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2005年05月31日 イイね!

車のインテリア・デザイン

車のインテリア・デザインクルマで「デザイン」と言うと、専らエクステリアのスタイリング方面が興味の対象になるけれども、内装(インテリア)が余りにしょぼいと時には百年の恋も一瞬で覚めることもある。

 実際、個人的な経験でも、けっこう真面目に購入を検討していたスバルのアルシオーネSVXやマツダ・ランティスの最期の方のモデルで、松田勇作のジーパン刑事みたいに「なんじゃこりゃあああ~っ!」と叫びそうになったことがある。
 冷やかしで見に行った某スペシャルティーカーや某某スペシャルティーカーには「スペシャルちゅーのは『特別に貧相』って意味かコラ」と言ってみたくなったりもした。
 いずれもディーラーの店内だったので口の中で小さく呟くだけに留めたけど、恋心が消し飛ぶには十分すぎる衝撃だった。

 考えてみると、スタイルがとっても気に入って所有するに至った車でも、運転中にそのスタイルを我が目で見ることはできない。四六時中接しているのはインテリアのほうで、そういう意味じゃ外面(そとづら)よりも内面のほうが大事なのよと言えなくもない。
 尤も、運転中にインテリアに見とれている訳にも行かないから、あんまり応接間みたいに凝ったくっていても仕方ない(そういうのが目的の所謂『高級車』は別として)のだけど。

 写真は以前乗っていたGC型カペラのインパネ周り。基本的に実用性重視で、華やいだ演出は感じないのだけれど、それはそれで悪くない。実用性重視(もしくは、それ一辺倒)であることと、安っぽく貧相であることは同じじゃあない。
 以前、サーブ900(ベクトラ派生の新しい奴ではなくて、一番最初の900)の運転席に座ってみたときに衝撃を受けた。手を伸ばした先「この場所にこのスイッチがあるといいな」と思うところに、遠すぎず近すぎぬ『ここ以外のベストポジションはありえない』と言う位置に、まるで魔法のようにそれが設えられている感じだった。音の速さで移動する乗り物を作るメーカーに設計させると、こういうマン=マシーン・インターフェイスになるのかと、いたく感心した。

 インテリアイズムとかリビングからの発想とか色々と売り文句はあるけれど、クルマってのは結局のところ輸送機械なんだから、くつろぎを目指すにしても乗り物の操縦席や客席に相応しい内装の設計(インテリア・デザイン)って、家の部屋とは違うんじゃないかなぁ。
Posted at 2005/05/31 14:53:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | ふと思ったこと | 日記

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