今年のヒストリック・モンテに行ったとき、スタート前にポルシェ・ミュージアムを訪れた理由は書きました。その続きをちょっとアップしてから、モンテの詳報をします。
これがミュージアム外観です。
入場料8ユーロを支払うと、まっすぐ長いエスカレーターでテッペンのフロアまで上がりました。
すると、まず展示されているのがこれ。1898年製のEgger-Lohner社の自動車。
フェルディナンド・ポルシェ博士がローナー社員だった時代に創ったこれ、最初はバッテリーを積んだ前輪駆動電気自動車だったのが、その後、エンジンも積んで後輪も駆動したり、エンジンで発電してモーターを回したり、と、そのとおり、いまのハイブリッドの嚆矢! こんなムカシからあったアイデアなんです。
そしてこちらは”Sascha”のニックネームで呼ばれる1922年製のレーシングカー。可愛らしい。
博士がAustro-Daimlerという会社にいたときのもの。
4気筒1,100ccエンジンで45PSだった由。トップスピードは144km/hで、タルガ・フローリオのレースでクラス1-2フィニッシュ。後年のタルガ・フローリオで908なんかにスペイドやクラブのマークを付けていたのは、これのオマージュだったんですね。
シンプルなダッシュパネルがいいですね。
こちらはポルシェになって最初の製品であるタイプ64レーシングカー兼レコード・ブレイカー。(の外板)
1939年のもので、VWビートルからの水平対向4気筒1,100ccエンジンで33PS。
この空力デザインからきたのであろうボディラインって、現在のポルシェにも通じるところがありませんか? すごいヘリテイジです。
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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