その Mitsubishi TRITON をオフロードと公道とで走らせてみることができました。
まずはオフロード。
さすがパジェロを作っていた三菱。酷い路面でも乗り心地もいいし、完全なオフロードでの踏破力も高く頼もしい限りでした。
上の画像のように、オフロードを走っていると上り頂上で空しか見えなくて不安になる時がありますが、そういう時にスウィッチを押せば下の画像のようにモニターに前方先を映してくれるカメラが付いていました。
これ、ナイス・サポート。まあこういう場所を走るヒトはかなり少ないとは思いますが、よく地下駐車場に下りる時なんかに先が見えないこともありますからね。(その駐車場に5.3m超が停められるかは別問題ですが。)
こういうところを簡単に下るためのヒル・ディセント・コントロールも上出来。
このHDCですが、私が働いていた英ランドローバーが市販車世界初だったと思います。(たぶん) こういう下りは一旦止まって副変速機をLOWに入れ、さらに1速に入れて降りていたのですが、そのとき新発売した小型の Freelander には副変速機が載せられず、そのために開発したのがHDCでした。
今では多くのSUVに装備されていますが、トライトンのはその中でもかなり進化した使い勝手が良いものでした。
次に走らせた公道ではちょっと弱点が出ました。
路面の継ぎ目とかギャップを通ると、フロアがわなわなっと震えます。たぶんボディ構造がモノコックではなく(今では珍しくなった)ラダーフレイムのせいですね。
でもそれを許容できれば、走っている限りそれ以外はOK。やはり心配は停めるときの駐車問題ですね。
あとひとつ。リアの荷台の後ろのドア(?)がかなり重くてじじぃにはキツかったです。なので当然ママにも優しくない重さでした。
今や小さなSUVでもパワーゲイトがあるんだから一考を願います。ファミリーユースもウリにするならなおさら。
Posted at 2024/03/26 11:54:08 | |
トラックバック(0) |
New Model | クルマ