ちょうどいま開催されていたはずの毎年恒例のジュネーヴ・ショウですが、コロナのせいで、どこかの高校野球とちがって潔く中止。
そこで華々しく発表されるはずだったニューモデルのひとつである、チンクェチェントの新型がFCA (Fiat Chrysler Automobils)からあまり華々しくなく発表されました。
う~ん、可愛かったお顔がなんだかちょっと性格悪くというか、眠そうな顔になっちゃったかな、と思ってプレスリリースを読んだら・・・
なんとEVしかないみたい・・・
そうならエンジン仕様は遅れて出すの? それともチンクは電気のみに?? そしたらアバルト版はどうするの???
ウチの Abarth 500 が車検から帰ってきました。
12,600kmでの入庫でしたから、一昨年の初車検から、2年間で4,300kmしか走ってなかったことになります。
先日タイアを交換しましたが、今回の車検は特に修理箇所は無し。ボディ・コーティングはやり直してもらいました。
前回の車検の直前にバッテリーが突然死したので、チェックしてもらいましたが、現時点ではだいじょうぶ。でも念のためたぶん近いうちにバッテリーは交換しようと思っています。国産にしましょう。
ちなみに代車で乗っていたのはこのトヨタ・ヴィッツ。
よくあるパターンとして、ディーラーが代車にちょっといいモデルを貸し出して、そちらを欲しくしてしまうという手があります。いつも面倒を見てもらっているセールスマネージャーに話したところ、彼の戦術は「こういう国産車に乗ってもらって、やはり自分のがいいなぁ、と思ってもらうこと。」なんですって。(笑) なので言いました。「でもエアコンなんかはヴィッツのほうが効いていいなぁ、って思われちゃいますよー。」(笑)
ウチのチンクが困ったことになりました。ピンチになった顛末は・・・ って、チェックしたらチンクのネタでのこちらへのアップは1年近くしてませんでした。(反省)
実はこんなことが起こりました。
雨のなか近くまで出かけようとしたのですが、走り出したとたんに左前がなにやら変。
あれ、こりゃパンクだ。で逆戻り。やはり左フロントのタイアがパンクしてました。
で、まず思ったのは、ホイールを外して、歩いて3分にあるタイア屋さんにキャリーで持ち込み、パンク修理をしてもらうこと。
カンタン。と思ったのですが・・・
ホイールを外してみたら、まずはタイアが思っていたより末期。残溝は僅か1.8mmくらい。1.6mmのスリップサインにはまだ達してはいませんが、末期。Continental SportContact2ですが、僅か12,500kmでこの姿。初めから乗り心地が悪いタイアでしたが、コンパウンドはかなり柔らかったということなんでしょうね。
このタイア、3年くらい前にネジが刺さってパンクした経歴のもの。タイアの摩耗が進んで、その時の修理のプラグの場所からの空気漏れかも。上の画像で見える、溝の中のヘンなものがその時のプラグの痕跡。
で、ここからがピンチだったんです。
外してよく見てみたら、イン側サイドウォールにかなりの深さの亀裂が。
フラットになったタイアではほんの僅かしか走ってないハズなんですが・・・ こちらの傷がエア抜けの原因かも。
ということで、摩耗のこともあり、タイアを新調することにしました。
まずは”慎重”にタイア選び。ウチのアバルト500のタイアサイズは 195/45-16 というちょっと変わったサイズのため選択肢は少なく、選んだのは Michelin Pilot Sport 3。新しいPS4にしたかったのですが、サイズ無しでPS3。
で、クルマで15分ほどのタイア屋さんに注文したのですが、入荷するまでは駐車場でジャッキアップのまま。
ウチのチンクにはスペアホイールは搭載されておらず、パンク修理剤のみ。(てことはもちろんジャッキも搭載無しなので、他車から。)
数日間このまま。でも、一見普通でしょ。
新タイアは届きましたが、ダメージのタイアはたぶん修理剤ではダメなので、タイア屋さんまで走って行けません。さあ、どうしたら・・・?
そこでまずはダメージのホイールをレンジに積んでタイア屋さんに。
翌日、新タイアに交換できたホイールをレンジで引き取りに。
そして、左フロントだけ新タイアになったチンクで改めてタイア屋さんに。
かくして新しい Michelin Pilot Sport 3 に履き替えたチンクとあいなりました。めでたし。
てなことで、スペアホイール無しで修理キットだけのかたは、こんなめんどくさいことにならぬようご注意くださいませ。
組み替えををお願いしたのは東名入口脇のここ Sun Beam。元は日の出タイアだそうで、だからサンビーム?
擦り減ったタイアから新しいタイアに履き替えれば、ラバーが厚くなるだけで乗り心地が良くなるのはあたりまえ。でも、今回の場合、新車の時と較べても乗り心地はずっと良くなりました。その点ではアタリ。
現在新品で7mmほどある溝がどのくらいで無くなるか観察です。
と、その前に、ウチのチンク来月あたままでに2度目の車検でした。
一昨日、ウチのチンクのエアコンの効きの話を書きました。
そして昨日午後に走り出したら、外気温度計が!
39℃を示していました。でもこの時の実際の気温は33℃くらいだったと思います。クルマの外気温度計は、センサーがアンダーボンネットの先端あたりにあることが多いようで、炎天下に停めてあると暑い空気が滞留してかなり高い数字を示すことが多いですね。走り始めると外気が入ってくるので、実際に近くなります。でも昨日のチンクは15分くらい走ってもまだ39℃でした。
もちろんダイアル駆使して、エアコンを弱いながらも最良の状態にして凌ぎました。
ところで、先月暑いなかチンクをいちどディーラーの工場に持ち込みました。
行ってみたら、以前は1Fがフィアット(とアルファ)で2Fが世界一広いアバルトのショウルームになっていたのがリニューアルされてしまってました。
上の画像でもわかりますが、立派なアルファの独立したトーテムが。で、ショウルームは1Fがアルファ専用になり、2Fはフィアットとアバルト共用に。FCAジャパンがアルファにチカラを入れ始めたのがわかります。セダンのジュリアが出て、SUVステルヴィオが出てラインナップになりましたから。しかもフィアットより利潤が大きいでしょうからね。
で、そのときステルヴィオをよく見てたら、フュエルフィラーにごく小さなエクボを発見。
軽井沢での試乗会の時には気がつきませんでした。フィラーを開くには「ここ押して」のようです。他のモデルでは見たことないエクボでした。
話をチンクに戻すと、工場へ行ったのは「ウィンドウォッシャーがまた出ない。」と家人から報告を受けたため。
以前にトラブルがあったウィンドウォッシャー。「あーまただな。」と、いちおうウォッシャー液が入ってるのを確かめて工場へ運んだわけです。
すぐに診てくれました。
すると、「ウォッシャー液入れたら出ましたよ。」だって。あれれっ? そんなバカな。
で、わかりました。私がチェックしたウォッシャー液はヘッドライトウォッシャー用でした! 以前のトラブルがあったので、もう気がそちらへいってたんですね、きっと。あーお恥ずかしい。
恥ずかしいので、ひとつだけ言い訳しときましょう!
チンクのウォッシャー液タンクってこんななんです。
私が間違えてチェックした、右に飛び出してる注入口(赤矢印)はヘッドライトウォッシャー液用。で、ウィンドウォッシャー液用注入口は左の下に隠れているやつ(緑矢印)なんでした。これ、うっかり赤のほう見ちゃいません?
はい、ごめんなさい。私が悪かったです。
てなわけで、ウチのチンクは猛暑の下、トラブルも無く(?)元気に働いています。
まもなく11,000km。いちばん最近の給油時の燃費は9.4km/ℓです。
そのオートモビル・カウンシルで幕張までの往復に使ったのはウチの娘用の Abarth 500。
猛暑日の炎天下の駐車場に停めておかなくてはならないので、娘が使っているサンシェイドを、ウィンドシールドの内側に立てておきました。
よく見ずらいのですが、STAR WARS のなにかの宇宙船の操縦席の柄です。ルークやチューバッカーや誰それが並んで座っています。娘が自分で買ってきた唯一のクルマ用品です。
チンクのエアコンは、はっきり言って効き目弱し。弱いというか、高くなった室温を一気に下げるときの、業界用語で言うところの”プルダウン・スピード”が遅いです。オンしてから、時間がかかりますが、室温が下がってしまえば、あとはなんとかいけるレベル。ちなみにウチのチンクはM/Tなので、エアコンはオートではなくマニュアル。しょっちゅうダイアルを回して、ファンスピード変えたり、室内循環にしたり、吹き出し口変えたりしながら、なんとか我慢できる室温に調整続けながら走ってます。
メーカーにいたときに経験したのは、クルマを開発するときにはまず性能の目標値が設定されること。そのなかにはもちろん走ることに関してのものをはじめいろいろ数多くあるのですが、エアコンの性能項目もいくつか含まれていて、そのなかにプルダウン・スピードなるものがありました。いわく「何℃から何℃まで下げるのに何分」というものでした。(実際は華氏Fで書かれてましたけど) で、これがクルマによって変えられています。一言で言ってしまえば、高級車の場合は短く、安いクルマは長い。最初から差をつけているんです。開発時点で。もちろん、この性能によってエアコンのコストが違うからです。同じモデルでもグレードによって差をつけている場合もあったと記憶しています。
なので、簡単に冷えそうな小さなクルマがダメだったりするんですね。製造コストには厳しい世界ですから。
いずれにしても猛暑はキライです。でも8月末くらいまで、もうしょっと我慢ですね。
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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