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惰眠のブログ一覧

2002年10月10日 イイね!

お役所の縄張り

お役所の縄張り最近はそれほどでもないが、2年程前までは仕事で頻繁にタクシーを利用した。およそ接客業の中で、タクシー運転手ほど幅広い客層を相手にし、なおかつ客と会話する業種は他にないのではないかと思うのだが、おしゃべりの止まらない人は別として、彼らの話は概して面白い。これは、そんな雑談の最中に聞いた話だ。

 タクシーに乗ってインパネを覗き込むと、料金メーターがなぜか2つ付いているのに気づくと思う。実際の単価は知らないが、万単位の費用がかかる装備であろうことは想像に難くない。タクシーだって民間事業だ。コスト高は避けたいはずなのに、ひとつじゃ何か不具合があるのだろうかと思い聞いてみると、実は不具合があるのだという。どういう不具合かと重ねて聞くと、客やタクシー会社にではなく役所にとって不具合なのだそうだ。

 タクシー業と言うのは許認可事業である。地域の陸運局のお許しがないと商売を始める訳にはいかないし、客から頂戴する御代だって独自に決めることができない。そういう雁字搦めの規制の中に、この料金メーターも位置付けられているのだそうだ。
二つあるメーターのうちのひとつは、国土交通省(僕が話を聞いた当時は運輸省)のルールに基づいて設置しなければならないもので、もうひとつはうろ覚えで申し訳ないが、確か経済産業省(当時の通産省)に設置を求められているらしい。

 それぞれの役所の縄張りがクロスオーバーする業種に対し、二つの役所がそれぞれの利権を主張して譲らなかった結果が、こういう現象を生んだのだそうだ。まったく同一の料金を表示するために、わざわざ二つのメーターを置かなくちゃいけないなんて、馬鹿馬鹿しい限りである。
Posted at 2002/10/10 13:19:48 | コメント(0) | ふと思ったこと | 日記
2002年10月08日 イイね!

週末が待ち遠しい

週末が待ち遠しい週末が3連休になるのに合わせて、レンタカーを借りることにした。金曜日の出勤途中に営業所でピックアップして、休み明けの火曜日の、これまた出勤途中に返却するスケジュールだ。
車種はアテンザ・セダンの2.3リッター(写真は台場のイベント出品車)。別に買い換えるつもりはないが、走らせ心地が大変気に入ってしまったので、ちょっとじっくり乗ってみたいと思ったからだ。

 インターネットの普及がありがたいのは、レンタカーの予約もウェブ上でできてしまうこと。飛行機のチケット予約もできるのだから車ごときで驚くには当らないのかもしれないが、ちょっと新鮮だった。ただ、電話予約に比べると余分のリードタイムを求められる(マツダレンタカーの場合5日以上前)などの制約はある。それはともかくアテンザのレンタル料は結構高い。料金体系が排気量準拠になっているせいなのだが、2.3モデルはミレーニアと同価格帯なのだ。ちょっと釈然としない。

 冷静に考えると、スポーツカーならいざ知らず、ただその車種を乗り回したいがだけのためにセダンを借りる客なんか、そうそういないと思う。でも、あの足回りで一度「いつもの山坂道」を走ってみたいと思ったのだから仕方ない。

 不安が二つ。いま借りているガレージに、ユーノス500より幅が広く全長も長いアテンザが大人しく収まってくれるか。もう一つは、本気で乗り換えたくなりはしないか。こと乗り心地、走らせごこちに限っていえば、10年前のユーノス500などアテンザの足元にも及ばないくらい粗雑なのだから。
Posted at 2002/10/08 22:55:31 | コメント(1) | 日本の車 | 日記
2002年10月07日 イイね!

劇用車、と言う商品宣伝手法

劇用車、と言う商品宣伝手法北米の現地子会社にいる会社の先輩が先ごろ一時帰国した時のこと。最近、北米ではTV広告の手法が大きく様変わりしようとしている旨の話をしてくれた。民放TVの収入は、番組中に挿入されるCMの料金が中心なのだが、デジタル技術の発達に伴って、これが成り立たなくなりつつある、と言うのだ。

 ひところ日本でも話題になったCMスキップが、最近のデジタル録画デバイスを使えば「完璧に」行なえることが原因らしい。早送りではなく、あたかも最初からCMなど入っていなかったかのように継ぎ目なく、CMをすっ飛ばしてしまえると言うのだ。どんなにCMを打っても視聴者の目に触れないでは意味がない。そこで最近模索されているのは、例えば清涼飲料では、出演者が番組中口にする飲み物はスポンサーの商品に限り、その商標がはっきり判るように映す…と言う、タイアップ番組ではありがちな方法だと言う。アメリカでは今までこういうやり方、なかったのだろうか。

 ともあれ、これは元々、映画の世界での手法だ。最近のハリウッド映画でも、舞台を未来としたSF作品にレクサスの未来カーが登場するというので話題になったが、先輩に聞くとこれは、莫大な広告宣伝費をつぎ込んだ広告展開の一環だと言う。その話を聞いて思い出したのが、ボンド・カーとなったトヨタ2000GTのこと。

 確か昔のMONOマガジンの記事だったと記憶しているのだが、劇中車となったコンバーチブル(2台製作された)の話を、当時カスタマイズに関わった開発主管自身が書いている。それによると、映画制作会社からボンド・カーに採用したい旨の打診があり快諾したところ、目を剥くような高額のタイアップ料を請求されて驚き怒り、一度は断ったと言う話である。梗概、映画会社が使いたいからと言うのでトヨタとしては協力してやっているのに、加えてカネを寄越せとは何たる言い草か、と言うのがその理由らしい。最終的には制作会社側が折れる形で決着して「~二度死ぬ」に登場したのだそうだ。写真の2000GTコンバーチブルは、以前メガウェブに行った時、たまたま展示されていると言う僥倖に預かり、有難く撮影してきた次第。これは劇用に製作されたうちの1台で、どうやら劇中には登場しなかった予備車両の模様。

 雑誌の記事を初めて読んだ時は、映画制作会社の強欲ぶりに呆れたものだが、広告宣伝という見地からすると、逆にトヨタ側が無知であったのだと言える。このときのゴタゴタの主要因は相互のコミュニケーション不足に尽きるのだろうけれど、40年前にモメた映画のタイアップに、今度はトヨタが積極的になっている図と言うのはなんだか皮肉な感じがしないでもない。

 冒頭に書いた米現法の先輩の話では、テレビでやっている同種のタイアップでは、通常の番組CMを出すよりも高額の料金が設定されているとのこと。日本でも、劇中で若い人気俳優が身につけた衣料品などが人気になることを考えれば、成る程納得のいく話ではある。
Posted at 2002/10/07 14:44:40 | コメント(0) | 日本の車 | 日記
2002年10月04日 イイね!

小さい車は好きだけれど…

小さい車は好きだけれど…以前、日産のハイパーミニを目撃したとき、僕は手狭なくらい小さい車が好きだ、とここの日記に書いた。小さい子供の頃には押入れに篭るのが好きで、親にもゴキブリかネズミのようだと呆れられたほどだから、これはもう「三つ子の魂百までも」で、今更どうこうなりはしない性癖なのだろう。

 しかしそうは言っても、闇雲に小さければいいってものではない。帰宅途中に、初めて現物をじっくり見たミツオカのこれ(写真)、流石に欲しいとか乗りたいとは思わない。企画としては面白いと思うのだけれど、どうもどこかに「学研の教材」とか「科学模型」同様の、生真面目な説教臭を感じてしまうのだ。要するに、こういう趣味の乗り物って、もっと開けっぴろげで大らか且つオバカでいいんじゃないかと思うのだ。

 タカラの売り出すチョロQ自動車のほうが、わざと玩具っぽくした外観にあざとさを感じずにいられないにしても、僕にとっては訴求力がある。ミツオカのこれに乗ってる自分と言うのは想像しにくいが、乗れるチョロQを子供のような顔をして運転している自分なら想像できる。実際、置き場があってもう少し安かったら、恐らく…間違いなく購入申し込みをしていたと思う。我ながら、オバカである。
Posted at 2002/10/07 13:38:52 | コメント(0) | 日本の車 | 日記
2002年10月03日 イイね!

虎ノ門の美味しいパン屋

虎ノ門の美味しいパン屋職場の近くに美味しいパン屋がある。桜田通りを隔てた反対側は、路地一つ入れば下町そのものなのだけれど、このパン屋は文字通りビジネス街の真っ只中に位置する。ロケーションだけを考えると商売になるのかと疑わしく思ってしまうが、商品ラインアップを「調理パン」一本に絞ったところがミソだ。もしかしたらタウン誌などには紹介されているのかもしれないが、とにかく引きも切らさず客が来る。ただ、この店では普通の食パン類は手に入らない。

 ピロシキ、ピザ、パニーニ、サンドイッチetc.が会社の昼休み時間に合わせて全て焼き立てで並ぶ。正午からの30分間は、手狭な店内に入りきれない客が行列を作るので、多少柔軟に昼休みの取れる僕は混雑の過ぎる12時半を目処に店に行く。オフピークになってからも店の奥から「パニーニ焼きたて出ま~す」なんて声があがり、わざと時間を外して来た客も失望させない。これから寒くなると、店の外に卓を出してクラムチャウダーも扱う。

 店が開くのは11時半頃で午後4時にはもう閉店しているが、なにしろ営業時間中の来客数が凄い。ヘタに住宅地近くの商店街に出店して、朝から晩まで店を開けるよりも遥かに効率がよさそうだ。

 ちなみに今日はアンチョビを乗せたピザを買ったのだが、これはちょっと失敗だった。口の周りを全く汚さずにピザを食べるのは至難のことなのだが、アンチョビの塩分と言う奴は、汚れるとか汚れないとかではなく、まるで剃刀負けしたように後でヒリつくのだ。アンチョビは好きなのだが…
Posted at 2002/10/03 17:43:41 | コメント(0) | 食べる | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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