森川オサムのブログ一覧

実に派手ないでたちのポルシェのBEVタイカン。

聞いてみたら、ポルシェ・ジャパンがキャンペーンのために各地で展示しているクルマだそう。

眼を近づけてよく見てみたら、カラーリングはペイントではなく貼ったものでした。

テイルにあったサインを見たら、SHUN SUDOさんというアーティストの作のようです。

これは走らせるのは恥ずかしいですね。

生憎先週末はずっと雨だったので、足回り云々とかエンジンのトップエンドがどうだこうだみたいな走りはできませんでしたが、ずっとキモチイイ走りを楽しめました。ちょっと重いマニュアルではありましたが、エンジンがトルクフルなこともあり、都内の徘徊ではシフトをさぼってたら～っと走るのも朝飯前でした。それでもキモチイイのがいいところですね。

ウェットの路面でちょっと頑張ってみたら、クラスターに「WETセッティングを選んでください。」みたいな表示が出たので、そうしてみました。

最初に言っておきます。まずひとことで「素晴らしい！」でした。

それが大前提です。

走っていてそこかしこで、ポルシェのエンジニアリングの緻密さというかポリシーがしっかりしているというか、それを感じ取ることができます。これは私の旧い993を走らせていても感じることです。時代が違うからレベルや方向性が少し異なりますが、基本同じです。キチンとしたクルマを走らせているぞ、という気持ちがします。

細かいところではいろいろありました。

今回走らせることができたのは7速のマニュアル・トランスミッションでしたが、シフトが私にはちょいと重い。既に16,000km以上走っている個体だったので、初期の渋さではないと思います。もう少し軽い力でシフトできる方が楽しかったと思います。

これは走りには関係ないですが、左上のリヴァースに入れるには左方向にエラい力で押さねばならず、じじぃの細腕には辛かったです。

自分で買うならやはりPDKですね。0円オプションです。

それと、今回は首都高以外の高速には乗らなかったので一度も入れるチャンスが無かった7速。これいらないんじゃないでしょうか。（＠カーミン）　少しでも低い燃費数字が欲しいための装備なのかなぁと思ったりしました。

89万円オプションのフルバケット・シートは前後と高さだけで角度調整ができず、最後までしっくりとしたドライビング・ポジションがとれませんでした。これ、もし買うなら固定位置の調整というか改造を頼まなければなりません。私の体形がNG?

で、なんとか妥協したポジションで走っていると、電気式サイドブレーキのスウィッチが後ろ過ぎて使いづらし。上の画像の一番下がスウィッチです。シフトレバー直後にあればよかったです。

M/Tだったので坂道発進で使うことがあり、気を使いました。坂道発進用にヒル・ホールド機能があるのですが、何故か上手くホールドされませんでした。M/Tなら機械式レバー式サイド・ブレーキが欲しいです。

シフトダウン時にダブル・クラッチを踏まなくても自動でやってくれる Auto Blip は私の記憶では日産Ｚが最初だったかと思いますが、流石に機械がやるので回転数はピッタリ合います。でもこれ使うならM/T要らないかと。

この機能のONや、例えばアイドリング・ストップ解除などは上の画面でやるのですが、エンジン始動のたびにリセットされてしまいました。どこかで保持する機能があるのかもですが。

あと、標準のナビはいろいろやってみたけど使い方がわからず、今回の私には使えない代物でした。

あら、時間がなくなったので・・・また次回。

ポルシェ911の最新世代992型のGTS。

992には乗ったことがなく、ようやく先月あたまに乗れたのですが、それは過激なGT3でした。なのでやはり普通の992にも乗っておきたいと思い、ポルシェ・ジャパンの広報車をお借りしたわけです。

普通の、と思ったのですが、借り出せたのはGTSモデルでした。GT3やターボを除く”普通の”911の中ではトップレンジにいるモデルですね。

ポルシェはほんとに派生車種が多いのですが、そのGTSにも今回乗っている普通のクーペの他にカブリオレとタルガがあり、さらにタルガ以外には４WDである"4"があります。つまりGTSだけでも5車種あるということです。

素で1,868万円するGTS（クーペ）ですが、この個体には種々のオプションが組まれていて、そのオプション総額なんと638万円（！）で、車両価格は2,500万円となります。

シートはバックレストも固定のフルバケットで89万円也。

なので出入りできないリアシートは当然外されています。

一番お高いオプションはこちらのブレーキ。

PCCMで音楽を聴く方法は色々あるようです。

ディスプレイのアイコンから普通にFMやAMで放送を聴くのはもちろんですが、他にも方法があります。

私がまず使っているのがこちら。

MEDIAアイコンからMicroCDを選んで、それを聴いています。

曲を記録したMicroCDは左下隅に見える小さなスロットに直接挿入します。HOMEボタンの下ですね。（因みに右下にあるMicroCDスロットは日本は非対応のマップデータ用です。）

PCCMのセットに空のMicroCDが1枚（個？）同梱されていました。MicroCDが絡むと、たいていの場合、PCなどの普通のCDスロットに挿入するためのアダプターが付いてくるので、アダプターが溜まりますね、もったいない。

その他にも iPhone を接続して Apple CarPlay を起動すれば、もちろん iPhone の中の音楽が聴けます。

私は標準のミュージックアプリを使いますが、Sportify とかも聴くことができるはずです。

音質は・・・これまで装着していたナカミチのほうが良かった気がしますが、たいしたものは聴かないので問題無しです。