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森川オサムのブログ一覧

2022年01月30日 イイね!

レンジローバーを親方?と一緒にパチリ

ニューモデルをちょい見してきたレンジローバーですが、最近ウチのヴェラールにもシャッターを押しました。

しばしば停める東京タワーのパーキングに停めて、ふと上を眺めたら・・・

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お隣のビルの上のほうにこんなロゴを発見。

インドの一大コングロマリットであるタタ・グループのロゴです。
タタはインドの3大財閥のひとつで、タタ・グループを調べてみたら、傘下に100社以上あり総従業員数はなんと70万人という規模です。

傘下の大きなところでは製鉄のタタ・スチール、電力のタタ・パワー、自動車製造のタタ・モーターズなどなどがあり(いずれもわかり易いネーミングですね)、通信系のタタ・ドコモってのもあったらしいです。

そして現在そのタタ・モーターズの傘下に入っているのがジャガー・ランドローバー社。なのでタタはレンジの親方なんです。
ってわけで思わずパチリしちゃいました。因みにこのビルにはタタ傘下のコンサルティング会社が入っているようです。

ウチのレンジは来週入院予定です・・・

Posted at 2022/01/30 17:54:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | Range Rover | クルマ
2022年01月28日 イイね!

さらに大きくなったレンジローバー

新しくなったレンジローバーを見に行ってきました。

1970年にデビューして20年以上続いた初代から今回で5代目ということになります。

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いやはや、ますます立派に、高そうに、そして大きくなりました。
スタンダード・ホイールベイスとロング・ホイールベイスの2車種での導入となりますが、普通のほうでも全長が5mを超えてしまいました。ロングのほうは5.252mという長さ。幅に至ってはミラーを畳んでも2m超えです。ミラー含むとなんと2.2m超え。デカいです。

私がランドローバーにいた頃はUSマーケットが最大市場で、アメリカからのリクエストでどんどん大きくなってしまうのを、日本を始めとしたマーケットが必死にそれに対抗してできるだけ大きくしないように説得していました。
でも今や完全に中国に目が行ってしまっているようですね。あちらの国では大きいのが偉くてギラギラ光ってるのが偉いようですから。

前から見ると先代とさほど変わっているようには見えませんが、リアはずいぶんとアバンギャルドというか近未来的になりました。

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これ、好きです。ライトはこう光ります。

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レンジローバーを含むランドローバーのスタイリングは以前は質実剛健がウリで、実際のファンクションが伴わないデザインというのは無かったんですが、今ではこんな”無意味な”加飾もそこここに見受けられます。

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こんなの必要なのかしら。
でもリアゲイトが上下に開く伝統はちゃんと残されています。

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ラゲイジスペースの奥まで手を伸ばすのはタイヘンになってしまいますけど。

因みに最初の画像は特別仕様を創るSV部門の作で、普通のグリルはこちらです。

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中身のルックスはこんな風になりました。

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私のヴェラールに付いていて私が大キライなダイアル式のATシフトは見事に無くなって、普通の前後シフトに戻りました。ほらね。改悪からの改善です。

日本に導入されたエンジンは、短いほうが300PS/650Nmの3リッター直6ディーゼル(マイルド・ハイブリッド)と360PS/500Nmの3リッター直6ガソリンのPHEV。長いほうが400PS/550Nmの同PHEVと、530PS/750Nmの4.4リッターV8です。

お値段は一番”お安い”のでも1,600万円超えです。

因みに会場に置かれていた2台ともLHDでしたが、日本向けはこれまでどおりRHDのみだそうです。私がいた頃はLHDを日本にリリースしない本社に対して展示用だとしてもこんな個体を送ってくるのは許さなかったですけどね。

会場には簡素な初代も置かれていました。正規輸入する前の個体ですね。2ドアだし。
私だったらこれも正規輸入モノにしましたね。

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初期のアンチロールバーも付いていなかった乗り心地や華奢な作りのボディから、私は「屋形船」と呼んでます。

Posted at 2022/01/28 22:57:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2022年01月27日 イイね!

ステランティス2022

フランスのPSAとイタリアのフィアットが統合されて昨年生まれた巨大グループメーカーである STELLANTIS。

日本ではここのところ、元々の子会社であるプジョー・シトロエン・ジャポンとフィアット・クライスラーオートモビルズ・ジャパンの両方の広報室から全く同じ文章のプレスリリースが出されていました。でもやはり日本でも統合の動きがが進んでいるようで、(やはり両方から同じ文章が来ましたが)ステランティス名で今年の政策についてのプレゼンテーションがありました。(因みにマセラティ・ジャパンは統合しないそうです。なぜでしょうか。)

その新生ステランティスは日本に入っているものだけでもこれだけのブランドを持っています。

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コロナ禍の影響をフルに被った昨年。日本国内での乗用車販売は前年比3.5%もマイナスでしたが、輸入車だけでは1.7%のプラス。その中でステランティス合計では10%も伸びました。めでたし。

その中で台数が一番多かったのは14,000台以上売れたジープ。それに12,000台のプジョーが続いています。そのあとはフィアット、シトロエン、アバルト、アルファと続きました。DSは少数で、伸び率ではアルファ、フィアット、シトロエンという順番。

ジープは8年連続の伸長だそうで、日本が世界7番目のマーケットになったそう。因みに順番は米、伯、伊、加、中、独。伊は小さなレネゲードが国産だからでしょうね。

ジープの中ではラングラーが半分の7,000台も売れて、今年2022年にはそのピックアップであるグラディエイターも日本導入するそうです。

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私が以前乗っていたLRディフェンダーPUのラングラー版ですね。

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シトロエンは今年ラージモデルC5 Xを日本導入。

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そしてDSも全長5mクラスのDS9を。

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アルファはたぶん年末になるのでしょうけどステルヴィオの弟分であるトナーレを導入。

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なんだか昔のSZを思わせる顔つきですね。

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124が無くなってしまったアバルトはこんな感じの限定車でお茶を濁すしかないんでしょうけど、フィアットはなんと欧州で一番売れている商用車デュカートを入れるんですって。

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RV市場向けと言っていたので、キャンピングカー推しのようです。

ランドローバーにいた私もフォードPAG内になり、ジャガーとも一緒にされて、今のプジョー・シトロエン・ジャパンとフィアット・クライスラー・オートモビルズ・ジャパンと同じような経験をしたことがあります。PAGになる前にはBMWに入れられたし。
もちろん、社内ではひとつにまとめたほうが効率が良い部門も多いでしょう。それは確か。でも各ブランドを発展させていけるかは、ステランティス・ジャパン(?)内でどういうふうにブランド分けをしていくかにかかっているように思います。理想はマーケティングとか広報とかはきちんとブランド分けをして、お互いに競っていけるようにすることかな。経験者からのひとことでした。

Posted at 2022/01/27 11:57:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2022年01月24日 イイね!

0.5秒差での勝利?

ふたりセバスチャンの死闘だった今年のWRCモンテは昨日決着がつきました。

最終ひとつまえのSS-16で25秒の遅れをひっくり返して再度トップに立ったローブのほうのセバスチャン。どうやらSS-16後半でオジェのほうのセバスチャンが左前輪のタイアを痛めてしまったようで、すかざずローブがリード。

僅か9.5秒のリードで最終SSを走ることになったローブ。
最終SS-17の途中通過タイムを見ていたらオジェのほうが速く、最終SSで再逆転か・・・と思っていたのですが、走り終わったらローブの勝ち。なんとオジェはジャンプ・スタートで10秒のペナルティを食らったんですって。
で、最終結果はローブがオジェを10.5秒離しての勝利。まあジャンプ・スタートが無くても0.5秒勝ったということになりますね。いやはや凄い接戦でした。

ハイブリッド初戦である今年のモンテはフォードの勝ち。ローブの勝ち、と言うべきかもしれませんが、オジェに続いての3位もフォードが入りましたから。

こちらはその前日のローブ。

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ここ、あそこですね。アントレヴォーの町

こんなモンテの村々をのんびりあてもなく巡る旅をしたいです。小さなホテルに泊まりながら地元食とワインの旅。

1979年まできている私のモンテ備忘録も続けていきますのでよろしくお願いします。

Posted at 2022/01/24 20:29:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
2022年01月23日 イイね!

どちらのセバスチャンが?

今年のWRCモンテがスタートしたことをお伝えしましたが、その中でマシンが今年からハイブリッドになったと書きました。そのニューマシンについて少し説明しておきます。

まず、車体が違います。例えばトヨタはヤリス、フォードはプーマと名乗っていますが、シャシーはヤリスでもプーマでもなく、パイプで組まれた所謂スペースフレイム。昔の、モノコックになる前のF1のボディみたいなやつです。それに、それぞれの市販モデルに見えるようなカバーを被せたもの、と言えばわかりやすいかもです。

動力は1.6リッターのエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッド。スロットルオフやブレーキング時に回生で充電されるのにプラスして、サービスポイントでケーブルを繋いで外部から充電できます。いわばプラグイン・ハイブリッドです。
スペシャル・ステージはエンジンとモーターで走りますが、繋ぎのリエゾン区間はEVとして走るそう。なので、華やかなスタート地点やルートの途中で見ていても気持ちイイ音はなく「シューーー」と走っていってしまうということですね。つまらない。
さらにはエンジン用の燃料もよりSDGsチックなバイオフューエルを多用するようです。

さて、肝心のラリーのほうですが、チュリニ峠を含めた木曜日夜にトップにたったトヨタのセバスチャン・オジェでしたが、翌日はフォードに乗るレジェンド、セバスチャン・ローブがトップタイムを連発でトップに。昨日はオジェが盛り返してSS-10が終わった時点で秒まで同点で並び、そして逆転。

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最終日の今日は最後からひとつ手前のSS-16でローブが逆転。いま現在では最終SSを走っているところです。

どちらのセバスチャンが勝っても凄い闘いだったということになります。
さあ、最終SSのライヴ・リザルトを見にいってみます。

Posted at 2022/01/23 21:05:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | モンテ | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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「昨日ジュネーヴが今日東京で! http://cvw.jp/b/951168/39425567/
何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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2011/01/21 15:23:34
 

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