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森川オサムのブログ一覧

2017年04月05日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム その3

次にあったのはこれです。



Porsche Typ 360 Cisitalia。
1947年製のレーシングカー。私が産まれる2年前には1.5リッターながらなんと水平対向12気筒にスーパーチャージャーで385PSを得ていました。前回のタイプ64から僅か8年の間に凄いジャンプを遂げているのがわかります。



いっかいここの座って動かしてみたい衝動にかられました。

そしてその次にあったのは、いよいよポルシェの市販スポーツカーの原点であるこれです。
Typ 356。そう、あのポルシェ356の、これがその第1号車。



最初に創られたのは屋根無しロードスターだったんですね。
なんと愛らしいダッシュボード。



上のチシタリアの1年後で、水平対向1.1リッターから35PS。レーシングカーと違って、ロードカーはこんなものだったということですね。



ここからが現代のポルシェの歴史ということになりますか。
Posted at 2017/04/05 12:22:47 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年04月03日 イイね!

ポルシェ・ミュージアムその2

今年のヒストリック・モンテに行ったとき、スタート前にポルシェ・ミュージアムを訪れた理由は書きました。その続きをちょっとアップしてから、モンテの詳報をします。

これがミュージアム外観です。



入場料8ユーロを支払うと、まっすぐ長いエスカレーターでテッペンのフロアまで上がりました。
すると、まず展示されているのがこれ。1898年製のEgger-Lohner社の自動車。



フェルディナンド・ポルシェ博士がローナー社員だった時代に創ったこれ、最初はバッテリーを積んだ前輪駆動電気自動車だったのが、その後、エンジンも積んで後輪も駆動したり、エンジンで発電してモーターを回したり、と、そのとおり、いまのハイブリッドの嚆矢! こんなムカシからあったアイデアなんです。

そしてこちらは”Sascha”のニックネームで呼ばれる1922年製のレーシングカー。可愛らしい。



博士がAustro-Daimlerという会社にいたときのもの。
4気筒1,100ccエンジンで45PSだった由。トップスピードは144km/hで、タルガ・フローリオのレースでクラス1-2フィニッシュ。後年のタルガ・フローリオで908なんかにスペイドやクラブのマークを付けていたのは、これのオマージュだったんですね。



シンプルなダッシュパネルがいいですね。

こちらはポルシェになって最初の製品であるタイプ64レーシングカー兼レコード・ブレイカー。(の外板)



1939年のもので、VWビートルからの水平対向4気筒1,100ccエンジンで33PS。





この空力デザインからきたのであろうボディラインって、現在のポルシェにも通じるところがありませんか? すごいヘリテイジです。

Posted at 2017/04/03 16:46:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年03月29日 イイね!

993LED化その2

前回、私の993の右ポジションランプが不点灯になり、ヘッドライト・スウィッチが原因だったことを書きました。

そこでついでに、全く昼行燈だったポジションランプ自体の改善を試みてみました。993のポジションランプはとっても暗く、またいわゆる”電球色”で、リトロニックのヘッドライトの白色光とのミスマッチも気になっていました。
まあ993が産まれた94年のころでは、こんな暗さのポジションランプが普通だったことも確かですが、ハウジング表面の経年劣化で更に暗くなっているのも確かです。最近のクルマのデイタイムライトなんかと並んでしまうと、点いていないのと同じレベルです。

で、今回のトライはこれ。



LEDランプです。「Made in China」がイヤですが・・・しかたない。
オリジナルの電球はBA9Sという規格のもので、僅か2W。



左がその電球。点いたところはこんなです。暗い。



右が同じ規格のターミナルを持ったLEDランプです。ランプ部のサイズが大きくなってしまいますが、取り付けは問題ありませんでした。点けてみると・・・明るいし、白い。



装着点灯テスト。向かって右がオリジナル電球。左がLED。一目瞭然ですね。



明るいぶん、LEDであっても結構な発熱のはず。周りにダメージが起きないか、暫く注意深くテストしてみるつもりです。
Posted at 2017/03/29 12:04:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年03月26日 イイね!

ありゃりゃ、純正ドイツ製部品不良?

今年初めに、993の右ポジションランプが球切れで交換したのを報告しました。

それが、また点いていないのを発見。ウソ、また切れた??
でも今回はバルブを交換しても治らないし、バルブをよく見ても切れているようすはありません。なので、次は定番でフューズ切れを疑いました。



切れてません。
ちなみに、ここのフューズボックスを開けたのは、この993購入直後に、例の”よく死ぬ”旧型DMEリレイを新型に交換したとき以来です。

フューズも切れてないとすると・・・で、主治医の登場です。

10分で原因を見つけてくれました。ヘッドライト・スウィッチをOFFから右に回し始めるとポジションランプがちゃんと点灯。でも、回しきってポジションランプONの位置にすると、消えるんです! こりゃヘンです。ON位置で点いている時もあり。微妙な位置に止めてやると点灯。それからそっとON位置にすると点灯のまま。でも、普通にONにすると点きません。(これって、ひとりじゃ確認できません。)

で、結論は、前回交換したヘッドライト・スウィッチの接点不良!
ちゃんと新品の純正部品に交換したのに。ドイツ製にもかかわらず、ありゃりゃです。
しかたないので、また純正部品を調達(15分!)して、交換です。



左側がコネクターで、右側の先端にある小さなランプが、スウィッチの中で光るあれです。この内部に回転する接点があります。
「993.・・・・・」で始まるパーツナンバーが刻印してあるので、94年登場の993からのパーツ。でも、「W.Germany」の刻印も。東西ドイツ統合って90年だったのに・・・ う~ん、謎。

ともあれ、交換で完治しました。

ところで、ご近所から駆けつけてくれた主治医のバンの後ろに積んであるツールボックスがこれ。



こういう整頓されたツール系って、萌えませんか?
Posted at 2017/03/26 13:28:41 | コメント(2) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年02月13日 イイね!

Porscheplatz

今年のヒストリック・モンテで、我がデンマーク・チームがスターティング・タウンとして選んだのがドイツはフランクフルト郊外のバト・ホンブルク。

調べてみたら、フランクフルトからはタクシーですぐの場所。フランクフルト空港に入ればいいか、と思ったら、そうだっ! フランクフルトってシュトゥットガルトから近いハズ! 調べました。
シュトゥットガルトからフランクフルトは特急で1時間半ほど。こりゃ行くっきゃないでしょ! 調べました。
日本からBAでヒースロウに飛ぶと、ちょうどいいトランジットで同じBAでシュトゥットガルト行きが。決まりです。

30年にわたり、3台の911に乗り継いできた私。なのにポルシェの生まれ故郷に行ったことがなかったんです。
ほら、ポルシェのエンブレムの真ん中にある"STUTTGART"って入った跳ね馬の盾はシュトゥットガルト市の紋章なんですから。(跳ね馬はフェラーリだけじゃないのです!)



ランドローバーに勤務していた当時、ヘンなところにはいろいろ行けたんですが(このへんなところについてはまた後日)、残念ながらポルシェの本拠地には出向くチャンスはなかったんですね。(ってあたりまえ)

なので、バト・ホンブルク集合の前に1日早くドイツ入りすることに。

夜にシュトゥットガルトに着いて翌朝向かったのはポルシェプラッツ。ポルシェ広場、ですね。ドイツ語は単語をくっつけて表記するので、Porscheplatz。英語だったらPorsche Placeってとこです。

ここ、こんな感じになっています。



楕円形のラウンドアバウトを挟んで、向かって左のウェッジシェイプのが目指すポルシェ・ミュージアム。右がポルシェ本社。正面の半円っぽいのが巨大なポルシェ・ディーラーです。
ラウンドアバウトの真ん中に立ってるのがこれ。



なんと25mの高さに新旧911が3台ハリツケになってます!
向かって左がナロウ。中央が最新タイプ991。右がGタイプ。
Gタイプって”ビッグバンパー”と呼ばれますが、ターボ版のみのコードネームだったはずの”930”って呼ばれることが多いですね。

ちなみに私の2台めの911もこれでした。カラーも同じホワイト。



で、このミュージアムの裏というか脇にはSバーンという電車の「ポルシェプラッツ駅」があります。4~5駅くらいでシュトゥットガルト中央駅です。



モンテの詳細リポートの前に、まずはポルシェ・ミュージアムのリポートを何回かお送りします。
Posted at 2017/02/13 19:09:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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