高野山ケーブルカーの3代目車両の引退セレモニーの後、九度山の慈尊院まで高野町石道を歩いて下山すべく、スタート地点の大門までやってきました。
ここから九度山の慈尊院まではコースタイムで約6時間30分なのですが、元アルピニストの端くれとしましては左脚に障害が有っても、約5時間くらいで下山できる算段です。
入り口には無料レンタルの「杖」も有りますが、あえてこれには頼りません。。
高野山は杉で有名なだけに、やはり町石道も紅葉の少ない杉林の中を進みます。
「世界遺産」に指定される前は、荒廃し今にも自然に埋もれてしまいそうな獣道の様相を呈していましたが、「世界遺産」に指定されてからは、見違える様に綺麗に整備され、道標類も数多く取り付けられました。
黒い針葉樹林帯の中で時折姿を見せる広葉樹の紅葉が素敵です。
今秋の台風21号で根元から折れて道を塞いでいる木も数本ありました。。
大門から2時間ほど歩いたた地点にある休憩所で、昼食休憩。。
紀伊山地の展望が開けます。。。
北側を見ると、うっすらと大阪湾、そして遥か北に六甲山も確認できます。
押上石や袈裟掛石など、高野町石道は弘法大師もよく利用しましたので、弘法大師にまつわる岩も多数存在します。
町石道は大門~慈尊院間で2度国道(自動車道)とクロスしますが、大門から約2時間30分の「矢立集落」もその交叉する地点です。
矢立からは陽の当たる西側斜面を通過しますので、気温が少し上がります。
まだまだここからゴールまで12kmもあります。。。
本当に道標類はよく整備されていますので、たとえ地図を忘れたとしても道に迷う事は無いと思います。
だんだんと陽は西に傾いてきました。。
途中、ゴルフ場の直ぐ横を歩くところが有りプレイ中の声が聞こえるなど、折角の秘境ムードも台無しです。。
少し歩いたところには有名な「二ッ鳥居」があります。
まさに神様・神社(Shrine=二ッ鳥居の様な巡業の礼拝地)と仏様・寺院(Temple=この場合は高野山の意)が共存する、神々の国・平和日本の象徴的巡礼道です。
山岳遭難事故を乗り越え、ずっと履き続ける「Goro」さんのオーダーメイドの革製登山靴。。とてもよくできていますので、重傷を負った左脚を気にすることなく、歩くことが出来ます。
ズボンは落ち葉色のものを履いています。
陽が西の山の端に隠れたころ、ようやく眼下に紀の川が見えてきました。
あっ、そうそう、この左側に立っている石碑が「町石」で、高野山への残り距離を旅人に伝える役割を担っていました。。
格安のセルフ販売所で6個100円のみかんを購入~。
遥か彼方に私の自宅も確認できます。
慈尊院に到着したのは17時。。。
予想より30分の延着で、長期にわたり登山をさぼっていたことによる身体の衰えをまざまざと実感させられてしまいました。。
折しも慈尊院はライトアップされ、何やらプチコンサートが開催されていました。
観客が10人くらいのミニコンサートながら、なかなかいい雰囲気でした~。
さて、そこからサンバーで一旦帰宅して夕飯を食べた後・・・・
本当の最終ケーブルカーに乗るべく、再び深夜に高野山駅へ行ってみました。。。
今日が本当のラストラン!
展望待合室では結構な数の人が最終列車を待っています。。
駅構内にはケーブルカーの歴史パネルが展示してありました。
3代目ケーブルカーが連絡通路に一時放置されていたなんて、なんだか笑えます。
乗車券とともに、ご覧の様な最終列車記念乗車証が貰えました。
偶然出会った会社の同僚に記念撮影してもらいました。。
最終列車は高野町の方々が多く、老若男女問わず乗車。。。
みなさんそれぞれのケーブルカーの思い出を秘めていることでしょう。。
そしケーブルカーは定刻に発車し、中間地点で登り列車とすれ違います。
そして最後の極楽橋駅入駅!
難波方面行の最終列車接続ですので、みんなぞろぞろと高野線ホームへと移動します。
さて、私は車を高野山駅に置いてきたため、再び登り最終列車に乗車します。。。
その間に車内を撮影。。
↑ 極楽橋方運転台周辺。。。
↑ 連結部
↑ 高野山方運転台
↑ 極楽橋方車内全体
さぁ、いよいよ本当の最終便の発車です。。
お母さんと息子さん。。。
そして高野山のお坊さんまでもが乗車し、定刻の22時47分に高野山駅に到着し、54年間の活躍に終止符を打ちました。。
こちらが記念に頂いた最終列車乗車証と記念クリアファイルです。
高野山から私の住む町の明かりが見えていました。。
遥か向こう側の明かりは大阪の街のものです。。
11月25日(日)、高野山の3代目ケーブルカー車両が引退するというので、鉄ヲタな私は当然さようならを言いに駆けつけました。。
自宅から、九度山町の無料駐車場まではサンバーで・・・・
そこからは登山靴に履き替えます。。
電車とケーブルカーを乗り継ぎ高野山駅まで行き、そこから1日かけて世界遺産の「高野町石道」を九度山まで歩いて降りてこようと言う算段です。。
九度山町さん、観光客に無料駐車場を提供してくださるとは実に良心的ですね。
NHKの大河ドラマで「真田丸」の放映が有ってから、「真田庵」のある九度山町さんは「真田幸村」がイチオシになり、南海電鉄さんと連携して九度山駅駅舎もそんなデザインに改装しています。。
駅で見掛けた「高野町石道」のPRポスターです。
町石道とは鉄道も無かった大昔に高野山参拝者が歩いた登山道の事で、起点がここ九度山町となっています。
今回、私は掟破りで反対の高野山から九度山町へと歩こうとしています。。
5分も待たない間に高野山行の各駅停車がやってきました。。
この電車に乗ると、ちょうど予定されている「3代目ケーブルカーさようならセレモニー」に立ち会うことができます。
セレモニーのために車内は満員かと思いきや、シートが満員なだけで、定員の約50%程度でした。。
高野山へは終点の極楽橋駅で「電車」から「ケーブルカー」に乗り換えて向かう事になります。
連絡通路には「ありがとう3代目高野山ケーブルカー」と書かれた横断幕が掲げられており、お別れムードを盛り上げてくれます。
ケーブルカー乗り場へ行くと、それなりに混雑していました。。
そこへ3代目ケーブルカーが入駅してきます。
さようならイベントはこのケーブルカーが行って、山上にある車両が下って来てから開催されます。
意外と大部分の人がセレモニーの開催を待たずにケーブルカーに乗り込んでいきます。。
このケーブルカー独特のスタイルとももうお別れです。
形式は「コ11型」・・・
「コ」は「鋼索線」の「コ」で、けっして北朝鮮の「工作船」の「コ」ではありません。。
製造は昭和39年!
私と同じ年(新幹線開業&東京オリンピックの年)に生まれた54歳です。。。
鉄道車両としては54年も使われたことは非常に長寿な部類なのですが、私と同じ54歳の同級生がもう「廃車」だなんて、なんだか老いてきた自分自身と重なり複雑な気持ちになります。
独特な「階段状」の車体。。
実は私、電車の運転士を辞めてから4年後の31歳から34歳までの3年間(もう20年も前の話ですが)、会社の高野町内にある事務所で仕事をしていたことがあり、このケーブルカーのヘビーユーザーでしたので、大変懐かしく感じている次第です。
側面に貼られた今日が最後の日であることを告げるステッカー。。
そして、長期間運休の後、新たな車両が春にやってくることを告げています。
そして、ケーブルカーもシートが全て埋まるくらいの乗客を乗せて発車していきます。
そして5分後に開催されるセレモニーのために高野町のゆるきゃら「こうやくん」が登場しました。
そして、セレモニーが行われる車両が山を下ってきました。。
南海電鉄さんのお偉いさんの挨拶でセレモニーが始まります。
そして、列車の担当乗務員さんへの花束贈呈です・・。
(私も電車の運転士時代にこんな役してみたかったです。)
一連の儀式が終わると「くす玉」が割られます。
群がる報道陣。。。
職員や「こうや君」に見送られながら列車がホームを離れていきます・・。
(実はこの列車が本当の最終列車ではなく、ケーブルカーはこの日の夜の本当の最終列車まで走り続けます。)
セレモニー後にぞろぞろとホームを去っていく関係者。。。
ケーブルカーはその後も本当の最終列車まで働き続けます。
日暮れまでに高野町石道を完歩しなければなりませんので、このケーブルカーに乗って山上へと向かいます。
ケーブルカーでも鉄ヲタ専用の運転士さん横の「がぶりつき」位置を確保します。
落ち葉と紅葉の線路を走ります。
小学校の遠足に来た時は、ケーブルカーが右を通るのか左に通るのかが解らなかったため、男の子はみんな「右」!「左」!と上から降りてくる車両の進入方向を予想しては賭けていました。
それにしてもよくぞ脱線しないんだなと思う分岐地点の線路の形状!
そして、このすれ違い風景ももう今日限りでお蔵入りです。。
終点の高野山駅近くでは、斜度が551‰となり、ある種の恐怖感を覚えました。
約5分の乗車で満員のケーブルカーは高野山駅へ到着。。
全員が下車した時に車内を記念撮影しました。。
名残を惜しむ乗客がずっと撮影していました。。。
高野山駅では記念クリアファイルが配られていましたので、頂きました。
「高野町石道」のスタート地点の「大門」へと急ぎます。
途中、私の住む紀の川平野の街並みが見えます。
私の自宅も見えます。。。
九度山町から歩くとここがゴール!
登りで約8時間のコースですので、下りで約6時間を想定しています。
高野山の紅葉はもう終わっているのかと思いきや、まだまだ今が全盛期でした。。
昔は11月下旬だと積雪が見られたのに、こんなところでも「地球温暖化」を実感してしまします。
さぁ、いよいよこれから6時間のロングランコースに挑みます。。。
つづく。。
先週の週末は独りで岩湧山に登りましたので、今週末は妻を紅葉見物に連れて行ってあげることにしました。。
・・・と言っても朝起きたのが10時でしたので、行く場所は限られてきます。。。。
・・・ということで、自宅から1時間強で行ける談山神社の紅葉が美しいというので行ってみることにしました。。
そして自宅から1時間走って談山神社に着いたのですが、手前で駐車場渋滞!
これだから平日に休みの無い普通のサラリーマンは負け組だって事を実感。。。
参道にはおばあちゃんが好みそうな食べ物が露店で売られていました。。
そして、いざ境内へ。。
ここは駐車場は無料ですが、拝観料が600円です。
まぁ、春の桜と秋のモミジの手入れを考えれば割安なお値段かと思います。
境内の紅葉が思いのほか素晴らしかったので、妻も大喜びです。。
談山神社の秋の最も良い時季に来ることができたようです。。
今回はブログの言葉も少なくなってしまうくらい綺麗!
モミジと銀杏が織りなす黄色と橙色の紅葉が素晴らしいです。
こりゃ本当に境内の何処もが素晴らしかった!
ただ、カメラのレンズに傷があり白い点が付着するのと、絞りが故障して白っぽく映ってしまうのが困りものです。。
妻も上機嫌でしたので、談山に登山してみました。
登山と言っても境内から15分程で山頂に着いてしまいます。。
いやぁ、談山神社に来て良かった~
ただ、気温は12月初旬並みまで低下していましたので、暖かいものが恋しくなり・・
暖かいこんにゃくをよばれました。
そしてまだまだ陽は落ちませんので、談山神社からさらに1時間、東に車を進めて、ここは香落渓。。
そして、曽爾高原へ。。。
結構風が吹き、11月中旬としては寒いです。
ここでも妻に登山を強要!
結構、観光客がにわか登山しています。。
寒いのにみなさんお元気!
整備されていますが、斜度が結構ある登山道です。
私はいつも履いている登山靴とカジュアルシューズの特徴を兼ね備えたチロリアンシューズ・・・・
妻は運動靴です。。(私と自然の場へ行くと、こんな登山になることもあろうかと予想してブーツは履いてこなかったそうです。)
なのでこんな岩場も通過させてしまいました。。
(基本、妻の方が運動神経はいいので、岩場歩きも得意です。)
亀山山頂に到着! 今日はまさかの登山になってしまいました。
下山は登山よりも慎重に。。
クマザサのなかを歩行する本格登山。。
麓に降りれば、もう既に日没状態。。。
あまりにも寒いので暖かいおもちをよばれました。
そしてここからは・・・・
妻の要望で橿原市の巨大ショッピングセンターへ。。
夕飯食べて。。。
先週の週末、久々に近くの岩湧山に登山に行ってみました。。
6年前の夏に北アルプスの岩場で墜落して左脚に軽い障害を惹起させて以来、山へ行くのが億劫になっていて、今回は5ヵ月ぶりの登山です。
実は、社会人になってからの私の人生の中で、墜落事故で入院中の時を除き、5ヵ月も山に脚を踏み入れなかったのは初めてです。
てな訳で、岩湧山に通じるいつもの林道も5ヵ月ぶり・・・
前回は新緑の時季でしたが、今回はもう紅葉の時季となっていました。。
24時間拘束勤務の時は週に2回は通っていた林道・向谷線の名物「ループトンネル」も久々過ぎてなんだか新鮮です。
大阪府と和歌山県の県境周辺の山間部ではもう紅葉の時季が過ぎ、落葉が盛んとなっていて、コンクリート舗装の林道は落ち葉で埋もれていました。。
岩湧山の紅葉の中ではやはり銀杏が一番綺麗ですね~。
いつもの駐車場にサンバーを止めて、高校の時からプライベートの時に履き続けているスカルパーのチロリアンシューズから登山靴に履き替える・・・
これが、いつも私が行ってきた登山前の儀式です。
そしてもう40年間通い慣れたいつもの登山道に入ります。。
高校山岳部時代、部員間でのみ脈々と引き継がれた秘密の水汲み場は、今はもう河内長野市の管理下で、一般に公開されている水汲み場となっています。
20mほど上部に有る水源からは整備された石畳の水路が設けられています。。
そして、こちらが岩湧山の山腹から滔々と湧き出る噴出口。。。
私が高校生だった頃は、登山道からわざわざここまで登って水を汲んだものです。
そしてそこから、さらに山奥の古刹・岩湧寺へと脚を進めます。。
私は一見、多人数で賑やかに過ごすのが大好きなタイプに見られがちですが、実は「独りでいる事」が大好きだったりする人間です。
多分、9歳から27歳で結婚するまで、兄弟の居ない一人っ子であり、かつ父子家庭に育ち、独身時代の多くの時間を独りで過ごしていたことに起因していると思いますが、兎に角、何よりも独りで旅や登山をしたりしている時が一番心が休まり、落ち着く瞬間であったりします。
本当は人と話さず、群れずに過ごしたいという自分自身の心の深層にある心理・・
唯一、妻だけがそのことを知っていて、よく理解してくれたりします。。
なので、何も言わずに海外一人旅や、休日に家の手伝いを何もせずに独りで山にやってくる私を許してくれる妻には大感謝です。
岩湧山はそんな私の深層心理に最も突き刺さって応えてくれる場所でもあります。
土曜日だと言うのに、未だ誰一人として私以外の訪問者を見かけません。。。
お天気は生憎、曇り空ですが、それでも美しい紅葉を気の済むまで独りでゆっくりと眺めることが出来ます。。
私が高校生だった頃は一面にテントが張られ、登山者で賑わった岩湧寺の境内も、今や人っ子一人見当たらない静寂な空間と化していました。。
そんな境内で15分程過ごした後、「急坂の道」と呼ばれる旧「兼松新道」に脚を踏み入れます。。
こちらは急登な道ですが、一般道より30分も早く山頂に到達することが出来ます。
90度しか曲がらないという障害のある膝をかかえる左脚を右脚でかばいながらゆっくりと歩きます。
基本、岩湧山系は針葉樹の人口樹林帯ですが、その中に後で生えた原生林が紅葉になり、ひとつの美しいアクセントとなっています。
ひたすら続く登り勾配に、ひんやりとした気温なのに汗が噴き出てきます。。
兼松新道はあまりもの急勾配の直登道ゆえに、至る所で崩落が生じ、ご覧の様に巻き道が付けられています。
高校山岳部時代は始発電車出来て、この道を山頂まで50kgの石を背負って登り45分下り30分、それを1日3往復という超ハードなトレーニングをこなしていました。
(今の世の中だと多分なんじゃらハラスメントでアウトです。)
そんなこんなで、若かりし高校生時代の事を思い出しながら歩いてみたり。。
仕事での反省点を整理してみたり。。
これからの人生の設計図を描いてみたりと。。。
のんびりとしながらも頭の中の思考回路が非常に活性化していたりします。。
針葉樹林帯の中に突然現れるこの雑木林から放たれる心地よい空気が私の荒んだ心を洗ってくれます。。
何処までも続く落ち葉の登り坂・・・
そして、そんな考え事をしながら歩いていると、突如として現れる頂上付近のススキの草原!
この景色の変化が岩湧山の最大の魅力で有ったりします。。。
(実はススキではなく茅だったりするのですが。。)
山頂からは、遠く、私が働いている大阪市内中心部のビル群が見渡せます。。
私の本社ビルも肉眼で確認できますが、なんてゴミゴミしたところで働いているのでしょうか。。
一方、西側に目をやると、最近お世話になっている関西空港と、アウトレットのあるりんくうタウンのゲートタワーホテルが見えます。。
ご覧の様に岩湧山系は針葉樹林帯と広葉樹林帯が交互に現れる傾向にあります。
頂上のススキの小道をしばらく散歩します。。
使われなくなった材木運搬用ロープウエイ。。
何処までも続く小道。。。
岩湧山の四季の中で最高の時季なのに、なぜ誰も居ないのでしょう。。
独りが大好きな私に、神様からのプレゼントなのでしょうか??
その後、少し悪乗りして山頂から見えた雑木林まで行ってみました。。
原生林がそのまま残されていて、木々の甘い香りが漂っています。。
稜線付近はもう既に冬枯れ気味。。。
東側には金剛山が見えます。。
そして気が付くともう15時30分!日が暮れてしまうので、慌てて下山です。。。
森の中の山の日暮れはさらに早く・・・
不自由な脚に鞭打って小走りに下山。。
サンバーに辿りついた頃にはスッカリ日が落ちてしまいました。。
久々の登山は体力の低下により歩行速度が低下していて危うく闇の山中を歩かなくてはならなくなるところでした。。
そして土曜日にしては珍しく、誰一人として会うことがありませんでした。
最近は仕事の都合で毎月東京出張があります。。
弊社の場合、東京出張は「日帰り」が大原則ですが、早朝から要件の有る場合は前日からの出張となります。。
ということで、この日は一旦出勤してから10時の新幹線に乗車。。。
少し早い昼食を新幹線の「駅弁」で済ませます。
飛行機とは違い、新幹線出張ではこの駅弁が楽しめるのが魅力です。
京都駅ではウグイス色の103系が!
名古屋では名鉄さんのミュースカイと併走!
そして東京では京浜東北線と併走!
鉄道ヲタクとしては、やはり新幹線の車窓には釘付けになってしまいます。
この日の訪問先は、浅草浅草寺のすぐ近くでしたので、先ずは参拝を済ませてからお伺いします。
いやぁ、平日なのに実に多くの観光客が参拝しているところなど、流石東京!
参道も人で一杯~
着物を着ているのは外国人さんでした。。
久々の雷門です。。。
2件目の訪問先へは日本の地下鉄の老舗、銀座線を使います。
近代的なホームドアが設置されていますが柱が凄く古典的ですね~。
車内も普通の車両とは一味違うレトロな木目調の車両に当たりました。
3軒目の訪問先へ行くのに、まだ少し時間が有ったので、三ノ輪橋電停から都電で行ってみることにしました。。。
都電に乗るのは20年ぶりくらいですが、随分近代化された車両になっていました。
都電と言えば「路面電車」を連想しますが、実際、殆どの区間は「専用軌道」の上を走ります。
そして一部の区間のみが道路とのいわゆる「併用軌道」です。
やっぱこんな風に車にもみくちゃにされながら走ってからこそ「路面電車」ってものでしょう。。
終点・早稲田電停まで乗車!全線乗りとおし、最後の訪問先へ。。。。
そして、全ての要件を済ませて、ホテルへ向かう前に靖国神社。。
今年1月2日の天皇陛下一般参賀の日に参拝して以来です。
今年は多忙で秋の例大祭に行けず、気になっていましたので、念願が叶い、ほっとしました。
でももう既に夜でしたので、本殿参拝は出来ず、鳥居の外からの参拝となりました。
菊の御門が輝く神門は確か台湾の檜が使われているとか。。
さて、翌日は再び雷門の近くへ。。。。
おもちゃ、フィギュア、模型業界の展示会での商談です。。
うわぁ、こんなのを見てしまうと、仕事どころじゃなくなってしまいますよね~。
こんな業界の方々と仲良くなりたいです。。
あれ~ TOMIXさん、もこんな新幹線500系をモデル化されていたんですね~。
蒸気機関車の名門、天賞堂様。。。
こんな可愛いコッペルも。。。
そしてなんと、南海さんの最新型8300系のペーパーモデル!
これ、紙製だというから驚き以外の何者ではありません。。
こちらはB747の政府専用機!
そしてこちらは私が大好きな日本エアシステム(旧東亜国内航空・現日本航空)のMD-90型機、しかもレインボーカラー!
主翼にエンジンが無く、後方垂直尾翼のすぐ近くにエンジンがある特徴的な形状のこの飛行機は、乗り心地も特有のものでした。。
ほんと、もはや商談に来たのやら、趣味の延長なのやら境界線があいまいになってきました。。
こんな系統の模型も多数あり。。
そして何よりも多かったのが。。。
こっち系です。。。
おもちゃの取り扱いもしていますが、こっち系は全く未知の世界。。
だんだん過激なものが増えてきているようで。。。
こりゃアカンやろ。。。。
こんな奴おらんやろ。。。。
うわちゃ~
これもいちばん右側の娘、アカンやろ~ ダイキ工業さん!
そしてさらに。。
絶対にアカンやつ。。
さらにホンマにアカンやつ。。。
いつのまにこの業界はこなってしまっていたのでしょうか。。。
てか、スーツ姿のジェントルなオッサン達が、こんなフィギュアを前に名刺交換を行い、真顔で商談するのがとても滑稽で、初めての私には衝撃的過ぎて耐えれませんでした。。。
一応、車関係のブログですので、正攻法でこういうのも紹介しておきます。。
いやぁ、おもちゃ業界って凄いことになっていますね~。
靖国神社を参拝したブログの前半と、商談に行った後半では全く毛並みの違う世界のご紹介となってしまいました。。
私的には男の子のおもちゃとしてはこんなのが好みなのですが。。。
あとこれも素敵♡
展示会での商談の後はさらにもう1件のお得意様に立ち寄り、
和歌山へ帰るぎりぎりの19時30分の新幹線で夕飯&凱旋の一人酒宴をしながら帰宅しました。。
今回の出張はとてもカルチャーショックな出張でした。。
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