でかいQ8の次に乗ったのはちっちゃな新型チンクのアバルト版 ABARTH 500e。
旧型より”ワル”が入った顔だけど、それはそれでなかなかカワイイ。一回り大きくなっちゃったけど。
以前にもここで書いたけど、Fiat 500 ともども電動オンリーになってしまいました。なので500の後ろに「e」が付いています。リアフェンダーのサソリも電撃されてます。
走らせてみてまず感じたのはフィアット版の時と同じチンクとしてはの”上級感”。ほんと、進化しています。
で、普通に走らせていたら、アクセレレータが世にいうところの”ワンペダル”状態になっていました。ペダルから足を上げると即ブレーキ状態になり、そのままほっておくとほとんど停止状態になるアレ。ところが、それを解除するスウィッチが見つからなかったのです。
フィアット版の時の記憶だとスウィッチで回生の強さを選べて、ペダルから足を上げれば”コースティング”したのですが、それが見つからない。
ドライブ・モードは選べるようになっていて、大人しい TURISMO と、ちょっとスポーティな SCORPION STREET が選べます。さらにスポーティになる SCORPION TRACK なるモードを選んでみたら、なんとコースティングしたのです。
ううんっ? 意味が良くわからない・・・
帰着してスタッフさんに聞いてみたら、アバルト版でワンペダルじゃなくさせるにはこのモードを選ぶしかないそう。なんでだろ?
ちょっとした狭い峠道みたいなところを軽く飛ばしてみた限りではエンジン・ブレーキ”風”になる回生が強いほうが走りやすかったのに、一番スポーティな SCORPION TRACK ではそれが効かない。BEV他車によくあるようなパドルで回生強さを変更できる仕組みも無いのに?
これが今回最大の「?」でした。
あと、TURISMOモード以外では”作ったエンジン音”をクルマ内外に撒き散らすことができるようになっていましたが、そんなのやるなら「エンジン版も出せ!」と思っちゃいました。
フィアット版と同じく、車内からのドアリリースは丸い電気式ボタン。だけど下の方に機械式リリースも付けてあるのがイタ車の証し? デンキ切れて出られなくなったら困りますからね。
そして新たに気が付いたのはフロントフェンダーのフラッシャー。
ちょっと飛び出していてお洒落ですね。
でもやはり「ウチのチンクからは乗り替えられない」が結論でした。とても残念ですけど。イマのを大切に乗り続けましょう。
Posted at 2025/02/11 14:59:49 | |
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