頂上はガスって霧に隠れたり、時折頭を出したりで安定しませんが、経験上、このお天気の3,000m級の山岳地帯なら太陽が沈み始めると不思議なくらい雲が引いていきます。(^^♪
先ずは大先輩と売店で購入した生ビールで無事到着の乾杯です(^^♪
いやぁ、何回山に登っても本当に至福に感じるひとときです。。
山頂の御前峰(2702m)へ夕日を観に行く前に、17時からの夕食の列に並びます。。
かなり大規模な山小屋ですので、平日とて人数は半端では有りません。。
いつもなら夕飯後は小屋の外で夕日を眺めますが、どうせなら40分歩けば頂上ですので、夕飯後もひと頑張りすることにしました。(^^♪
モチロン大先輩も夕飯後の登頂に大賛成してくださいました。(^^♪
・・・という事で、夕飯後は直ぐに御前峰に向けて登山を開始します。
この段階での山頂は五里霧中な状態で大先輩は天候をご心配されていますのですが、絶対に晴れるパターンなので「200%晴れます!」と断言し、先を急いでいただきます。(^^♪
それにしても、白山は本当に可愛い高山植物の花が多いので、いちいち立ち止まって撮影してしまい、なかなか歩みが進みません。。(^▽^;)
ほらほら!晴れてきたでしょ!
先程までは五里霧中だったので山頂の天気を心配したのか、200人以上は居たのに誰一人登って来ません。。(;゚Д゚)
高天ヶ原分岐に来ても下山してくる人すらいない状況です。(;゚Д゚)
なんでみんな折角苦労して白山の室堂まで来たのに、あと少しで行ける頂上からの夕日を観ないのか不思議過ぎます。(;゚Д゚)
それまで山頂を覆っていた雲がどんどん麓へと引いていき、どんどんと青空が増えてきました。。(^^♪
先程、ビールを飲み夕飯を食べた室堂のビジターセンターも俯瞰出来ます。
(^^♪
天空へと突き進む登山道 (^^♪
とうとう頂上の白山神社奥宮まで辿り着きました。。(≧▽≦)
こんなところにも神社が有るなんてと驚かされます。。
山々は本当に昔から信仰の対象にされるんだなと感心させられますね。
(≧▽≦)
こうべを垂れて荘厳な所におわする神々に日頃の恵みに対する感謝の意をお伝えします。
神殿に夕日に照らされた自分の影が映っています。。(≧▽≦)
ちょっと夕日と言うには未だ早い時間だったかな??
白山山頂付近の眺めです。。
取り敢えず白山初登頂の記念撮影!(≧▽≦)
遠くに雲海が見えます。(≧▽≦)
頂上まで来たら流石に人が居るだろうと踏んでいたのに、なんでこうも誰も居ないの??
まさか私と大先輩の2人だけだなんて想像もしていませんでした。(^▽^;)
白山神社奥宮の全容。。。
遠望は2,677mの剣ヶ峰ですが、ここは神々のみが立ち入れる領域で、私達登山者が辿り着ける道は有りません。。(´・_・`)
もちろんこのお剣ヶ峰の山頂にも祠は有るそうです。(^^♪
この転落すると命が有る筈も無い切り立った崖が、神々の領域と私達世俗の領域をきっぱりと区分しています。(^^♪
少し東に目をやると、登山中は上に見えた三方崩山の頂が随分下に見えます。。( *´艸`)
いつの間にか、あちらより高いところまで登っていたのね。。
やがて、日が暮れ始めました。。
太陽の下に見える赤い光は「だるま夕日」現象なのか・・・
はたまた海に反射しているだけなのか・・・。
山頂からの室堂・白山ビジターセンターの俯瞰です。。
夕飯後に結構、歩いてきたものだなと。。。
雲海の彼方にみるみる陽が暮れていきます。。(≧▽≦)
この景色を見るために登山をしている様なものなのに、くどいようだけど、なんでこの場に私と大先輩だけなのか不思議で仕方ないです。(´・ω・)
私の顔面に夕日が当たりますが、どちらかというと岩に当たって輝いて欲しいです。。
しかし、悲しいことに白山は北アルプスの穂高岳連邦の様な岩山ではありませんので、それは高望みとなります。(^▽^;)
素晴らしい景色やわ~(≧▽≦)
後ろ側を見ると残念ながら滝雲が迫ってきています。。
南西からの滝雲ですので明日の天気はお昼からは間違いなく大雨でしょう。
明日は雨が降るまでに急いで下山しなければなりません(ノД`)・゜・。

明日は昼から大雨なので、正直なもので夕暮の空は赤くは染まってくれません。(ノД`)・゜・。
残念ですが仕方ないですよね~。
まぁ、今が快晴となっているだけまだマシか~(^▽^;)
左端の岩場に立つ大先輩のシルエットがカッコいいです。(*´▽`*)
私も真似てみましたが、なんだかイマイチでした。。
とうとう日没の瞬間。。。
再度、山頂で沈む直前の夕日をバックに記念撮影。(≧▽≦)
さぁさぁ、暗くなるまでに早急に下山せねばなりません。。
下山の所要時間は30分。。。
ほら!この雲の上の遊歩道を御覧あれ!
天狗か仙人か、神様のみが通れる天空の道!
そこを歩けることはそこまで歩いて登って来た山屋だけに得ることが許された最高の通行特権です!(≧▽≦)
正に下界とは一線を画する神々の世界。。。
滝雲が激しくなってきました。。
暗くなる前に急げ!急げ!
暗くなる直前に山小屋まで下りてくることが出来ました。(≧▽≦)
後は大先輩と暗くなるまで外で待って星空を見るチャンスが到来するのを期待しましたが。。
満月ゆえ、星があまり見えませんでした。。。
(かろうじて北斗七星が見えているのがお判りでしょうか??)
かくして陽が暮れて、残すは明日の大本命であるモルゲンロート(ご来光)と山頂のお鉢巡りとなりました。。。
ではではまた次回。。