。
前夜は新山口駅の格安ホテルに宿泊し、和歌山へ帰るだけの行程です。
新山口駅から乗車したのはお馴染みの末期(真黄)色の115系ですが、こちらの中間車はこの旅初めての3500番台車!つまり、京阪神地区で「新快速シティライナー」として活躍していた117系車両が115系に改造されて都落ちしてきたものです。。
車内は残念ながら扉周辺がロングシート化改造が施されており、在りし日のオール転換クロスシートの117系の様な風格は感じられません。。(/ω\)
115系の在来車は、車端部にロングシートを配していますので、御覧の様に車端部にクロスシートが有ることで、元117系だという事が判別できます。。(^^♪
この部分のシートピッチは異様に広いので、このタイプに乗ると、漏れなくこの位置に着座します。。
車両中央部のクロスシートは4脚しか残っていなくて、誠に残念です。(/ω\)
でもまぁ、種車は急行型に匹敵するくらいの客室設計ですので、クロスシート単体の重厚感は十分です。
そして何よりもクーラー吹き出しスリットの無い、フラット型天井が、王者117系を物語っていますし、台車もそのまま空気バネ台車を流用していますので、金属ばねの115系との乗り心地の差は天と地ほど感じます。。
一方、両端先頭車のクハは新製された115系ですので、剥き出しの蛍光灯+スリット付き天井、金属バネのぎこちない乗り心地ですし、御覧の様に運転台後ろは後年に設計された機器類を納めるBOX等でごちゃごちゃとした設計になっています。。
山陽路は車窓に海が迫り、風光明媚な景色に終始します。。
そして、岩国駅から先は、最新鋭の227系となりますので、楽しみが激減です。
お金に余裕が有れば、岩国~三原間は新幹線で移動したいところです。(/ω\)
岩徳線のキハ40型が構内にゴロゴロ居ます。。
どちらかというと岩徳線も攻めたいのですが、ちょうど3時間も列車の来ない空白時間帯となってしまいましたので、止むを得ず乗車を諦めました。。
227系もよく見ればカッコいいのですが、私の中では国鉄型を廃車に追いやった悪者扱いでまだまだ馴染めません。(/ω\)
車内はゴージャスなエンジ色の転換クロスシートが並びます。
窓割付も絶妙で、よく考えられた連続窓から見る瀬戸内の風景はとても素敵で快適そのものす。
ある意味、窓割の合わない115系転換クロスシート改造車なんかよりはかなり外の景色を見るのには適しています。。
車端部は115系を踏襲して、ロングシートになっています。
目立たない車端にロングシートを配することにより、何よりもチープ感が最小限に抑えられていますし、混雑の緩和も出来、一石二鳥の効果が有ります。
広島では瀬野~八本松間に使用される赤い補機の姿も確認できましたが、こちらは現在でも運用されているのでしょうか??
広島~三原間は山間部を走ります。
三原駅では糸崎行に乗り換え、そこからはまたまた115系が待っています。。
構内には原色・湘南カラーの115系も居ましたが、どうやら私の乗る電車ではなく、6連ですのでラッシュ時に運用されるみたいです。。
こちらがBOXシートから転換クロスシートに改造された115系ですが、この席に座らないと、窓配置が悪く、この席の前の席などは真横が壁になってしまっています。(/ω\)
「直ぐにカーテン降ろす派」には最適ですが、「景色派」には最悪です。。
旧型車の改造ですので、車内の見付けは何処となくアンバランスです。
黄色い塗装は青空に良く似合いますよね~ (≧▽≦)
尾道付近で見える本四架橋/尾道~今治ルート・「しまなみ海道」の橋です。
倉敷駅からは伯備線方面へ脚を伸ばそうと思い、途中下車しました。。
折しもDE10型の牽引する「コキ」がやってきました。。
岡山方から115系が進入してきました。。
国鉄型のオンパレードです。。
時間の都合で日羽駅で途中下車します。。
一生のうちで降りる筈も無かった駅に、突如とした思い付きで下車してみるのも良いものですね。(≧▽≦)
周辺は何もない、唯々、田舎の中にポツンと存在する、不思議な高架駅です。
あまりにもなにもすることが無いので、記念に自撮りです。(≧▽≦)
そして、やって来たのはまさかの213系旧本四架橋・瀬戸大橋線の元祖マリンライナーでした。(未だ生存していたとは知りませんでした。)
車内は綺麗にリニューアルされていました。
末期の国鉄型でステンレスボディとは言え、やはり昭和の電車は風格が有りますね~。
JR西日本さん限定のビールを飲んで。。
時刻表や普通列車編成両数表で次に乗る列車を決める幸せ。。(≧▽≦)
岡山発相生行きで最後の115系となり、そこから先は新快速となります。。
なんと珍しく、姫路駅で増結の有る列車でした。(≧▽≦)
明石海峡大橋を見ると、ようやく帰って来たなと言う気持ちになります。