あまり知られていない
ポルシェのF1を過ぎたら、ついに私の大好きな時代のレーシングカー達がずらっと並んでいるのが見えました。
一番手前があの904GTS。
日本では1964年の鈴鹿での日本グランプリで、故式場壮吉さんが乗って、生澤徹さんのスカイラインGTとやりあって勝ったので有名ですね。
私のなかでは、2009年にヒストリック・モンテをRX-7で走ったときに、1分前のスタートが904で、強烈に印象に残っています。
いやーカッコ良かったです! 最後の最後で、目の前でクラッシュしてグラスファイバーが飛び散ったのもカッコ良かった! もったいなかったですけど。
そのむこうが908。これもいいですねぇ。67年製で、8気筒ボクサーで3リッターから350PS。
908ではこんなディスプレイもありました。
裸のボディです。
グラスファイバーで強化したプラスティック製で、なんとそのウェイトは、たったの130kg!! フロント・フェンダーの角には、内側から照明が当てられていて、それが透けて見えています。
こちらの小さくてプリミティヴなのは909 Bergspyder。
ベルクは山ですから、ヒルクライム用です。短距離を駆け上がるためだけに造られたマシン。同じく8気筒ボクサーながら、こちらは2リッターで275PS。
これ、走らせたらきっと気持ちイイです。ぶつかったら死にそうですけど。
そしてこちらはル・マン用のロング・テイルの908。
当時はル・マンのユーノディエール・ストレートはシケインが無く、超高速になるので、ドラッグを減らしてスピードを稼ぐため、お尻を伸ばすのが流行していました。
Posted at 2017/04/17 23:23:18 | |
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