2007年に登場してからほぼ10年目にモデルチェンジになったのがフォルクスワーゲンのSUVティグアン。
例の排ガス・スキャンダルで世間を欺いたカタチになったVW。ごく最近になってようやくUS政府と巨額の違反金を支払うことで決着をみそうですが、ユーザー団体やディーラー団体との問題もあるでしょうから、まだまだ長引くでしょう。でもこれこそ身から出たサビですからしかたないことです。自分VWだけでなく、業界の信用に傷をつけてしまったことも大きな問題ですし。
でも、VWの販売、さすがにUSでは落ちていますが、他ではあまり影響がなく、中国の伸びが全体を引っ張り上げ、昨年トータルでは伸長。世界最多台数に返り咲きです。
たぶんこの事件が無ければ、新ティグアンももう少し早く出たのではないかと思います。
で、このティグアン。絶対に良い出来であろうことは想像できるのですが、残念ながら「華」に欠けているように思います。
真面目な(って、欺いたVWに言うのもなんですが)造りに好感が持てるのは確かなんですが、やはり日本では割高な輸入車を選ぶのに、なんらかの華が必要なのではと思います。
素のモデルTSI Comfortlineが360万円です。やはりディーゼルの導入は今回は無し。
乗ってみたら、たぶんいいクルマで華も見つけられると思うので、乗れたらまた報告します。
Posted at 2017/01/19 00:06:20 | |
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