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惰眠のブログ一覧

2007年10月19日 イイね!

伊勢の名物、赤福餅はええじゃないか♪

伊勢の名物、赤福餅はええじゃないか♪僕が伊勢に行ったのは小学校の修学旅行でだから、もうかれこれ27~8年も前のことになる。うう……年をとったんだなあ。当然のように夫婦岩を訪れたが、肝心の「お伊勢さん」は外宮(げくう)までしか入れなかった。内宮(ないくう)は非公開だったかのかも知れない。

 この辺の観光地の記憶はすっかり薄れてしまっているのだが、この修学旅行ではひとつ、心に焼きついた思い出がある。
 旅館の目の前が海だったのだけれども、いわゆる岸壁や堤防の護岸ではなくて、海に下りていけるような「雛壇」になっていた。夕食の後、その雛壇に6年生の児童全員が居並び、すっかり闇に沈んだ海に向かって、この日のために練習してきた合唱曲を歌い上げたのだ。

 そよ吹く海の風も、潮騒の響きも、みんな僕を呼んでる青い海の声よ……と。

 ものっっすごいカタルシスがあった。いやもう、この企画を発案し実行してくれた先生には、本当に感謝している。勿論、300人近くも子供がいれば冷めた子だっているわけで、実際「けっ、めんどくせーこと思いつきやがって」てなことを言ってるのも聞いたわけだが……。

 ま、そういう思い出もある伊勢志摩の修学旅行だが、もちろんお土産はいま話題の赤福餅に決まっていた。関西に住んでいるとテレビで頻繁に「赤福餅はええじゃないか」と歌うCMを目にするのだが、名物ものと言うのは、案外普段食べることはない。子供ながらに「おお、これがあのコマーシャルでやってる赤福の実物か」などとちょっと感動しながら、家に買って買えるわけである。

 で、最初にも書いたとおりこれが27~8年前。ニュースで言われているところによると、賞味期限の改竄は30年以上前からやっていたらしいので……僕が買って帰った赤福も、もしかしたら実は賞味期限を過ぎていた可能性もないわけじゃない。もしあの当時、子供の僕がこんなニュースを聞いたら、結構傷ついたんじゃないかと思う。せっかく家族で食べようと買って帰ったお土産が実は……なんて話になったら、子供としちゃ悲しいですよ。

 でも齢40近くになったいまの僕は、むしろ逆に「ええんじゃないか?」なんて思ったりもする。
 法律を破ってお客にウソついていたのは、そりゃダメだけど、なんせ30年以上もそんなことやってきてたのに、少なくとも「赤福食って腹こわした」とか「食中毒になった」いう話は(いまのところ)聞こえてこない。そしたら、実害、何もないやん。賞味期限の設定とか、法律の縛りのほうがおかしいんちゃう?なんて。

 そう考えてみると、無期限の営業禁止処分を食らった老舗は、実に創業300年。食品衛生法だのJAS法なんぞが出来るよりも遥か昔っからノウハウを蓄積してきたわけだ。法律がなんと言おうと(いや、もちろん守らにゃいかんのだけど)300年の経験則は伊達じゃない。
 ワイドショーとかニュースで袋叩きにされてるのを見てると、そんな吊るし上げせなならんほどのことかいやと、ちょっと窘めたくなる。北海道土産の「白い恋人」も賞味期限の問題で小売店の店頭から姿を消したけど、あれもそういえば腹下ししたとかって実害の話は聞いてへんなあ……。

 まぁ尤も、赤福って別にそんなに是非とも食べたくなるほどの美味い和菓子ってわけでもないんで、食われんなら食われんで「実害はない」んだけど、やっぱり「伊勢の名物」は赤福餅なんだよな~。ミキモト真珠もあの辺(志摩)なんだけど。
Posted at 2007/10/20 00:07:36 | コメント(5) | トラックバック(0) | 事件・事故 | 日記
2007年10月18日 イイね!

自動車ワンダーランド、東京

自動車ワンダーランド、東京いつもはアストン・マーティンのラゴンダが鎮座ましましている通勤途上の駐車場に、見慣れない古い空色の乗用車が停まっていた。控えめなテール・フィンに、一瞬「あれ?トライアンフ・ヴィテスかな?珍しい……」と思ったが、ヴィテスはこんなに丸っこくない。信号待ちの隙にとりあえず持ち歩いているカメラで1枚だけ写真を撮って、職場に着いてから改めて確認した。

 ナンバー・プレート右横に斜めに張り付いている文字バッジは、おそらく車名のはずだ(添付画像)。拡大してみると……げげ、全然読めない。
最初のアルファベットは「g」だろう。丸い頭がこうべを垂れた右のほうの二つは……「f」かな。二文字目の小さくて丸っこいのは「e」だろうか。三文字目は……「r」に見えないことも無くないなあ。すると、書いてあるのは「gereffe」?なんだそりゃ。

 車の形からすると、50年代から60年代ごろの英国車に思える。うーん、うーん、ほかにヒントは……と、拡大した画面を上下左右にスクロールしているとトランク中央の銀色にめっきされたオーナメントが映った。はっきりと「SINGER」と書いてある。なに悩んでたんだ、俺。

 シンガーは、日本ではミシンのメーカーとして一番よく知られているんじゃないだろうか。今でも縫製機を作ってるのかどうか知らないけど、この自動車はそのシンガーの製品だ。ジャノメが自動車も作ってたと考えるとかなり違和感があるけど、豊田自動織機(の一部門)がいまのトヨタだってこと考えればそう不思議でもない。

 メーカーさえわかっちゃえばネット検索の強い味方が今はあるので、あとは幾らでも調べようがある。とりあえずメーカー名とボディ形状(コンバーチブル)と、ナンバー・プレートが示唆する製造年を入力してみる。
 英語版のウィキペディアが引っかかったので閲覧したら、答え一発。「gereffe」では勿論ない。車体のバッジには「gazelle」と書いてあったのだった。なにが「げれっふぇ」だ。「ガゼール」じゃんか。



 英文の記事を読むのもかったるいので、帰宅してから二玄社が出版してる『自動車アーカイ』を見てみると、シンガー・ガゼール(二玄社式に言うと『ギャゼル』)は、いすゞヒルマンでおなじみ(?)ヒルマン・ミンクスの姉妹車だった。

 しかしまあ、本当に東京は自動車ワンダーランドだ。先日は退社途中にランボルギーニ・ガヤルドのロードスターが路上駐車しているのにでっくわしたし、一昨日だったかはアウディR8が外苑西通りをテレテレ流しているのとすれ違った。
 こんな1950年代の英国車もシレッとした顔で道端に停まってるし、先週は職場近くのタバコ屋にカートン買いしに行った目の前を長くて立派なメルセデス・ベンツ600が通り抜けていった。ホント、なんでもありの都市である。
Posted at 2007/10/18 21:51:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 海外の車 | 日記
2007年10月17日 イイね!

ホテルの予約変更

ホテルの予約変更いよいよ27日からの一般公開が迫った東京モーターショーだが、なんの気なく前日宿泊の予約を入れいてたホテルのサイトを開いてみた。すると、月初めには満杯だった筈の「東京モーターショー宿泊プラン」に、金曜晩の空きができている。前回やむなく予約を入れたのに比べ、こちらはほとんど半額だ。ツイン・ルームと比べりゃシングルの値段が半分くらいになるのも当然か。

 早速、客室予約担当に電話を入れて予約を変更してもらった。部屋は多少みすぼらしくなるようだが、こっちとしちゃ泊まれればいいだけなので問題にならない。
 しかし……そうか、これまで過去2回ほどは、いまぐらいのタイミングで予約を入れていたので気づかなかったのだけれども、やっぱり空き室数ってこういう具合の変遷を辿るのね~と妙に納得がいった。

 ホテルの側の需要予測もあるだろうし、旅行代理店が纏めて押さえた分もあっただろう。出展企業や関係諸団体が接待枠でドンブリ勘定的に予約してあった分も(僕の勤め先でも、協賛イベントなんかがあるとそういう予約をかけることが多々ある)あったに違いない。
 そういう不確定要素が開催目前になってどんどん整理されてゆき、結果として「一般開放」できる空き室が増えたと、まあそんな感じなんじゃないだろうか。ちぇ、焦って予約する必要なんか全然なかったじゃん。

 とりあえず宿泊費が約半分になったんで、会期中のどっか平日に有給でも取って2回目の見物にいってもいいなー、なんて思ったりした。ま、それほどの見所があるならば、だけど。
Posted at 2007/10/17 11:46:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記
2007年10月16日 イイね!

パンツのゴムが切れたような、社会の窓が開きっぱなしのような……

パンツのゴムが切れたような、社会の窓が開きっぱなしのような…… 幌屋根の車にトラブルが発生した。幌をたたんだ状態でふと後を振り返ると、格納時には内側に折り込まれていなくちゃいけない幌の一部が、ペロンとはみだしている。うっわー、カッコ悪い!!

 折り癖が変な具合についているのかと思って確かめてみると、どうやら折りたたみ動作にあわせて問題の部分を内側に引っ張るベルトが、縫い目から外れてしまっているようだ。
 もちろん、クルマの機能に影響が出る部分じゃあない(よほどの高速で走行した場合には、走行風の吹き込み口になってあらぬトラブルを引き起こす可能性はあるが)んだけれど、なんともカッコ悪い。それ以上に気分がよろしくない。

 僕自身、裁縫が得手か不得手かということはともかくとして、幌の骨格やヘッドレストが邪魔になって普通に手作業のできる部分ではなさそうなのでさらに滅入る。こりゃ、週末またディーラーに出かけて業者さんに直してもらうしかないかな……。
Posted at 2007/10/16 14:47:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | 幌つきの方の赤い車 | 日記
2007年10月15日 イイね!

相変わらずリストと参加車両が違うミッレミリア

相変わらずリストと参加車両が違うミッレミリア土曜日に大量に撮影した今年のラ・フェスタ・ミッレミリアの電子写真を整理し始めた。1枚当たり4メガバイト以上もあることにため息をつきつつ、エントリー表と首っ引きでファイル名を車名に書き直していると……あ、また今年もか。実際に走ってる車と主催者が公表してる車が違っているのが幾つかある。

 以前、老舗自動車雑誌社のベテラン(幹部)編集部員とメールのやり取りをしたときに「車の具合が悪くて直前でエントリー車両を入れ替える参加者もいるようだ」との話を聞いていたので、まぁその伝か何かなのだろう。しかし、どう見ても実際出走したのは『ベントレー小父さんの馬鹿っ早いトラック』なのに「ブガッティ」って表記してあるエントリー・リストはどうかと思う。印刷差し替えの時間も費用もなかったのかな。

 六本木ヒルズで見物しながら「今年はヒーレー・シルバーストーンとトライアンフ(TR2)が妙に多いな」と感じたが、どうやら差し替えで出てきたトライアンフもあったようだ。そうそう、何が出るのかとちょっと期待していた伏字のゼッケン30がシルバーストーン、ゼッケン60がトライアンフ(ただしTR3)だった。
 実際これらの車の維持しやすさ(敷居の高低)がどんなもんなのか僕には想像もつかないので軽々に表白するには躊躇いもあるが、今回のエントラントを見て受けた印象で言うと、比較的(飽くまで「比較的」だ)ラ・フェスタ・ミッレミリアに参加するような人たちにとって、敷居は低くて手ごろな車なんじゃないかなと感じられる。繰り返すが、実際の所はわからない。

 さてそれはそれとして、添付の写真の件。これは誰が間違えたのかわからないが、アルファ・ロメオのジュリア・スパイダー(78号車)がどういうわけか「ジュリエッタ・スパイダー」になっている。
 ま、確かに排気量とエンジン・フードと、その他些細なディテールを別にすれば実質的に同じ車って呼んでもいいようなものなんだけども……。一応、排気量と外寸をすこし拡大したのにあわせて名前から縮小辞の「-etta」が取れ、晴れて一人前のレディ・ジュリアに成長したっていうのに「ちっちゃなジュリアちゃん」呼ばわりは失礼じゃないの?なんて。

 む。そういえば「バルケッタ」は「小さなバルク船」、「アルフェッタ」は「小さなアルファ」、「ベルリネッタ」は「小さなベルリン型(=箱型)車」と言う意味だが、その伝で行くと78号車のコ=ドライバーであるパンツェッタさんは……ビキニ・パンツ?
Posted at 2007/10/15 21:57:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車関係のイベント | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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