元気で良く走りきってくれた(でもノーマル・エンジンにしては燃費は極悪だったかと)RX-7をパルク・フェルメに入れ、走りに関しては全て終了。
チーム全員で記念撮影。
でも、どうやらこの時は猪瀬さんがシャッターを押してくれたようで、サービスのボスが写っていません。(汗)
クラリオンという、当時としてはとても大きなスポンサー、それもクルマ業界の外から応援をいただいたのですが、チームは全員自費手弁当での遠征でした。いわばこれこそプライヴェイト・チームですね。中川ドライバーと私のレーシング・スーツ(それも耐火とかではありません)が汚れたままなのも昔っぽいですね。 (実は写真上列赤シャツの相場さんとは2年後にここを走ることになります。)
すぐ裏山のチュリニ峠は雪なのに、ここモンテカルロは早朝でも暖かそうなのがわかるショットですね。モナコを始めとするコート・ダジュールは避寒地なんです。
このあとホテルへ入りましたが、昼過ぎには正式結果が発表となりました。今ならスマホがあればラリー中リアルタイムで成績、順位が見られますが、当時は全くわからず、各ステージが終わって数時間後に暫定発表されるレベルでした。
こちらが総合順位。
総合優勝はストラトスに乗った ベルナール・ダルニッシュ / アラン・マエ。
2位は最終ひとつ前のSSまでトップだったエスコートのワルデガルド。3位は131アバルトのマルク・アレン。それにアンドルーエ、ミッコラ、ニコラ、ムートンが続きました。
RX-7の我々はSS-18でのコースアウトで順位を落としましたが、少し挽回できて総合73位。日本からのチームではトップでした。
そしてグループ2クラス4では我々が優勝!!
もともとスタートから台数が少ないクラスでしたが、最後まで走れたのは我らが1台!(笑)
なにはともあれモンテでの日本人初優勝という望外の結果を得ることができました。
それ以上に最高のメンバーで全員最高に楽しむことができたことが最良の結果でした。プライヴェイト・チームですから。
あと残すのは表彰式とガラ・ディナーです。
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Posted at
2022/09/24 14:17:19