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惰眠のブログ一覧

2005年10月17日 イイね!

その舌の根も乾かぬうちに

その舌の根も乾かぬうちに禁じ手を使った。ユーノス500に加えてもう一台所有することにしてしまったのだ。してしまったと言うか、もう既に所有している。
同じ車の購入を先に決めていたゼロナナ兄さんや、もう殆んどユーノス500から乗り換えることが確実と見られるすすすさんには代替(?)仲間として話していたのだけれど、まあそういうことになってしまった。

9月18日の日記で僕は「それは禁じ手だと思う」と自らを戒めた。その筈だった。しかし実際には、禁じ手だと思ったまま、それにも関わらずどんどん話を進めてしまい、気が付けば手許には赤い車が2台あるのだった。我ながら阿呆だと思う。

 のみならず、僕は変節した。
2003年1月の日記で僕は、意地でもETCは導入しない。将来買い換えた車にETC端末が漏れなくついて来たら?レスオプションにするか、外せないならユーザー登録しません。などと勇ましいことを息巻いておきながら、新しい方の赤い車にはアッサリ取り付けてしまったのだ。

 ああ…なんと言う堕落ぶりか!!なんて嘆かわしい人間になってしまったんだ!!などと言っても今となってはあとの祭りだが、ただひとつ弁解させてもらうと、この屋根なし車のインテリアにも原因がある。小銭や財布はまだしも、高速のチケットを確実に置ける場所がないのだ。
 バイザーの裏にクリップは用意されている。だが、あれは断じてサン・バイザーではない。遮眼帯である。それも、進行方向の視界を塞ぐ遮眼帯だ。危なくて使えたもんじゃないのだ。…という安全上の理由から断腸の思いでETCを導入せざるを得なかった…と言うことにしておこう。

 新旧の赤い車は、それぞれ全くキャラクターが違うので、今のところそれなりに使い分けが出来ている。ただ、ちょっと困っちゃうことも2つばかりある。
 クラッチとアクセルのペダルの要求踏力が違いすぎて、500に戻った時に滅法重く感じることと、幌を立てると左右斜め後ろが絶望的に見えないこと。高速の合流や車線変更のときには、相当に気を使う。

 さぁ~て、今度のお出かけにはどっちの車を使おうか。
Posted at 2005/10/17 22:11:31 | コメント(8) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2005年10月15日 イイね!

テレビ局買収秋の陣

テレビ局買収秋の陣週の後半の出来事だったが、ライブドアによるニッポン放送株大量取得騒動の折にも「次、危ない」と言われていたTBSが案の定、やられた。発行済み株式のうち15.46%を取得されているのだから、もはや「狙われた」ではなく「やられた」だ。

 ただ、ライブドアの堀江氏の時に感じた著しい不快感を、三木谷氏の楽天がTBS株を押さえた今回の事例では、僕は全然抱いていない。それは多分、三木谷氏の「共同持ち株会社の設立提案」などが、オトナだからだと思う。

 敵対的買収を仕掛けた点で両氏に違いはない。けれども、テレビ局勤めの友人の言葉を借りれば「新卒採用したばっかりの、学生気分のままでいる奴らでも思いつく程度のアイディア」しか持ち合わせていない堀江氏に比べ、三木谷氏はキチンと放送業がどうやってビジネスを成り立たせているか知った上で働きかけをしていることが見て取れる。

 春先の事例は、ちょうど腕っ節が強くて恐いもの知らずの若者が、自分の思い込みを正義と信じて(モノポリーでもやっているような感覚で)大人のビジネスの世界に乱入してきて起こった「騒動」だったように思う。
 それに対して今回、楽天がTBSに仕掛けた買収は、ようやく整ったビジネスの話として見ることができる、と感じている。尤も今回は、立ち合いの時点で勝負あったの観が強いので「これからどうなる」の意味合いが、既にライブドアのケースとは違っているのだけれども。
Posted at 2005/10/15 23:57:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2005年10月13日 イイね!

朝っぱらから横転事故

朝っぱらから横転事故前科があるだけにこんなタイトルを付けると「お前またやったのか!」と言われそうだけれども、今回は単なる通行人。

 通勤ルートを流していると、山手通りとの交差から先、恵比須方面が矢鱈滅多ら詰まっている。月に何度かは、そういうこともあるのであまり気にしてもいなかったのだけれどもパトカーのサイレンや、消防車のサイレンまで聞こえてくると、さすがにこれは唯事じゃないのかなという気がしてくる。

 まあ、事故だろうとは思っていたのだが、片側2車線(一部右折レーンあり)のど真ん中に、軽トラックが横倒しになっていた。
消防車に救急車、パトカーに交通鑑識車が上り下り双方で1車線をふさいで道をふさいでいた。

 さすがにそういう場面でカメラを取り出して写真を撮ろうとは思わなかったし、何より思わぬ渋滞のせいで仕事に遅れかねない時間になっていたのでサッサと横転車両の脇を駆け抜けた。
 以前、乗っていたバスが事故(死亡事故)渋滞に巻き込まれて本当に仕事に間に合わなかったときは路面が文字通りの血の海だったけれども、今回はそういう方面の痕跡は見当たらない。

 走り抜けざまに横目でみたところ、ライトグリーンの先代マーチが後ろに突っ込んでいるようだった。何をどうすると朝の通勤ラッシュで込み合った道路の真ん中で、軽トラが横倒しになるような事故が起きるのかちょっと不思議だった。
 人事(ひとごと)と思わず気をつけないといかんなあと、殊勝にも考えた。考えただけ、とも言うけれど。
Posted at 2005/10/13 12:29:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2005年10月09日 イイね!

大喰らいエンジンには辛い日々

大喰らいエンジンには辛い日々満タンにしておいても300キロ少々走るだけでガス欠の危機に見舞われるような大喰らいのハイオク指定車に乗っていると、ガソリン価格の高騰は堪える。
 仕事帰りに通りかかるGSの価格表示を見ると、レギュラー・ガソリンがちょっと前までのハイオク相当の値段で売られている。ここしばらく、ずっと下がっていない。

 まあ、ちょっとタバコの本数を減らすとか、いっそキッパリやめてしまえば十分に吸収できる程度の金額ではあるのだけれど、それはそれ、これはこれである。

 で、ちょっと思い出してしまったりすることがある。
アングロアメリカ連合とその尻馬に乗った何ヶ国かがあらぬ難癖をつけてイラクに戦争を吹っかけたものの、難癖が所詮難癖に過ぎないことがばれてしまった頃のこと。
 それでも米英の為したる鬼畜の所業(戦後60年記念表現)を正当化したいお歴々の弁の中に「アメリカがイラクをブチのめせば石油の安定供給ができて、それは日本の国益に適う」ってのがあった。
 仏門の用語を借りれば、まさに畜生道か餓鬼道に堕したがごとき台詞だが、餓鬼道畜生道に堕してなお得んとした「国益」は、例えば今のガソリン価格の例ひとつとっても、いったいどうだったのよと当時そういう台詞を吐いた方々に聞いてみたいような気もする。

 ま、どうせ「大量破壊兵器が発見できないのは、存在しないからではないのだ(by時の内閣総理大臣)」みたいな詭弁で言い逃れるのが関の山なんだろうけど。
Posted at 2005/10/10 01:12:10 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2005年10月02日 イイね!

MRYのロードスター説明会

MRYのロードスター説明会昼過ぎまで六本木ヒルズでラ・フェスタ・ミッレミリアの見物をしたあと、MRYにハシゴして新型ロードスターの講演会を覗いた。
 12時半受付開始で、貴島孝雄主査の講演が13時10分から始まる日程だったから、六本木ヒルズに13時過ぎまでいる以上、開発主査の講演が終わる前に到着することなど初めから無理だ。

 それでも顔を出したのは、アテンザ発売の時に始まった新車の一般向け講演会に、何のかんの言ってこれまで無欠席だったので、無遅刻はなくなっても皆勤賞を失うのは悔しかったから…と言えなくもない。

 MRYにたどり着いたのは14時半頃。既にチーフ・デザイナーの中牟田泰氏による講演も終わっていて、貴島主査がなにやら補足的な説明をしているところだった。
 結局聞けたのは、実質的に最期のQ&Aだけ程度ではあったけれども、その中でとても面白いと感じたのはフォード・グループとしての開発のやり方だ。設計関係の3次元データを全部同じサーバーに放り込んでおくことで、各種デザインや設計と同時進行で製造技術系の検討もできるシステムをマツダは採用している。

 これを、フォード・グループ全体でやるとどうなるか。日本が夜の時、欧州や米国はビジネス・アワーだ。つまり1日を3倍利用できることになる、そういう開発体制をグループは目指していると貴島主査は話した。
 ほぉ…と感心の溜息をひとつついていると、そこで貴島主査がボソッと「ロードスターは別にしたいですけどね。これはマツダだけでやりたいですから」。…男の意地、である。

 それに限らずロードスターって言う車は色んな意地が詰まった車だ。貴島主査はこうも言った。開発段階で通常行なわれるデザイン・クリニックを、ロードスターではやらなかった。いや、手を回してやらせなかった、と。
 クリニックと言うのは、デザイン案を一般ユーザーに見てもらって、どういうのが好きですかー、それじゃこういう手直しをしましょうねー、というプロセスのこと。
 ロードスターの最多販売市場は北米。クリニックをやったら、間違いなく北米好みのデザインにされてしまう。だからクリニックをやらせるわけには行かない。その代わりに貴島主査は会社の内部で「どのデザイン案がロードスターらしさを備えているか」比べさせたのだそうだ。
 なんとしてもアメ車っぽいデザインにはさせないぞと言う、これもまた意地。

 で、MRYにロードスターの講演を聞きに行ったのになにゆえ添付写真がユーノス500かと言うと、講演も質疑も一通り終わって見回すと…あらら、やっぱりいるよ皆勤賞の仲間たちが。と言った次第。
 例によって例の如く、あれやこれやの話に花を咲かせているとひょんなことからNC型ロードスターのチーフデザイナー、中牟田氏が今乗っている車がユーノス500だと分かった。しかしATに致命的なトラブルの兆候が出ている由。

 新型ロードスターのイベントで、NC型そっちのけで、そのチーフデザイナーと一緒になってユーノス500の話で盛り上がる我々…。
でも、マツダの本社にはきちんとした形で保存されているユーノス500はないのだとか。
 デザイナーなど現場レベルでは好きだという人、関わったことを誇りにしている人、関わっていないのに自分も関わったと言い張る人までいるらしいこの車が、会社としては(恐らく商業的な不成功ゆえに)忘れてしまいたい苦い過去のように扱われているのは哀しい限りだ。

 僕ら500が大好きなユーザーでも、流石に14年も前にデビューした車に乗り続けるのは、そろそろ限界に来ようとしている。既に代替した人もいれば、もう殆んど代替を決めた人もいる。
 最終的にユーノス500を手放したとしても「マツダの本社には、この素晴らしい姿かたちの車が大事に保存されている」のならば、幾ばくかの慰め…というか、長くオーナーでありつづけたファンにとって心のよりどころになるだろうに。

 最新のマツダ車のデザイン・チーフがユーノス500に乗っていることがちょっと嬉しく、マツダ本体がユーノス500に冷たいことがちょっと哀しい、複雑な一日だった。
Posted at 2005/10/03 02:51:53 | コメント(2) | トラックバック(3) | 自動車関係のイベント | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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