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2006年07月03日 イイね!

威張る、怒る、拗ねる

威張る、怒る、拗ねる橋本龍太郎元総理大臣が逝去した。
 彼が第2次海部(改造)内閣の大蔵大臣を努めていた1991年、湾岸戦争が勃発し、日本は90億ドルの資金援助を行った。真偽のほどは兎も角として、諸外国からこの資金援助が評価されなかったとの言説に基づいて「人的貢献をせよ」「汗と血を流せ」「一国平和主義は許されない」との空気が醸成されていった。そして翌1992年、カンボジアPKOに自衛官と文民警察官が派遣されるのである。

 海外紛争地域での『人的貢献』については、上に記したような側面で語られることが殆んどだが、僕は過去に一度、故人が湾岸戦争時の資金拠出にかかる決断について自慢話をしているのを耳にしたことがあって、それ以来、別の視点からその意義を受け止めている。要するに、コスト・パフォーマンスの視点だ。

 当時の対ドル・レートが幾らだったのかつまびらかではないが、90億ドルと言うのは破格である。今般のイラク戦争での拠出がどのくらいかと言うと、ある記事に拠ると陸海空の三自衛隊が使った経費が昨年末で約680億円だそうだ。ドル換算すると大体6億ドルを少し切るくらい。これに、復興支援分担拠出金の49億ドルを足しても、湾岸戦争時の90億ドルよりも遥かに安くついている。
 仮に人的被害が出て、最悪遺族補償が必要だというような事態に立ち至ったとしても、それでも誰にも感謝してもらえない90億ドルの拠出より安上がりで済む。
 資金協力をするよりも、人的貢献をしたほうが、負担が少ないのである。「どっちがトクかよーく考えよう」ってなもんだ。品のない話ではあるけれども。

 尤も、短期的・直接的な費用負担に関しては兎も角、人的貢献をするというのは即ち直接当事者に名乗りを上げるということなので、恨みを買うこともあれば憎しみをぶつける対象にされることも覚悟せねばならない。
 そういった外患要因から身を守るのに必要なコスト(安保条約がらみの「みかじめ料」や、ご機嫌取りのための各種施策含む)までコミにした場合に、トータルで本当にお得なのかどうか。

 そういう転機に関わった政治家が世を去り、その故人がなした政治判断の結果が現在に引き継がれている――人は死して名を残すの謂い通りである。
Posted at 2006/07/03 15:38:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記

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