917 "Pink Pig"

その準備として、いつも小銭を放り込んでいる 917 "Pink Pig"貯金箱から”ご縁玉”を調達しました。満タン近かったこともあり、必要以上数確保できました。

Porsche 917/20 の通称「ピンクピッグ」は1971年のル・マン24時間用にポルシェ・ワークスが917のボディに空力モディファイを施していたらちょっと不細工になってしまい、ル・マンのテストデイで「豚みたい」と言われたのを逆手に取ってピンクにカラーリングして、更には豚肉の部位を入れてしまったんです。

2017年のヒストリック・モンテのスタートがフランクフルトだったので、集合前にひとりでシュツットガルトのポルシェ・ミュージアムを訪れた時に、そのル・マンでは完走できなかった個体にご対面することができました。カッコ良かったですよ。

さて、今のクルマに”慣らし”が必要なのか論争ですが、確かに今は昔よりパーツの精度も遥かに上がり、組み立て精度も上がっていて、昔ほどには必要ないかと思います。でも私は少し簡単にはしてますが毎回やっています。クルマに対する私自身の慣らしの意味もあるかもですけど。