昨日は神奈川県は厚木の先まで出向き、潤滑油の勉強をしてきました。
機会を作ってくれたのはシェル・ルブリカンツ・ジャパンという会社で、あのシェルのグループ会社。シェルはここの他に、米ヒューストン、独ハンブルク、印バンガロールと中国上海に研究開発拠点を持っています。
シェル・ルブリカンツ・ジャパンでは300名ほどが働いていて、自動車メーカーからの要求に応えたオイルの開発や市販用の開発をしているそうです。
自動車メーカーが昨今必死に開発している”低燃費”車。その低燃費の一部をオイルも担っています。簡単に言ってしまえば、エンジンやその他駆動部分の摺動抵抗が減らせれば燃費が上がる一端となるからです。
上の画像はその摺動抵抗の実験ができる装置。真ん中に見える小さな部分をそれぞれの調合を施したオイルで満たし、その中で金属同士を”擦り合わせ”て数値化します。
かたやこちらは焼き付きや摺動傷をテストする機械。
他でもICEのバルブ部分を外部モーターで動かして抵抗値を測ったり、ICEを燃料で動かして測ったりと、いろいろな実験をしていました。
こちらは基油に一定量の添加剤を加えて実験する際に、よく攪拌している様子。
混ぜりゃいってわけではないようです。キチンと混ぜる!
たしか70年代後半あたりに某M社が「Mなんたら1」って名前で市販した全合成オイル。少し高価な全合成もののシェアも今ではだいぶ上がってきているそうです。シェルの製品がこちらのヒーリックス。
フェラーリ純正ですね。
合成オイルが登場する以前のエンジンに使うときは、エンジンのシール材とかへの攻撃性があり得るので注意したほうがいいそうです。
因みに、日本ではSHELLマークのガソリン・スタンドは見なくなってしまいましたが、世界では今でもスタンド数で最多なんだとか。
Posted at 2026/08/20 14:29:12 | |
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