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惰眠のブログ一覧

2010年06月11日 イイね!

菅直人の所信表明

菅直人の所信表明手短に。

 市民活動家上がりといっても、どっかの残りカス政党の壊れたレコード的教条主義党首とは随分違う。かつて社民連時代、まだ残りカスだけにはなっていなかった社会党の若手議員たちとつるんで「シリウス」なんて勉強会(実質、党中党みたいなもんだったが)を立ち上げたリアリストの面目躍如といった趣だ。

 まぁ言うてはナンだが、8ヵ月前に首班指名を受けたのが、坊ちゃん育ちの夢想家、ロマンチスト(理想主義者とは似て非なる)ではなくこのイライラ男であったならば良かったのにな、と思わされた。胸に友愛の理想を抱くのは結構、だが事を為すにおいてはシビアなリアリストとして振舞ってもらわなければ、成ることも成らないのである。

 まして、政治家の身でありながら自己完結的に思いを語るだけ語って、それを理解してもらえなかったなど……それは傲慢というものだ。政治家は言葉を生業とするもの、発する言葉によってミスリードを生じさせちゃあマズいのである。(個人的には、鳩山前総理の種々の発言の「変転」には、周囲の「解釈」が当人の発語の趣旨を正しく受け止めていなかったことに起因するものも少なからずあると思っている)

 余談。政治記者をやってる友人から、就任後の総理ぶら下がり取材の記者とのやり取りの一端を教えてもらって思った。「イラ菅って、ちょっと橋龍に似てる」。
 頭がキレて優秀のは結構なのだが、質問者が彼の発言の意図を汲まない(または意図から外れたり曲解したり揚げ足取りをしようとした)事を聞くと、その瞬間に忍耐袋の緒が切れてしまうらしいところが。短気な宰相ってのも……大丈夫なのかなあ。
Posted at 2010/06/13 02:47:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2010年04月16日 イイね!

ほったらかしの埋め合わせ:4月16日、雪

ほったらかしの埋め合わせ:4月16日、雪さして書くことがある日でもなかったのだが、それにしても「雪」である。
4月16日、天気は「雪」。
2月とか3月じゃない。4月なのだ。

 前日の予報では、都心部でも5センチくらいの積雪になるだろうなんて不吉きわまることを言っていた。恒常的に雪が降る地方ならざる東京は、とにかく雪に弱い。
都心で5センチも積もったら……。ああもう、実に憂鬱だ。

 まあ実際、それなりに積もりはしたものの(露天駐車してある幌屋根の車のほうは、すっかり雪に埋もれていた。4月も中旬だと言うのに)一晩ですっかり解けてくれて助かったのだが。
Posted at 2010/05/27 13:02:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2009年11月11日 イイね!

「事業仕分け」とやら

「事業仕分け」とやら民主党政権になって始まった、事業仕分けとやら。テレビのニュースやら新聞の記事なんか見ていて思ったことなのだが……。

 よく言われる、必ずしもその分野に精通しているわけではない仕分け人が短いやり取りでバサバサ切り捨てるのはいかがなものか的な見解には、僕は賛同しない。だってそもそも、国会議員ってテクノクラートの集団じゃないんだもん。
 基本的に門外漢の人たちをうまく説得し(だまくらかし)てウンといわせるのが現場テクノクラートの手練手管、プレゼンテーション技術と言うもので、相手を納得させることができずに切り捨てられるとしたら、そりゃプレゼン方法が悪いのである。

 僕らのような会社員が、新しい企画を立案して上長の承認を得るのと、やることは同じ。どう説明すればゴー・サインが出るのか知恵を絞ることをせんで「これは大事な事業なんです!」みたいなことを壊れたレコードのように繰り返したって、そりゃあダメだよ。

 と言うことのほかに驚かされたのは「え?!こんな事業も国家予算でやってたの?!」という感じのものがボロボロ出てきたこと。ごく正直に言わせてもらうと「ためにする仕事」とか「自己満足的アリバイ作り」……つまり実効性の如何はドーでもよくて“こんな事業を直接やるくらい、国としてはこの問題を気にかけてます”というポーズをとらんがための事業が多すぎやせんか、と思ったのである。

 だってさー。例えば若年層の就労支援事業とか言ってさー。具体的になにやっててどのくらい効果が上がってるか、タックス・ペイヤーの僕らの通常の見聞の範囲にひとっつも入って来ぃひんねんで。普通に暮らしとってもハローワークとか産学合同の就労セミナーとかはニュースでもやっとって聞こえてくるというのに。
 そんな、やってることさえ知られておらんようなオシゴトを「これは大切な事業です!お金ください!!」とか力説されても「あほか。味噌汁で顔洗っておととい出直して来い」としかよう言わん。

 自動車趣味の話に引き寄せて言うと、かつて通産省は『国民車構想』と言うものを強く打ち出した。排気量500cc程度の、簡便で安価でタフで一家4人が乗れるような車を各社が開発して自動車の普及を推進しようとしたわけだ。
 その構想に則って開発されたのが、トヨタのパブリカ(スタンダード)や三菱500なのであるが、これらは結局『国民車』にはなり得なかった。実質的にその座に着いたのはスバル360であったし、パブリカでもマーケットに受け入れられたのは「デラックス」や「コンバーチブル」のほうであった。
 なにが言いたいかというと、霞ヶ関中央官庁の学歴エリート官僚の「思いつき」は往々にして、経済の実像とは乖離していて、したがって金をどぶに捨てる羽目になるというようなこと。

 まぁただ、今回の事業仕分けのように、費用対効果費用対効果と、これまた壊れたレコードのように繰り返されてしまうと、それもまた筋をたがえるよな~とも思う。国がやる事業と言うのは、不採算なるがゆえに民間は手を出しかねるが、しかしながら「誰かがなさねばならぬ仕事」であるべきだと考えるからだ。
Posted at 2009/12/13 21:14:40 | コメント(2) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2009年09月16日 イイね!

鳩山内閣、誕生

鳩山内閣、誕生民主党の鳩山代表が首班指名を受ける流れになって、身の回りの景色に一つ変化があった。
僕は時々、田園調布駅前の『メゾン・カイザー』というパン屋に買い物に行くのだが、一つにはその店が鳩山夫妻も時々利用するということで、来店者がやや増えたらしいということ。いまひとつは、その店に向かう道すがらに制服警官が辻立ちしてバリケードを構えていること。ああ、鳩山さん家ってこのへんだったんだな。

 ま、そらそれとして。何で前原なんかが大臣なんだ。当時『ニセモノでしたごめんなさい』と題したエントリでぶちまけたとおり、僕は前原には政治的センスや嗅覚が致命的に欠落していると思っている。政策マンとしては小利口なのかもしれないが、政治家としてはバカだと。
 そんな(とっとと議員バッジ外して評論家でもやってりゃお似合いな)馬鹿者に大臣を任せるとは……という感じ。

 んでまあ、今回のエントリは日にちが経ってから「振り返り」で書いているので言ってしまうと、焦点となっている八ッ場ダム(やんばダム)問題で前原がとっぱなに言った台詞に口あんぐり。「地元の皆様のご理解がいただけるまで『ナシ』にはしません」。こいつ、ホントにどーしよーもないバカだ。理解、するわけねえじゃん。未来永劫中途半端のまま宙ぶらりんに晒しとく腹積もりか?

 さらに北方領土問題でもやらかした。「ドサクサ紛れの不法占拠」。交渉ごとってもんが理解できないのか、この阿呆は。必要のないところで相手を立腹させて、どうやって話を進めるんだ。もうホント、さっさと消えてくれないかな。物事を悪くなる方向にかき回すしか能のない、こういう底抜けの愚か者は。

 ……というような正直な感想を、知り合いの政治記者にしたら「まあ、もう少し見守ってやってよ」てな反応を返されたが、僕としてはこの前原ナニガシは永田メール問題のときに議員バッジを外していてしかるべき人物なので、ほんのちょっとも見守ってやる気などないのだった。
Posted at 2009/11/03 20:08:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記
2009年08月31日 イイね!

「政権選択選挙」の翌日

「政権選択選挙」の翌日まぁ今更の話なのであるが、一応日本の政治史上一つの画期(エポック)であったことは間違いないので、とりあえず思ったことを。

 自民党が追い込まれまくっていたのは分かっていたが、それにしてもひでぇ選挙キャンペーンだった。たしか29日付の朝刊各紙に全面広告で自民党が打った「日本を壊すな」。一目見てカチンと来た。舐めとんのか。今の、この惨状……日本を「壊した」お前らが、何を抜かすか。恥を知れ。といった按配。

 長い選挙戦の様子を見ていても、実にこう、ムカムカさせられた。僕は典型的な「無党派層」であって、別段民主党を応援していたわけでもなんでもないのだが、自民党の選挙宣伝はサイアクだった。
たとえて言うと、長年蜜月だったカノジョの心が自分から離れて別のオトコに靡いているのを目の当たりにした男――自分の生活力のなさとかダメ人間さぶりにカノジョが愛想をつかしたのは自覚している――が、なりふり構わず「あんなヤローと一緒になったらお前は不幸になる、あいつはひどい男だ、ダメ人間だ、アイツと一緒になったらお前の将来は真っ暗だ」と連呼してる図式そのもの。みっともないことこの上ない。

 まぁ、この辺が今の自民党の限界なんだけど。菅なんていう「洟垂れ小僧」に選対を任せちゃう自民党の。んでまあ、選挙結果は、といえばご存知のとおりで。かつて小泉純一郎が言った「自民党をぶっ壊す」は、恐らく彼が意図したのとは違う形で、しかし完膚なきまでに事実となっていた、ということなのだろう。多士済々と言われた往年の自民党を思うと、今の「惨状」は全く目を覆うばかり。

 まぁせめて、かつて経世会の中核にあって政治権力を縦横に使いこなした小沢一郎のいる民主党が、その政策方針はともかくとして『日本の舵取り』において、劣化著しい自民党よりもマシな政治をやってくれることを期待するばかりである。
Posted at 2009/11/03 19:46:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
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