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惰眠のブログ一覧

2002年09月26日 イイね!

口述筆記は難しい

口述筆記は難しい僕の会社の上長は、かなりのパソコン好きだ。本人に言わせれば、仕事の効率化とか何とか、それらしい理屈を言うのだろうけれど、傍目には個人的なパソコン趣味を仕事にも応用していると見たほうが妥当に思える。
そんな思いを強くしたのが今週の出来事。海外企業との契約更改交渉があり、その議事録を作成することになったのだが、彼はなにを思ったかICレコーダー専用の再生ソフトと、IBM社製の「Via Voice」と言う音声認識ソフト(喋れば字になる奴)を買ってきたのだ。まあ、ICレコーダーの再生ソフトはわかる。しかし、音声認識ソフト…

当初彼は、ICレコーダーに記録した音声データをそのままVia Voiceで文章化しようと目論んだようなのだが、流石に民生用機器にそれを望むのは無理。次いで彼が考えたのは、聞き取った内容を僕らが改めて読み上げればいけるのではないか、と言うことなのだが、職場で幾人もが端末に向かってぶつぶつと独り言を呟く姿と言うのは、相当に異様なものだろう。などという感想は脇において、実際にそういう使い方ができるかどうか、僕が実験台になってテストユーザーになってみた。

文筆業の世界には、「語り下ろし」というものがあるそうだ。「書き下ろし」ではなく「語り下ろし」。一種の口述筆記だ。そう言えば志茂田景樹は自作の著述は全部喋って、それをあとから活字になおすと言う話を週刊誌のインタビューで答えていたが、「濡れ場なんかも全部口にするんで、家族はかなり困惑している」とも言っていた。まあ、そういうことを会議の議事録作成でやってみよう、という話。

で、使い勝手なのだが、新聞記事のようなカチッとした文章をNHKのアナウンサーになったつもりで読み上げれば、ほぼ8割くらいの正解率を叩き出す。これは当初予測(どうせ使い物になんかならないだろう)と全く違った。「○○だなぁ~」なんて嘆息すると、ちゃんと「○○だなぁ」と、文末の「ぁ」まで再現する芸の細かさだし、かなりの早口でも大丈夫だったから、ともかく一度全部読み上げて、後から修正をかければ十分使えるレベルにあることは確かだ。

ただし、アルファベットや歯擦音は苦手で殆んど正解出来ない。更に、職場のように周辺で他の人が話をしている状況だとその声も拾ってしまうし、うっかり独り言を呟けばそれも文章化されてしまう欠点がある。自宅で使う分にはそこそこ面白いツールかもしれないが、業務用にするのはちょっと無理だろうと言うのが結論。結局今回の議事録作成では、ICレコーダーの再生ソフトだけが活躍して、2万2千円もするVia Voiceは出番なしだった。自宅端末にインストールしようかとチラッと思ったが、600Kbも占有させるのは厭なのでやめにした。多分このソフトに、出番は二度とないだろう。
Posted at 2002/09/26 10:57:03 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2002年08月12日 イイね!

その後の「わたしの知らない世界」

その後の「わたしの知らない世界」過日の日記に記した、米国就労ビザ申請のその後の顛末である。代行業者に書類の作成や申請実務を依頼したはいいが、その後待てど暮らせどビザが下りない。代行業者のほうでも気にしていて、ルートを通じて状況確認などしてくれたのだけれど、留学ビザ申請の季節的ピークにかかっている上に、その留学ビザに関わる法定書式の扱いが8月1日から急に変更になったとかで、米大使館もてんやわんやらしい、との状況が聞こえてくるだけだった。僕は5日から夏休みに入ってしまっていたのだが、それは代行業者が直前に請け負った他社の申請が通った期日から見て6日には下りるだろうとの見通しが立ったからだ。

だがその見通しは、結局のところ楽天的に過ぎた。今日出社して初めて知ったのだが、結局6日にもビザは下りなかったのだ。

社業で赴任する関係上、いつまでも口をあいて待っているわけにも行かず、7日には個人的に米公使と付き合いのある社員が状況を確認することになった。そして明らかになったこと。大使館サイドのいわく、「ビザを出さないつもりは全くありません。ただ、あなた方の会社はこれまでEビザの申請をせずにL、H、その他のビザで通してきている(同業他社は2年程前からすでにEに乗り換えている)ので、一体どういういきさつなのか、過去の発給記録をほじくり返して確認しているのだ。それが揃わない関係で、今回の発給が遅れている」云々。

例の同時多発テロ以来、ビザ申請に非常に神経質になっているとは聞いていたが、これは聞きしに勝る慎重振りである。
僕の勤め先は一応、世間にもそれなりに知られた会社で、なおかつ米政府ともコンタクトのあるセクションがあるお陰で(前出の職員の「個人的に付き合い」もそれで築いた)、まあ一種のバイパスルート的な口利きをすることになった。7日にこれをやったところ、8日にはあっさり発給されたと言うのだから、これまで一月、ジリジリしながら待っていたのは何だったんだろうと思ってしまう。

とか言いつつ、この手の「会社の信用をバックにした個人的関係に基く便宜供与」と言う奴は、実を言うと「わたしのよく知っている世界」なのだが、正規ルートで逼迫状況にあったものが、こうもあっさりと通ってしまうと流石に「なんだかなぁ」と嘆息したくもなる。
Posted at 2002/08/12 14:23:29 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2002年08月04日 イイね!

お台場どっと混む・その2「カートはやっぱりzoom-zoom」

お台場どっと混む・その2「カートはやっぱりzoom-zoom」アテンザの試乗コースの脇に、マツダはカートのコースも設けていた。見た目は写真の通りのシロモノで、音は殆んど芝刈り機、ホンモノのレース・カートを期待しているとかなりガッカリさせられるが、折角あるんだから(無料だし)と、一同いそいそと順番待ちの列に並ぶ。脇の立て看板を見ると、子供用カート(シングルシーター)と中学生以上用の2シーターがあることがわかったが、写真はこの2シーター。(運転者は僕ではなく同行した友人の一人)

見た目は殆んどゴーカートと言う感じなのだが、乗ってみてビックリ。シビアでシュアな操縦性で、タックインがバシバシ決まる。面白いのなんの。小中学生くらいの子供たちが周回を終えて戻ってきて、待っていた親に「すっごく面白かった~!!」と目を輝かせて報告していたが、そりゃそうだ。大人が乗っても面白いんだもの。

直前に、会場の片隅に会ったプレステのドライブシミュレーターでロクに直進も出来ず情けない思いをさせられたが、すっかり自信を回復した。それはともかく、カートは病みつきになる。
Posted at 2002/08/04 21:16:44 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2002年07月20日 イイね!

うなぎの日

うなぎの日ことしの土用の丑の日は「海の日」とも重なり、のみならず関東地方では小中学校の夏休み初日ともバッティングしたのだった。うなぎを食べに行こう、と友人達と誘い合い、千葉の印旛沼まで足を延ばした。途中、羽田空港に立ち寄って、印旛沼の鰻を食べるために札幌から空路やってきた女性をピックアップする。ようこそ炎天下の関東へ。

途中、東関道でウンザリするほどの渋滞に巻き込まれたが、海水浴場を目指すらしく、宮野木から先の東関道はむしろガラ空きと言ってもいいくらいだった。待ち合わせ時間に遅れることも覚悟したのだが、オンタイムで到着できた。集合地点には既に先着組が何台もいたのでちょっと驚いた。総勢では結局10台を超えるありさま。久しぶりに土浦の白い500(写真)のオーナーにも会う。

それにしても、北は北海道、西は愛知から参加者が集まるのだから、印旛沼の鰻の魅力と言うのは、殆んど魔性と言ってもいいかもしれない。実際、美味しかったことは言うまでもないのだが、食べるのに夢中になって、写真を撮るのはすっかり忘れていた。
Posted at 2002/07/22 03:42:02 | コメント(0) | 身の回りの出来事 | 日記
2002年07月03日 イイね!

わたしの知らない世界

わたしの知らない世界ぼちぼち怪談のシーズンである。
であるのだが、僕は基本的に、それを語るつもりはない。語ると、意識が「そっち方面」に向いてセンサーが鋭敏化されるらしく、感じたくないものを感じたり、見聞きしたくないものを見聞きしがちになるからだ。経験的にセンサーの感度を無理矢理下げる方法も身につけたが、いずれにせよ個人的には、興味本位で触れる話題じゃないと思っている。
だから、タイトルにある「わたしの知らない世界」と言うのは、いま携わっている業務の話。

いま僕は、米国の就労ビザ申請の準備作業を進めている。本当は日記など書いている場合ではないのだが、段々頭の中が煮詰まってきたので気分転換である。
海外旅行が嫌いで、今の会社に入るまでは日本国の国境を越えたことのなかった僕は、ビザ取得というものを非常に軽く考えていた。特に、就労ビザを取るというのが、かくも困難だとは思いもよらなかった。何しろ、取得申請の代行業なんてものが、高額の手数料を取るのに商売として成り立っているほどなのである。
もちろん、ビザ取得くらい自分の会社で全部処理している企業だって多いだろう。だが僕の勤め先は、そうではないのだ。
ノウハウが何もないところに来て、6月末の異動発令で米国子会社に出向する従業員のビザ申請をやってくれ、と来たもんだ。

んなモンできるかー!と撥ね付けられれば世話ないが、哀しいかな雇われの身では、そういうことは口に出来ないものである。口にしてもいいが、その代償を考えると二の足を踏む。
結局、先にも書いた代行会社にお任せすることにしたのだが、先方を訪問していきなり先制パンチを食らわされた。
添付写真(原版は目線が入っているだけ)が、壁にかかっていたのだ。
写真下のキャプションにはこうある。
「11月16日(木)午前11時、アメリカ大使館正門前、『今日ビザが取れないと、私の人生は終わりです』と泣きながら訴える女性」。
まるで高速道路のSAで晒し者にされている事故車両の写真だ。が、これは他人事じゃない。もちろん交通事故だって他人事じゃあないのだが、車の運転は10年以上の経験がある分野。こっちは、いまだ経験ゼロの分野なのだ。
ビザ取得が、こんなコワイ世界だったとは、正直言って知らなかった。

ともあれ、助言を戴きそろえるべき書類を教わり作業に取り掛かったのだが…アメリカに現地法人を作った時の資料が、所々抜け落ちているのだ。それも、非常に重要なのが!!
赴任のタイムリミットも迫ってくる中、なかなかこういうものって出てこない。公式の申請文書にウソや適当を書くわけにも行かない。大使館の門前で泣きたくなるが、それで済む問題ではないのだった。もうしばらくは神経が擦り減る作業に関わらないといけない。
Posted at 2002/07/03 17:07:59 | コメント(2) | 身の回りの出来事 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
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