まもなく発売となる、新世代スバルの第1号モデルであるインプレッサに乗りました。
乗れたのはよく「プリプロ」と呼ばれる、生産ラインの立ち上げテストのために造られた「pre-production」フェーズの個体です。これらにはナンバーを付けず、今回のようなテスト走行などをこなすとスクラップにされます。
なので、走ったのは修善寺にあるサイクル・スポーツセンターのサーキット内のみ。
今後のスバルの全モデルには、スバル・グローバル・プラットフォームと呼ぶ、新設計のプラットフォームを使うことが決まっていて、今回のインプレッサがその最初のモデルであるということです。「次世代スバル成功の試金石」なので、スバルさんチカラ入ってます。
進化したアイサイトVer.3と歩行者保護エアバッグを、スバルのエントリーモデルであるインプレッサに全車標準装備というところに頑張ってる感を感じます。
走ってみると、18インチホイール装着車にはトルク・ベクタリングが備わっていて、無しの17インチ車に比べると、確かにコーナリングが滑らかに感じます。ブレーキ径も大きくなっています。
でも、17のほうが若干ふわふわ感があるものの、軽快な感じがするのも確か。ふつうの街中が中心の使用なら17でよさそうです。
定番のボクサー・エンジンに組み合わされるのはCVTですが、最近の良くできたCVTは、わざとシフトの”段”つき感を与えたりしているうえに、例の、エンジン回転上昇にスピードが遅れてついてくる”ラバーバンド感”もかなり小さくなり、トルコンA/Tに比べた違和感が少なくなりました。
CVTの金属ベルトはこんなルックス。(ブルーのパーツは展示用押さえです。)
コースを走った後、整列する際に、誘導のヒトを検知してかなり手前で自動ブレーキが働いてしまって、ちょっと驚きました。これでは、都内なんかではかなりの頻度で起こってしまい、煩わしそう。
走らせたのはハッチバックでしたが、G4も1台ありました。
キャビン内の質感も少し向上。
先代のユーザー調査では、マツダのアクセラとガチンコ勝負だそうで、VWゴルフには負けていたそう。新インプレッサでこの差を無くしたいとのこと。さていかに。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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