都内大雪の前日、素晴らしいEVに乗るチャンスがありました。
それがこれ。
その名はTESLA S。
丸っこいボディのせいか小さく見えますが、7シリーズやA8と近い、堂々とした体躯の高級セダンです。
キーを持って近づくと・・・
すうっとドアハンドルが出てきて、お迎えしてくれました。
車内に乗り込むと、まずビックリさせられるのが、フェイシア中央にど~んっと鎮座まします、超大型のタッチ式ディスプレイ・パネル。
iPadよりはるかに大きいです。ここスクリーンでほとんどのコントロールを執り行うため、フェイシアにあるボタンは、そのスクリーンの中央付近で左右に三角形に飛び出したかんじのハザード・スウィッチと、グラブボックスを開けるボタンだけ、という思い切りの良さ。
ただ、地図の上に自車位置は出せるのですが、現時点ではナビ機能は無し。iPadみたいに、自分で外部からアプリをダウンロードできれば、ナビアプリを入れることは簡単なんですが、それは不可だそう。ヘンなアプリを載せられてクルマに悪さをされたら困るってこともあるらしい。
シフトレバー(EVでもそう呼ぶの?)はステアリングコラムのレバーで行うので、センターコンソールにはこれまた巨大な物置きが。
走ってみると、モーターでの全開発進加速はまさに暴力的で、スーパーカー級。
やはりスクリーンで選べる、回生ブレーキの効き具合でノーマルを選ぶと、都内のドライブではほとんどブレーキペダルに触れずに走りまわれます。パッドの減りが少なそう! 回生を低く選ぶと、ふつうのクルマのような感覚で走れますが、もちろん発電量が低下してしまいます。
電気量を”満タン”にしておけば300kmくらいは走れるようで、これならEVも”使える”領域になりますね。
既に予約注文を受けているそうですが、まだ日本での価格は未定。たぶん1,200万くらいだそうです。
日本にはまだ数台の上陸ですが、世界では既に20,000台以上を納車したそうで、USはもちろんですが、なぜかノルウェイあたりで人気があるんだそう。グリーンがお好きな国民?
先日までいたモナコの街中でも、以前はフェラーリを中心に売っていたお店が、いまは真ん中はテスラSになっていましたっけ。
つまらないことですが、ステアリングとその周り、そしてパワーウィンドウのスウィッチはどこかで見た・・・と思ったら、メルセデスのそれでした。例の、ウィンカーレバーが水平じゃなくて斜め下方向に生えていて使いづらいやつ。
基本的には”未来の乗り物び乗ってる感”満載なテスラのフラッグシップカーでした。日本でも売れるかしら。
ブログ一覧 |
New Model | クルマ
Posted at
2014/02/10 15:16:14