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ラスト サンバーのブログ一覧

2020年02月18日 イイね!

タイ乗り鉄・最終行程  タイ・乗り鉄⑩(最終回)

タイ乗り鉄・最終行程  タイ・乗り鉄⑩(最終回)

さてさて、いよいよタイ乗り鉄シリーズも最終回です!


アユタヤの観光後は、今夜も夜行列車に乗るため、クルンテープ駅に戻る13時11分発の快速列車に乗車します。。


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しかし、その快速列車は30分遅れで到着・・・

どうやらタイでは30分遅れくらいが当たり前で、1~2時間遅れが普通という感覚ですので、タイを鉄道でご旅行されようと計画されている方はご注意ください。



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・・・という訳で、30分遅れの快速列車に乗車。。

2等エアコン車に空席が有り、そこを確保することが出来ました。



・・・しかし、クルンテープ駅で乗り換える予定の南本線の特急列車はこの列車の所定到着時刻の30分後の15時10分発ですので、クルンテープ駅まで乗車すると間に合いません。。。


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仕方なく各方面へ線路が分岐するバンスージャンクション駅で下車し、乗車する南本線の特急を待つことにしました。。


見てください!このホームの低さ!

線路の頭よりホームの方が低いのがタイの国鉄です。。



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奥に見える大きな建物は、新バンコク駅です。。

数年後にはここから先、クルンテープまでの線路が廃止され、各方面列車はこのバンスー駅から発車するようになります。。



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現在は未だ単なる都会のローカル駅ですので、ご覧の様な露店が食品を販売しています。

ここで、夕飯用の具材を購入しました。



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こうした店は例外となく家族経営ですので、ご覧の様な可愛い娘さんが対応してくれることも有ります。。


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そして、まだまだタイの国鉄では、列車の荷役が多く、ご覧の様な荷車が頻繁にホームを行き来していました。。

昭和中期の日本を彷彿させてくれますよね~。


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そして、乗車する特客第45列車はなんと1時間遅れで到着。。

結果論としてはこれならクルンテープ駅で余裕で乗り換えれました。。。



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2等座席車をリクエストしたのですが、どうやら寝台車を割り当てられた様です。。


今回の車両は前回乗車した中国製の新型客車ではなく、明らかに日本製の匂いがプンプンする車両でした。



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発車後、直ぐに売子が食料を売りに来たので、さらに夕食を追加購入します。

タイの鉄道の旅は車内販売が多く、本当に不自由はありません。。


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夜の帳が下りると、車掌が寝台のセットに来ましたが、私たちは途中のバン・サン・ヤイ駅で下車し、クルンテープへ戻る寝台特急に乗車しますので、寝台にはせず、座席のままにしてもらいました。。



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しかしこの特急も、途中、何もないところで謎の2時間停車。。



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堀さんとともに慌てて時刻表を調べると、もう3時間遅れになっていました。。

これではバン・サン・ヤイ駅で上りの寝台特急には絶対間に合いませんので、乗換駅を急遽プラチャプ駅に変更することにしました。


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車掌にもその旨を伝えると、親切にも下車駅が近付くと、私たちを案内してくれて、駅長にも事情を伝えてくれました。。



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かくして私と堀さんは深夜の23時半に全く予定していなかった南本線の駅で下車して、その日の宿である上り列車を待つことになりました。。。



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そして上り特客第86列車も2時間遅れで深夜の2時に到着。。。



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どうにかその日の寝床に辿り着けましたが、空席だと思って私の寝台に寝ていた不心得者を起こすなどひと騒動もあり、結局寝れたのは3時過ぎ・・・・・


ようやくカーテンを閉めても御覧のように遮光性能も悪く、結局一睡もできずに・・。


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夜が明けてしまいました。。



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そして、もう少し寝ていたかったのに、午前6時になると容赦なく寝台を解体されてしまいます。。


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車内は急になんだかくたびれた眺めになってしまいました。。


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そして私はこの日に帰国。。

堀さんはさらに5日間滞在されるため、昨夜乗車したバンスー・ジャンクション駅で堀さんとお別れとなりました。。


このあと、私は終点のクルンテープ駅まで乗車し、関西空港行の飛行機の時間まで、一つぐらいはタイの寺院を観光することにしてみました。。


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本当にタイの鉄道駅は床が奇麗で輝いています。。


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取り合えず駅前でトゥクトゥクを捕まえて、唯一行ってみたいと思ったワット・アルンの渡船場まで行ってもらうことにしました。。
この楽しい乗り物も乗り納めです。。


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流石、観光立国だけあって、他のトゥクトゥクと競争・並走する場面もありました。。


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活気が有って楽しい街中をトゥクトゥクは大音響を響かせて走ります。。


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観光客が貼ったのか、はたまた運転手さんが貼ったのか、日本のドラえもんのシールが (^^♪


何分、タイはお隣の韓国とは違い、親日国ですから (^^♪


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アングロサクソンな方々はレンタサイクルで観光されているようです。。


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ワット・アルンへの渡し船です (^^)/


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流石親日国!

船内には日本語で御覧の様なスリ被害防止ポスターが貼られていました。。

てか、日本人が一番スリ被害に遭うのでしょうかね~。 (/ω\)


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対岸に見える憧れのワット・アルン。。


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遠くに霞む首都の高層ビル群。。


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ワット・アルンはとても崇高な空気に包まれていました。。


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素晴らしい建物です。。


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かなり傾斜のきつい階段を女学生が難儀して降りています。。


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世界各国からの参拝者が居ます。。


さてさて、ここで時間切れ。。。

空港へと向かいます。。


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タクシーは空港からの往路でボッタクリに遭ったので利用したくなかったのですが、トゥクトゥクが居なかったので、仕方なく乗車。。

空港までは乗らずに駅までの乗車とします。


この運転手さんはきちんとメーターを最初から倒して、到着時の清算も不正は有りませんでした。

タイのタクシーの全てがボッタクリでは無いようで、一安心しました。


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駅に早く到着できたお陰で、駅前の食堂で最後の昼食をとることにしました。。


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いやぁ、最後にこの象さんマークの瓶ビールが飲めるなんて (^^♪


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タイは物価も安くて、料理もおいしいし、住んでいる人々もおおらかで親切で、本当にいい国でした(往路のボッタクリタクシー以外は (/ω\)


死ぬまでにはまた是非もう一度来なければならないと思いました。。


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タイの乗り鉄最後の締めくくりは、10時50分発の英国製気動車特急・特気第3列車です。。


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特急でありながらやはりシートはビニール製。。



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駅の露天商も見納めです。。

いやぁ、1週間は本当にあっと言う間でした。。。


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スラム街ですが、井戸端会議はなんだか楽しそうですね~。

昭和の日本に有って、現在では失われてしまった空気をタイでは感じることが出来ます。。

私達おじさんには懐かしく、若者たちには新鮮な空気。。。


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遣われなくなった古い機関車が線路の傍らで朽ち果てています。。


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ドムアン空港まで僅か40分の乗車なのに昼食はしっかりと配られました。。


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そして定時にドムアン駅に到着。


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いやぁ、タイには本当に近いうちにもう1回来てみたいです。。


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空港への連絡路は前方に派手な制服のエア・アジアのCAさんが歩いていないと全くそれらしく思えないほど貧相です。。


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そして、往路と同じく満席のエア・アジア航空さんと、南海さんのラピート号スーパーシートの組み合わせで無事帰宅しました。。
おしまい。。


2020年02月13日 イイね!

アユタヤー観光 タイ・乗り鉄⑨ 

アユタヤー観光 タイ・乗り鉄⑨ 


さて、ウボン・ラチャーターニーから帰着した翌日は撮り鉄はお休みで、その日を唯一の観光ディに充当しました。






朝、8時30分発のチェンマイ行気動車特急・特気第7列車に乗車するため、1時間前にクルンテープ駅にやってきました。。


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駅コンコースの最前列には高級な木材を使用した僧侶専用待合席が設けられています。

タイでは僧侶は特別階級的な扱いを受けます。



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ホームはピカピカに磨かれていますが、中を普通にトラックが走り回っている風景はヨーロッパでも見て、世界の常識だと解かっていても違和感ありありです。



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気動車列車や、古いアメリカ製ディーゼル機関車が入れ替わり立ち替わり到着しますので、ホームに居て退屈することは有りません。。


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ホームのど真ん中に、事故防止のギャラリーが有り、元電車の運転士の私としては鉄道文化の違いを知るうえで面白そうでしたので、拝見させていただきました。



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先ずこちら左側は、列車の窓から体を乗り出して籠柱に頭部をぶつけるの図・・・

頭部破裂の状況が生々しいですが、これは車両の冷房化が遅れているがゆえに発生する事案で、今の日本ではこんなことはほぼ起こり得ないでしょう。。。

右側は列車に投石する少年・・・

こちらは日本でも有りそうな事案です。。



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次はデッキから転落して左足を切断するの図。。。

日本ではドアを開けたまま走行する旧型客車は淘汰されてしまいましたので、この事案も今は昔話ですね。


ただ、右側の泥酔者が線路で寝そべるのはよくある事案かもです。。



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走行中の列車からこの様に転落する事案も日本では起こり得ません。。



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タイではホームと線路の高さがあまり変わりませんので、この様に列車に足を轢かれて切断する事案はよくあるみたいですね。ほんと描写がリアル過ぎて怖いです。



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あと、転轍機の先端に足を挟まれる事案。。

日本では労災としては発生し得ますが、旅客がこの様になることはまずありません。

タイでは鉄道関係者以外でも自由に線路内歩行が出来るという背景が有りますので、この様な事故を惹起させてしまうのでしょう。。



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さて、ちょっぴり背筋が寒くなる絵を見た後は、いよいよアユタヤに向かう特急列車に乗車します。。


既に発車時間よりも10分遅れて3両編成の列車が入線してきました。

この列車、チェンマイまで実に11時間をかけて走る幹線人気特急列車なのですが、車両不足のためか、たった3両で絶えず満席状態!

今回はアユタヤまでの区間乗車でしたので、どうにか2名分の席を確保することが出来ました。


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昨日ウボンから8時間かけて乗車した特急と同じ車両で、シートはビニール製の粗悪品でした。。



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いち早く検札が行われますが、流石観光特急だけあって、「タイランド・レイルパス」に何の違和感も示されませんでした。



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列車はなぜか定刻にアユタヤ駅に到着。。

予想通りアングロサクソンのバックパッカーが多く、列車はここから満席となった様です。。



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さてさて、列車の発車手順ですが、乗降中は御覧のように赤旗で運転士と車掌に

停止手信号を現示させます。。


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そして、乗降が終わると進行手信号を現示。。

車掌も緑色旗で応答して、列車を発車させるという手筈です。。


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この駅についても、しばらく観光はお預けで、列車の撮影おば・・・・



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駅長さんの手旗信号を観察しました。。



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さて、アユタヤでは効率よく観光スポットを巡るため、レンタサイクルを借りてみることにしました。。



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3時間200円という安さです。。


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ママチャリタイプの自転車・・・・

70歳の堀さんは大丈夫かなと心配でしたが。。。



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やはりそこは大阪生まれの大阪育ち!

チャリンコの運転は素早すぎて競輪選手顔負けです (^^)/



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私も必死で堀さんに追いつき、パーサック川の橋梁の登り勾配で堀さんを追い抜き記念撮影!


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こんなデインジャーな合流もへっちゃらです。。


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最初の訪問地はワット・マハータートです。。


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宗教的施設ですので、半ズボンや女性の露出の多い上衣は禁止で、入場することは出来ません。。



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ご覧のように、私の半袖Tシャツとジーパンは入場可能でした。。



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タイに来てようやく観光らしい観光です (^^)/

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広大な敷地に煉瓦造りの遺跡が広がります。。



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なぜか仏像の首は刎ねられています。。。



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なんだか桜の様な木が彩を添えています。



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いやぁ、「乗り鉄」だけでなく、観光にも来て良かったです。。



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こちらはワット・マハータートの隣にあるワット・ラーチャプーラナです。

この様にアユタヤは街全体が遺跡であり、観光地になっています。。


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そしていきなりみんカラネタですが、こんなシビック、タイにはごろごろ居ます!

どうやらタイには車好きな人が多いようです。



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そして、アユタヤの街の中には御覧のように象が普通に歩いていて驚きます。。



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動物園でしか見たことが有りませんが、こうして近くで見るとかなりの巨体です。。



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歩道を歩く象に自転車で追い抜きをかける堀さん!



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ごぼう抜きを演じます。。

日本では歩道を歩く象を自転車で追い抜くなんて出来ません。。



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こちらは象の水飲み場で、観光客を乗せて街中を歩き回る象たちが集まって来ます。



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こんな象の群れ、見たことがありません。

象達は大人しくてとても可愛いですね~。


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真下から見るとかなり高い位置に席があり、2人並んで座れることがわかります。



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パオ~ン パオ~ン

可愛すぎます ( *´艸`)



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同様にレンタサイクルで回遊するアングロサクソンな女性も思わず自転車を止めて突然の象との遭遇を楽しんでいます。。



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帰路、橋の上で線路を爆走するモーターカーを発見!



以前、台湾でも営業時間中に線路を爆走するモーターカーを発見しましたが、日本で異常時以外にそれをすれば鉄道営業法違反です。。



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幸運にも定期旅客列車もやってきましたので、撮影することが出来ました。(^^♪



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そして、予定通りレンタサイクルを返却し、ビールをいっぱい!

乗車する列車が来るまで、また駅構内で撮影を楽しみました。。


つづく。。

2020年02月11日 イイね!

ウボン市内徘徊 タイ・乗り鉄⑧ 

ウボン市内徘徊 タイ・乗り鉄⑧ 


今回はタイ「乗り鉄」行脚の続きです。。



バンコク・クルンテープ駅20時30分発の夜行寝台特急・特客第23列車にて終点のウボン・ラーチャターニー駅に到着したのは定刻の6時35分よりも20分早い6時15分でした。。



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到着後は、そもそも私たちの主目的である鉄道写真を撮影します。。


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タイでは未舗装道路と土が剥き出しの大地を走るので、1回の走行で車両が埃まみれになります。

そのため、折り返し駅ではご覧のように必ず大掛かりな洗車作業が行われているようです。。


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駅前には御覧のように蒸気機関車が飾られています。

タイやベトナムなどアジアの駅はこの様に駅前にSLを展示するところが多いですね~。


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機関車の付け替え作業を見ているだけでも我々鉄道ヲタクはタイへわざわざやってきて良かったなと思います。



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9時30分発の快客第146列車の発車まで、約3時間、駅構内を徘徊しいました。


私達の乗るバンコク行の特急列車は14時50分発ですので、堀さんとウボンの街まで出てみることにしました。


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堀さんはバックパックが苦手で、両手にカバンを持って移動するタイプの方ですが、格安航空券では機内持ち込み荷物は1個で、ほかの手荷物については1個につき10,000円の手数料(堀さんの場合は2個なので20,000円 )が必要でしたので、帰路に向けて郵便局で荷物を預けることにしました。


駅のインフォメーションではなんとわざわざ日本語の解かる人に電話を繋いでくれましたので、街のどこに郵便局が有るかを知ることが出来ました。


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インフォメーションでは2番のバスに乗るように案内されましたが、待っていたのは御覧の様なトラック改造のソンテオでした。。


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郵便局前で降ろしてねと声を掛けます。


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そして、1番のりで乗車!


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発車のころにはそれなりの乗客が集まっていました。。


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シートが満員になると御覧の様な立ち乗り客も現れます。

なんて楽しい乗り物!

日本では絶対にあり得ません!


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ということで、運転手さんがきちんと郵便局前で降ろしてくれました (^^)/

去っていくソンテオ・・・


このあと、カメラを向けるとみんな恥ずかしそうに手を振ってくれました (^^)/


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そしてこれが郵便局!

立派な建物で、高価な車が駐車しています。。


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窓口も至って奇麗です。

堀さんのお陰で思わぬところで異国の郵便局を訪問することが出来ました。

(ちなみに日本への送料は7,000円でした)


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こちらは消防署ですが、日本の消防署と殆ど変わらず、車両も日本製です。


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ワット・トゥン・シー・ムアンという木造の経蔵を訪問。。。

お経のネズミによる被害を防ぐため、池の上に建てられたそうです。


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内部はネズミというよりも鳩の糞の臭いが酷かったですね(汗)



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なんだか日本の庭園のように奇麗にされていました。


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移動中に発見した露店理髪店です。


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長閑で静かでおおらかな時間が流れています (^^♪

日本ではあり得ないですよね~。


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こちらはウボンのシンボル、トゥン・シー・ムアン。

この町は毎年7月に盛大なろうそく祭りが執り行われることで有名で、このモニュメントは山車に乗ったろうそくを表現しています。


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こちらはワット・シーウボンラット!

エメラルドの仏像が納められています。


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狛犬ならぬ狛象がとても可愛いです。


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昼食は女子大前の露店で済ませます。

女学生相手ですので、安くて旨い!

100円分で満腹になりました。


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こちらは街の中学校です。

給食が無いので、みんなお昼は買い食いです。


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実はこの中学校は「ワット・スパッタナーラーム」という王室系の寺院の中に併設されています ( ゚Д゚)


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そして、先ほど昼食を食べたにも拘わらず、お腹が減ったので再度食事をすべく食堂に入ります。


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ジュースとスープ。。。。

これで200円!


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でもやっぱたまらなくビールが欲しくなりましたので、なぜか薬局でビールを購入。。


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ドエライ街角の電柱を見ていると・・・・


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2番のソンテオが走ってきましたので、手を挙げて止まってもらい、乗せてもらいます。。


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往路よりは空いています。。


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実に愉快な乗り物ですね~。


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特急列車の発車40分前に駅に戻ってくることが出来ました。。


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駅では小さな子供を連れたお母さんが、行内販売に多忙を極めていました。。


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そうこうしていると、私たちの乗る特急列車・特気第22列車がやってきました。


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特急列車の入り口には専属の女性車掌が居ます。。

この列車は14時50分にウボン・ラーチャターニー駅を発車し、22時55分にクルンテープ駅に到着しますので、なんとこれから8時間5分もの乗車を強いられてしまいます。。


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シートはこんな感じで、窓とシートの割り振りは合っていません。。


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素材もビニール張りでチープな感じです。。


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着席と同時に列車は発車!

気動車なのでエンジンの大音響と振動が伝わりますが、さほど加速は良くないようです。。

折り返し時にこの列車は洗車をしませんでしたので、窓が埃で大変汚れて、外の景色も霞んでしまい、車窓はあまり楽しめませんでした。。


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そしてなにより、この様な長距離昼行特急では無料で昼食が提供されます。


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堀さんによると20年前に来た時も食事が提供されたそうです。。


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そしてなんと、数時間後にティーブレイクも!


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で、こんなのが配られまして、何かというと・・・


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ガンガンに効きすぎた冷房の寒さをしのぐタオルケットでした。。

こんなの配るなら、冷房の温度を上げればいいのにと思うのは日本人だけなのでしょうか???


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・・・という訳で、列車は30分遅れて真夜中のクルンテープ駅へ到着。。


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明日の昼はアユタヤーに向かうため、チケットを取得しておきました。。


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そして夕食は先日の駅前ホテルに向かう前に夜遅くまで営業している駅のレストランで頂きました。


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つづく。。

2020年02月01日 イイね!

あての無い夜汽車の旅へ タイ・乗り鉄⑦ 

あての無い夜汽車の旅へ タイ・乗り鉄⑦ 

さてさて、時刻は未だ15時30分ですが、バーン・レーン行の最終電車の発車時刻が迫ってきましたので、列車に乗車します。。


これに乗らないと、マハー・チャイ駅で堀さんと落ち合うことが出来なくなってしまいます。


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最後に人が少ない行き止まり側で列車を撮影します。

日本のMazdaデミオが置いてあります。。


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最終列車なので超満員かと思いきや、なんと車内はガラガラ。。

車端部にボックスを確保しました。。



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車両の連結部・・・

相変わらず「幌」が無くて、転落の恐怖が付きまといます。

ここを普通に渡って隣の車両へ移動するなんて、ちょっと日本では考えられない状況です。


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それでも発車時刻にはシート満員程度に乗客も増え、直ぐに車内改札が始まります。。


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そして、車両スレスレの市場の中を進みます。


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この列車が最終列車なので、観光客への見せ場はこれが最後です。。


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折角、シート満員になったのに、乗客の大半は次の駅で下車してしまい、車内はガラガラになってしまいました。

どうやらこの鉄道と渡し船を使ってメークロン市場に来る観光客は非常に少ないようです。


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途中、野生の猿を見かけました。

なんと乗務員(車掌)が残飯の餌を放り投げているのを見たときは驚愕しました。



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途中、こんなお洒落な宿泊施設?も現れます。。


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タイの車窓風景の8割がたは御覧の様な小さな水路と熱帯植物の林で、ローカル区間ではこのような風景が延々と続きます。


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ちょうど1時間の乗車で渡し船との接続駅、バーン・レーン駅に到着。。


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下車した乗客に観光客はほぼ皆無で、みんな地元の住民で、1時間かけてメークロン市場に買い物に行ってきた人ばかりでした。。

タイでは電車賃が非常に安いため、人々は日常的に長距離移動します。


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渡し船も地元の人以外、観光客の利用は有りません。。


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現代なら架橋技術も目覚ましく発展しましたので、この川に鉄道橋を建設することは容易でしょうが、鉄道が衰退してしまいましたので、いまさらここに鉄道橋が架けられる気配すら有りません。。


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木造船と浮桟橋が異国情緒を放ちます。。


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渡し船はどうやら交通の要衝となっているようで、結構混雑していました。。


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そして対岸のマハー・チャイの商店街は16時というのに地元買い物客で混雑していました。


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上海カニはタイでもやはり高級食材で約1,800円とお高いです。



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堀さんとは改札口で落ち合い、乗車券を引き換え、ウォンウェイエン・ヤイ行の列車に乗り込みます。。


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朝は市場が出ていた線路にはもうその姿は無く、ジャングルの向こうから列車がやってきました。。


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ワンちゃんが必至で列車から逃げています (^^♪


踏切の遮断は原始的に人の手で行われています。。


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今回の「乗り鉄」ではメークロンセンの始端と終端には市場があるということが判明しました (^^♪


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この列車も観光客の姿はなく、比較的空いています。。


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マハー・チャイの市場ともお別れです。。


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原野の駅で、数少ない対向列車と交換します。。


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バンコク市街が近づくにつれ、駅構内に売店が見られるようになってきました。。


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終点のバンコク市内の外れにあるウォンウェイエン・ヤイ駅には定刻より15分遅れの18時40分に到着しました。。


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駅前のトゥクトゥクは相変わらず地図が読めない運ちゃんでしたので、仕方なく歩道橋を渡り、クルンテープ駅へ向かう道路に出て・・・


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入国早々、ボッタクリに遭ったタクシーを止むを得ず捕まえました。。


しかし、この運転手はきちんとメーターを倒して運転し、接客態度もまぁまぁでしたので、どうやらタイのタクシー全体が粗悪という訳では無さそうです。。


しかし、空港発のタクシーはその国の第一印象ですので、タイも国家を挙げてボッタクリタクシー撲滅に尽力しまければならないと痛感しました。



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さて、クルンテープ駅に到着し、いちかばちか先日問い合わせた時に満席だったチェンマイ行き夜行をリクエストしましたが、やはり満席。。



止むを得ず、空席のあるウボン行の夜行の寝台券を確保しました。。


私と堀さんの旅は、行き先が決まっいるのでは無く、その場その場で乗りたい列車を決めて乗る旅ですので、行き先はどうでもよいのです。。


因みにタイ鉄道旅行が2度目の堀さんに「ウボンってどんなところですか?」って質問してみたら、案の定、「私も行ったことが無いので知らないのですよ~」って返事が返ってきました。。


先ずは今夜の宿泊先の夜行寝台列車が確保出来て一安心です。。


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ホームにはまた日本から譲渡されてきた14系・15型寝台客車が据え付けられていたので、遂にこの列車に乗れるのかと思いきや。違う列車で大変残念でした。。



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ウボン行は4番線から発車します。。。


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駅構内には行方不明者の張り紙が多数・・・・

大半が若い女性でした。。

タイという国はまだまだ怖い国な様です。。


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そんな張り紙が50枚ほど貼ってあるのを堀さんと驚きながら見ていると、列車が推進運転で入線してきました。。


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車両は先日乗車したノンカイ行と同じ最新鋭の中国製客車でした。。


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発車が20時30分と遅く、しかも私も堀さんも夕飯を食べるのを失念していました

ので、乗車後直ぐに食堂車へ直行しました。。


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タイの文字は解からないので、このように写真付きのメニューは非常に役立ちます。。

私が注文したのはこんな感じ・・・


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肉団子スープとたまご載せご飯・・・


堀さんの注文は・・・

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違うメニューを発注したのになぜかよく見ると同じメニューでした ( ゚Д゚)


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いやぁ、お互い、食事なんてお腹さえ大きくなれば、内容なんてそれなりに美味しければどうでも良いことですので、取り敢えず出されたもので済ませます (^^♪

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最後は流行に乗って、タピオカおば注文 (^^♪


いやぁ、日本ではとうの昔に淘汰されてしまった食堂車の旅を楽しめるのは本当に素敵なことです。。


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食べ終わって寝台車に行くと、既にベットはセットされていました。。


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これで朝まで安眠できます。。


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ウボン行は人気が無いのか、空席が目立ちます。

こちらは寝台の上段ですが、窓が無いのが難点です。。


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こちらは洗面所・・・・


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そして男子用トイレ。。


新製車両ですのでとてもきれいです。。


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車内は正しく日本のA寝台客車オロネ14か、サロネ580のコピーです。。

それにしても日本のA寝台がタイの2等寝台とは、ランク的にタイのほうが上ですね~。


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この日の夜こそは、徹夜で夜行寝台列車を楽しもうと決意したのですが、年齢には勝てづに、直ぐに爆睡してしまいました。。


つづく・・・

2020年01月30日 イイね!

メークロン市場! タイ・乗り鉄⑥

メークロン市場! タイ・乗り鉄⑥

ター・チーン川を渡船で渡った後は、道に迷いながらバーン・レーム駅へと歩きました。。




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大きな金色仏像のすぐ左隣に駅は有りました。。



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国際的にも有名な観光地・メークロン市場に通じる唯一の鉄道なのに、ホームは閑散としています。



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ホームには例外となく出店がズラリと並んでいます。。



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お昼ごはんとして、出店で櫛肉団子とウインナーを購入しました。

2つでなんとたった80円!そして超美味!



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そして、列車は定刻に来る筈も無く約20分遅れで到着。。



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モチロン、冷房のも無く、プラスチック製の座席ですが、予想より遥かに乗客数が少なかったので、驚きました。



やっぱ日曜日なのでメークロン市場は休みなのかと不安になります。。



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例外となく、発車後すぐに車内改札が始まります。。



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この線はバンコク中心部からの路線より、風景は一変してローカル然とします。

御覧の様な用水路と家が数多く見られます。。



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そして、生活に密着した風景も垣間見ることが出来ます。


ノーヘルに2人乗りの単車・・・


私の高校時代にはよく見られた光景ですが、今や日本ではヤンキーや暴走族でも見られなくなってしまいました。


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広大な田園風景も。。。



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そしていよいよ終点のメークロン駅に到着です。。



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日曜日でもオープンしていました!


そして予想通り、観光バスなどでやってきた各国の観光客で溢れています。。


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様々な国から来た人々。。

明らかに前回ブログで紹介したマハー・チャイ駅の市場とは違います。。



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それにしても人と列車と市場の距離が信じられないくらい接近しています。



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列車の窓から見たお肉屋さん。。



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みんな楽しそう!



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日本なら国土交通省報告レベルの重大線路支障案件です。。


でも、この風景は「乗り鉄」なら死ぬまでに一度は体験しておきたいですよね!



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大勢の人々の喝采を浴びながら、列車は到着。。

途中急停止2回 (^^)/



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いやぁ、終着駅のホームもカオスです。。



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列車が到着すると直ぐに線路内に市場が展開されます。。



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海に近いので、鮮魚類が多いです。。

てか、観光客がお土産に買うものなんてほぼありません。。


観光地化していますが、売っているものは地元の住民の食料品というスタンスは古くから変わっていません。。



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ヤシの実が150円で売られていましたので購入します。。



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やっぱ、南国に来たらこいつですよね~。


果汁が100%、たっぷり入っていて超美味です。。


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そうこうしていると、駅のほうから汽笛が聞こえてきました。。

どうやら上り列車が出発するようで、手際よくテントがたたまれました。。



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実は同行の「撮り鉄」の堀さん、ここでは人が多すぎて「鉄道写真」が撮れないとこの列車に乗って、先に帰り、どこかで撮影するということでしたので、一旦お別れです。。



私は人を絡めて撮影するのが大好きですので、ここに留まり4時間後の最終列車に乗車することにしました。。



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それにしても凄い状況です。。


この状況に慣れていない我々外国人も多数いるのに、人身事故が発生したという話は聞きません。。


みんなそれなりの覚悟できているからでしょう。。



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大音響の汽笛を鳴らしながら列車は接近してきます。。

間近で見る列車は凄い迫力です。



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日本人かな??



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列車と商店の間隔はこんな感じ。。


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えして列車が去ると直ぐに折りたたみ式店舗を開きます。。


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珍しく服屋さんを発見したので、妻にお土産用として手前のロングパンツを購入。。

350円也! (^^♪

家で履くのにちょうどいい感じでしょ♪


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次の列車まで3時間あるので、市場の中で昼食です。。

本当にタイのご飯は口に合います。。

で、この像のビールも超美味です。。

タイで1カ月ほど暮らしてみたくなります。。


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さて、時間はたっぷりとあるので市場とは反対側の車止めまで行ってみました。。

「メークロン駅」と書かれた国旗付きの駅名標と可愛い列車のモニュメントです。。


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ここにも渡し船が有ったので乗船してみます。。


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駅の表側と違い、観光客は皆無。。

地元の人たちの生活空間です。。


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メークロン市場で買い物した地元の人たちが、単車や徒歩で各々の家へと帰っていきます。


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対岸には何やら大豪邸も。。



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長閑な風景で心が休まります。。


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帰路の渡し船待ち中・・・

タイではこのような僧侶をよく見かけます。


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そして、駅に戻ると、ちょうど幸運にも私が乗る列車が入線してくるシーンに出くわしました。


見てくださいこれ!日本では線路内侵入で新聞沙汰な風景です。。


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大音響の汽笛。。

撮影した尾根遺産がスマホを線路に落とし非常制動により停止しました。。



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そして、運転士さんも怒ることなく、笑顔で手を振って再起動。。

通過の際は群衆も珍しさから列車に触れています。。


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恐るべし列車との距離感。。。

これはもう病みつきになりそうです。。


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そして何事も無かったかのように市場が復活していきます。。



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いやぁ、ここに居て4時間は本当にあっという間でした。。


つづく。。

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何シテル?   06/11 22:52
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