ディーゼル・ハイブリッド上陸

メルセデスベンツ・ジャパンからS300hが発売されました。

メルセデスのセダンで一番大きなSクラスに、4気筒2.2リッターのブルーテック・ディーゼル・エンジンを搭載し、それに電気モーターを組み合わせた、日本初のディーゼル・ハイブリッドです。



JC08モードでの燃費は20.7km/ℓですが、発売に先立ち、九州南端の佐多岬から東京は六本木のメルセデスベンツ・ジャパン本社までの1,540kmの無給油走破に挑戦したそうです。
軽油の燃料タンクは70ℓなので、単純に計算すると、20.7x70=1,449kmとなりますが、そこはそれ、道程のかなりのパーセントが高速道路ですから。

結果は、無事に無給油走破のうえ、六本木到着時にはタンクに17ℓほど残っていたそうです。よくエコランでやるような、無理な節油運転はしなかったそうです。おめでとう。

ハイブリッドには、低回転で低速トルクに優れたディーゼル・エンジンのほうが向いているでしょう。私がランドローバーにいた当時も、ハイブリッドやるならディーゼルだと本社は言っていました。未だに出てませんけど。

ちなみに、今後メルセデスでは、ハイブリッド・モデルには数字の後に「h」を付け、プラグインには「e」を付けて呼ぶそうです。

S300hは998万円から。

最近のアンダーボンネットはほとんど何も見えないので、ちょいつまらないですね。