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惰眠のブログ一覧

2003年11月03日 イイね!

また会う日まで

また会う日まで全国ミーティング最終回の最終日。
でもなんだか、来年以降もいわゆる「全国ミーティング」とは違う形で似たようなことをやるような予感が、みんなの中に芽生えている。例えば「全国オフ」とか。
足掛け3日お世話になった貸し別荘の前には、噂に聞くパリの路上駐車ばりに接近して停まるユーノス500の群れ(写真)。

 3連休後の大渋滞を避けるべく、僕は一足先にみんなと別れ東京に戻ることにした。昼食は談合坂SAで済ませる。上り側のSAにはパンの神戸屋が入っていたりと、ずいぶんホスピタリティがよくなっている。何年か前まではSAで食事するなんて、それだけで何となく惨めなものがあったのだが変われば変わるものだ。
 一足早く出たものの、中央道上りは上野原から渋滞。相模湖までIC一つ我慢して、厚木まで山越えの一般道に方針変更すると、2台ほど前に紺色のユーノス500がいる。
2~3時間前に清里で別れたFさん兄弟の車だった。後で聞くとFさん兄弟は上野原で降りていたそうだ。Fさんたちとは246の途中で別れる。

 …明日からは、仕事である。
Posted at 2003/11/20 01:22:31 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年11月02日 イイね!

琥珀色の幸福

琥珀色の幸福清里といえば、サントリー白州である。
楽しい山坂道を(遅い車に先を阻まれつつも)駆け抜け、大勢で押しかけた先がここ。
白州蒸留所は思い切り勿体ぶりたくなるような豊かな緑のなかにあって、ふとこんな緑豊かな環境で仕事が出来たらいいかもしれないな、と思った。ただ見学で立ち寄っただけなのに、自然とに気持ちが和んでいくのが分かる。コンクリートの箱に囲まれていると、やはりどこか人間、心が荒んでくるようだ。

 それはともかく僕はけっこうウィスキーが好きなのだが、見学者向けのバスに張ってあったPRの「世界5大ウィスキー」のラインナップには流石に首を傾げざるを得なかった。スコッチ、バーボン、アイリッシュまではどなたも異存がないだろう。次のカナディアンも、日本での知名度はそれほどでもないかもしれないが、別におかしいことはない。
しかし5番目に「ジャパニーズ」を入れるのはちょっと、いくらなんでも自画自賛が過ぎるというものではなかろうか?

 醸造工程に入ると、もうのっけから穀物が醗酵する甘い匂いがしてくる。流石は世界のサントリーの蒸留所だけあって途方もなく大規模な設備ではあるのだけれど、そして生産管理技術や道具類は確実に進歩しているのだろうけれど、一番の基本の部分は太古の昔から変わりようがないものだけに、なにか奇妙なミスマッチ感があった。
 なんと表現したらいいのだろう。「蝶を車割きにする」じゃないが、ある種の途方もない過剰感(大袈裟すぎる…)を、立派で大規模な設備から感じてしまったのだ。オートメーション化された近代工場の中でコメを「製造」してるような感じ、と言うのが近い感覚かもしれない。
 しかしながら、その途方もなく大きな設備から絶え間なく蒸留ポット(写真)を経て流れ出てくるウィスキーの芳香の甘美なことと言ったら、難しいことなんかぜーんぶ脳味噌の外に吹き飛んでしまうくらいであった。

 そしてこの見学ルートの大詰めが、熟成倉庫である。樽詰されたウィスキーの原酒が幾千も並んでいるのだが、ここは写真撮影が禁止されているのである。なぜと言うに「危険だから」。

 写真撮影が危険?
そう、危険なのである。倉庫の前では「お酒に弱い方とお子様は外でお待ちください」とアナウンスされる。シェリー樽を通して気化したウィスキーの蒸気で、倉庫の中は満たされているからだ。ウィスキーの蒸気にはアルコールも含まれる。
写真撮影のストロボなどで電気火花が飛んだ場合、引火する恐れがあると言うのだが、実感としてそれは一つも大げさではない。
 樽の間の見学ルートを通り抜けている間、まるでウィスキーの海の中に、たゆとうているような幸せな気分を満喫させてもらったが、酒に弱い人であれば酩酊状態になってもおかしくないだろう。

 ともあれ、最後は試飲である。
能書きを垂れるつもりはないので結論だけ書く。サントリー自慢の「白州」、たしかに美味い。しかし僕だったら、買わない。
まず値段が高すぎる。
世界「5大」ウィスキーのうちジャパニーズよりもはるかに歴史の古い本場ものが「白州」より安く手に入るのである。
 さらに、僕が買わない最大の理由がこれなのだが、ライトスコッチよりなお軽い「白州」その他の飲み口が、僕の好みからすると全ッ然物足りないのだ。ウィスキーを飲んだ気がしない。
ま、僕の好むウィスキーは泥炭(ピート)臭くてズドンと重い飲み口のアイリッシュで、方向性が正反対なんだけれど。

 夜はまた宴会。
Posted at 2003/11/20 01:01:18 | コメント(1) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年07月20日 イイね!

増えた甥を見に行った

増えた甥を見に行った弟夫婦に第二子が生まれてから早くもふた月になろうとしている。足の手術を終えて退院した母の見舞いがてら、弟一家を訪問してきた。

 実家に立ち寄ると、母は手術の予後がよいらしく、杖の助けは必要ながらも基本的には自分の足だけで立って歩ける由。手術で切ったり縫ったりした筋肉が快復してくれば、さらに状態はよくなるらしい。
 ところで人工股関節というものは、足を組むような動作をするといとも簡単に脱臼してしまうのだそうで、手術の傷が癒えてからも、周囲の人へのアピールのために杖は手放さない方がよろしかろう、とドクターからアドバイスされたそうだ。人工股関節の耐用は(使い方にもよるが)概ね15~20年だという。70年も80年も使いつづけられるとは、まこと人体は良くできている。ヒーローものの特撮だとかアニメではいとも簡単に改造手術なんてものが行われているが、現実は厳しい。

 弟一家の家へは父の運転するレガシィB4で移動した。のだけれど、親父殿、運転に悪馴れしたのか何とシートベルトをしないではないか!
全損廃車2回、全損寸止めまで含めると片手では足りない回数の事故を経験している長男としては、こういう態度は看過できない。短距離だから構わないと思って…などとしきりに弁解するが、事故が起こるのは運転距離の長短には関わりない。まして、もらい事故ともなれば自分がスピードを出していなくても相手方がえらいスピードで突っ込んでくることだってありうるのだ。
 弟の長男(父にとっては初孫)も「じぃじ」に注意することしきりだというが、こればっかりはきちんと習慣付けて貰いたい。
 まあ、僕や弟の場合はベルトをしてないと遠心力で体が振り回されて運転しづらい…というスタイルの走らせ方をするから、ベルトをしていないと落ち着かないという理由もあるだろう。しかしまさか自分のこれほど身近に「ベルトをしないドライバー」がいるとは思わなかった。

 そんな小言を言いつつ車で数分移動すると、弟の家に到着。玄関先には今年の正月に見たフィアットのハッチバックが、随分と薄汚れて鎮座しているのだが、見ると駐車スペースは幅も奥行きもギリギリのギリ。これ以上は5ミリたりとも大きい車は停められない。「大きいことはいいことだぁ」というのはウソである。

 生まれたばかりの甥っ子と対面していると、どうも微妙に「お兄ちゃん」の視線を感じる。僕も長男なので、なんとなく彼の気持ちはわかる。大きくなったとは言え、まだ小学1年生。弟ができて嬉しいのもあるけれど、周りの大人の注意・注目が自分から離れて弟ばかりに行ってしまうのは、面白くないというよりも寂しくて居たたまれない。
 それが判っちゃった以上、そして「じぃじ」や「ばぁば」もパパもママも弟の方にかかりっきりになってる以上、僕くらいはお兄ちゃんの方の専属になってやるしかない。それがまぁ、大人の努めと言うものだ。しかしまぁ、親というのは大変だ。子供のどっちかだけに愛情を偏らせるわけにはいかないのだから。そしてその愛情というのは、精神論じゃなくて(特に小さい子供の場合)物理的に一緒に過ごす時間のことなのだから。

 そんなこんなで、小一時間新しい家族の一員を拝見してそそくさと引き上げる算段は消え去り、ともかくお兄ちゃんの方がひとまず満足するまでお付き合いすることにした。子供のスタミナは、身体的にも気力の持続の点でも大人など全く歯が立たないものであるからして、当方は汗みずくである。父に遊んで貰った子供時代、父が簡単に音を上げた理由というか気持ちというか、そういうものが一遍に理解できた。ただこういうとき、いつも一緒にいる家族と違ってフォローの機会がない僕みたいな立場の者は、大人のほうから「飽きた」とか「疲れた」というのを顔に出しちゃいけない。やりすぎたかな、まずったかな、と思わせちゃったら、気の回る聡い子だから可哀想だ。

 ともあれ増えた方の甥もそれなりに見物し、実に表情豊かでなにか話し掛けたげにするのを面白く眺めて帰宅した。
父の兄弟の半分、母の兄弟の半分が結婚せずにいるように、多分僕もこの先家族を持つことはないだろうけれど、ごくたまに、こうやって「親」を疑似体験すると、家族を持つのもいいかなと思う。尤も、すぐに「でもこりゃ、僕にはとても勤まらないな」と考え直すのだけれど。
Posted at 2003/07/22 14:16:11 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年07月18日 イイね!

「あると便利」か「ないと不便」か

「あると便利」か「ないと不便」か「携帯電話、持っていないんですよ」
今の時代、こう打ち明けると100人のうち90人くらいまでは「え~!」とか「嘘でしょ~!」といった反応を返してくる。持ってないなんて信じられない、持っているのが当たり前、というくらい普及しているわけだ。
僕がそう打ち明けて驚かない残り10人のうちでも、僕のように携帯電話を持っていないのは多分半分くらい。ここまでマイノリティになってくると、見ようによっては、携帯電話を持たないのは余程の偏屈者と言えなくもない。

 僕の場合、偏屈で携帯電話を持っていなかったわけではない…と過去形で言ってしまうのは、とうとう自前の携帯電話を(初めて)導入してしまったからだ。水曜日から社内で出張販売が行われていて「機種を選んだり手続きするのが面倒くさいから」という、これまで導入を見送ってきた大きな理由(笑)が崩れたからなのだが、自宅の加入電話がほとんど常時PCにつなぎっぱなしで電話としての用を成してない以上、いずれ買わなければならないことは自覚していた。

 買ったには買ったが、僕は携帯電話が嫌いだ。自前の携帯電話を持つのはこれが初めてだが、3年程前までは仕事用に会社から支給された電話を四六時中持っていて、これが昼夜祝祭日を問わず緊急事態を告げてくれるもので、いつの間にやら呼び出しの電子音はどんな目覚し時計よりも強力・確実に僕をたたき起こしてくれるようになった。
 携帯電話が鳴る、と言うのは90%以上の確率で「ロクでもないことが起きていて、お仕事しに行かなきゃいけない」ことを意味していた(単に仕事に行かなきゃいけないではなく、まず間違いなく「ロクでもないこと」が枕詞につく)のだから、携帯電話が嫌いになるのも無理ないだろう。

 憎き携帯電話に愛着が湧いてしまうと困るので、できるだけ何の機能もついていないものを選んだ。夜中にメール受信などして叩き起こされると辛抱たまらないので、iモードも契約しなかった。
 それじゃ不便だろうとの声もあろうが、不便とか便利とかの問題ではなく精神衛生の観点から僕はノーサンキューなのである。
 会社に支給されていた頃には、午前3時半ごろに突然呼び出しが鳴り、熟睡していたはずなのに跳ね起きて電話に出ると、呼び出しが鳴ったのは「出会い系」の広告メールの着信だったという怒り心頭を通り越し送信者にほとんど殺意さえ抱いた経験もあるので、電話以外の機能はむしろ付いていちゃ困るのだ。

 そういえば、所謂「あると(凄く)便利」なものには、意外と僕は保守的な反応をする傾向がある。電子レンジ、カーナビ、車のオートマ…たしかパソコンの導入も、Win95の大ブームが一段落した後になってからだった。「ないと不便」だと深刻に感じない限り、僕の物欲の虫は動き出さないらしい。
Posted at 2003/07/22 12:10:31 | コメント(2) | 身の回りの出来事 | 日記
2003年07月01日 イイね!

5カートン50日間のささやかな抵抗

5カートン50日間のささやかな抵抗きょうから増税の影響でタバコが値上げになった。
僕はこれまで足掛け20年強のあいだ喫煙者で来たわけで、いまさら俄かにタバコを止めようという気にはならない。(途中で1年とか2年の禁煙期間を挟んだ実績があるとしても、だ)
それにしてもこれまで販売価格250円だったものがいきなり1割前後値上げになるなんて、酷いやり口だと思う。所得税や住民税だったら、こんな大幅な割増にはならないだろう。
つくづく税務当局と言うところは、弱く大人しく取り易いところから税金を巻き上げるのがお好きらしい。

 とは言え、羊のように大人しい僕であっても(見解の相違はあるにせよ)かつて220円で買えたタバコがついに270円だか80円だかになるとなれば、黙って増税分を払う言う気にはならない。250円になったときにはやらなかった「買いだめ」という奴を、今回はじめて試みることにした。

 会社の先輩には20カートンも買いだめした剛の者もいるのだが、僕にはそこまでの根性はないので、ひとまず5カートン、約50日分のストックを確保しておいた。これで50×20円~30円で、おおむね千円がところ(タバコ日数に換算して4日分:旧価格)の節約である。ま、羊の抵抗なんて所詮その程度に過ぎない。

 それはともかくとして、このところの喫煙者に対する世間のありようという奴は、ちょっとばかりどうかと思わされるものもある。僕の勤め先でも全館禁煙となり、もちろんそれには反対しないのだけれど、喫煙区画が作られ喫煙者の隔離が行われると、今度は「それじゃ不十分だ、壁を作れ」「エアカーテンを入れろ」「喫煙場所自体無くしてしまえ」の大合唱。
喫煙区画に置かれていたテーブルのうち、吸煙装置から遠い2脚にはいつの間にやら禁煙シールまで張られている始末。
 もちろん僕だって吸わない人、タバコの嫌いな人の立場を尊重するに吝かではないが、ここまで来ると人権蹂躙とか差別って言うんじゃないの?と言いたくもなってくる。
 なんだか、相手が喫煙者であればその言い分には一切耳を傾けず、どんなに酷い仕打ちをしても許されると思っているような空気があって、それが非常に不愉快だ。
 お国も「健康増進法」とかいうモンを成立させてしまったが、僕が喫煙者だと言う部分を割り引いても、こりゃあ集団ヒステリーじゃあないかと思わずにいられない。

 ことがまだ「対・喫煙者」だからいいようなものの、こうした風潮の矛先の向かう先が別のもの…例えば外国人だとか障碍者だとか失業者(ホームレス)、高齢者だったらどうだろうな、と考えてみるとうそ寒いものを感じる。実のところ、そういう類の「弱者」に牙を向こうとする底流は、既に存在しているんじゃないだろうか。
Posted at 2003/07/01 13:42:04 | コメント(3) | 身の回りの出来事 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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